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梅ちゃん先生 第7週-1 [物語]

ダンスパーティは成功裏に終わったらしい。パーティで儲けたお金は学校に寄付され、
女子医専の校舎に窓ガラスが入った。次の冬は凌ぎやすくなる?
梅子(堀北真希)達・C班のメンバーが中心となって貢献したのだからC班の結束は、
増々高まると思いきや? グループの女王の座を巡って、須藤雪子(黒川智花)と
沢田弥生(徳永えり)の主導権争いは、ますます激しくなる模様?

女子医専の制服に拘っていた雪子が、最新モードの私服で登校してきた。
かつて制服注文の新入時、雪子が、C班は全員、制服を着る様にしようと提案した。
弥生は、その時、雪子が「制服で通す」と言ったという。雪子は言わないという。
二人は、みんなの居る校庭で、言った、言わない、の水掛け論で大喧嘩。
ダンスパーティで仲良くなった中央医大生の伊東(庄野崎謙)たちが、学園祭で
芝居「ロミオとジュリエット」をするのに、協力要請があり、雪子がジュリエット役に立候補。
何の相談もなかった事に、弥生は面白くなく、二人は、この件でも角突き合わす。

雪子の実家は蒲田では有名な大病院らしいが、弥生も家族(両親・祖父母)から
応援してもらっている開業医の一人娘。梅子の家庭ですら制服ばかりではなく、少しは
お洒落したら?と言われる位である。弥生の家族だってお洒落を薦めているに違いない。
経済的理由で断っている梅子と違い、弥生は経済的な制約はなさそうだし、雪子の様に
洒落た私服を着たい?だが弥生は、雪子が、みんなで「制服で通す」と言ったと思い、
賛成したから断っている?しかしそれだけの理由ではなく、弥生は親の情にほだされて、
自分がダメになる事を恐れているのではないだろうか?

梅子の父・建造(高橋克実)は、「あれもだめ、これもだめ」のダメだし親父。
普通なら、束縛(ほだし)と感じる所、梅子は、信頼の‘絆’と思い、挑戦的に生きる。
弥生の場合は、両親や祖父母が鬱陶しいくらい優しく、甘えれば幾らでも甘えられる。
弥生の家族は情によって弥生を伸ばそうとする。しかし情は受け手によって‘ほだし’
即ち、束縛に変身しかねない。弥生は‘ほだし’を警戒しなければならない?
梅子・弥生・雪子は三者三様。それぞれ、親との距離感、親に対する感じ方が違う?
今後、その辺の背景が明らかになる様な事例が語られるだろうか?最近は、ダメだし
(子どもに厳しい)の親に風当たりが強い。選挙民も優しい政治家を好む傾向にある。
増税よりも「歳出削減」が厳しい。増税は実は大甘なのだが! 如何なものか
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