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朝ドラ・4ヒロインの比較分析(4) [物語]

今日は憲法記念日。日本国憲法が昭和22年(1947)5月3日に施行されて満65年。
その間、一度も改正されず、今もって、憲法改正の是非が問われ続けている。
日本国憲法は完全に偶像と化している。「民主」日本は偶像崇拝社会か?
(注釈)ここで「民主」は、神に対抗して民が成長して創った「民」主体の社会制度を言う。
百鬼夜行の現実社会は比較分析も難しい。従って今日も、4ヒロインの比較分析ということで
のどかにいきたい。今日の「梅ちゃん先生」は追試の話題だったが、これを分析対象とせず
4ヒロインの男女関係(恋愛、夫婦、不倫)などの比較分析を行いたいと思う。

大正3年(1914)生れ最年長の「カーネーション」の糸子は、幼馴染の奈津から「豚」といわれて
不器量に気付いていた。身の程知らずの片思い等はなかった?女学校を中退して奉公した
パッチ屋の次の奉公先「紳士服のロイヤル」で、兄弟子だった川本勝(駿河太郎)から、
母方の叔父の仲人で結婚を申込まれて目出度く結婚。勝との結婚で子を生したが、勝は、
出征し還らぬ人となった。その後、糸子には長崎から来た紳士服の職人・周防龍一(綾野剛)
という妻子ある不倫相手もできた。他の3人に不倫は無い。朝ドラのヒロインでは破格の人?
糸子は、不器量である事を自覚し、仕事を恋人にしていたが、仕事ができ、才覚のある
女性(今で言えばキャリアウーマン)は、当時(戦前戦争直後)でも持てたという事か?
いや、戦前戦後の混乱期だからこそ、糸子の猛烈な生き方が魅力を発揮できたのだろう。

次に大正11年(1922)生の「おひさま」の陽子(井上真央)は、幼馴染のタケオが憧れた
初恋の人というから、優しく可愛い容貌だったと思われる。彼女の初恋の人は、兄・春樹
(田中圭)の友人・川原(金子ノブアキ)。ヒロインの箔をつけるためにとってつけたような
淡く儚い初恋だった。結婚した相手は、陽子の女学生時代から知り合っていた日傘の女性
〔実は松本のそばやの女将・丸山徳子(樋口可南子)〕の息子・和成(高良健吾)だった。
結婚へいたる経緯は、3ヒロインの中で最も意表を付くものだった。また結婚生活も「ゲゲゲ」
の布美枝(松下奈緒)に次いで詳細に語られたように思う。結局、陽子は和成一筋だった。

昭和7年(1932)生れ最年少の「ゲゲゲ」の布美枝もまた、陽子と同様に、茂(向井理)
一筋の人生だった。朝ドラの「女の一生」物語は、糸子を例外とし、旦那一筋の結婚と家庭
を軸にするのが一般的な様に思う。さて、昭和4年(1929)生れの梅子(堀北真希)では、
どの様な男女の物語が生まれるのだろうか?梅子は学業に忙しく、当分男どころではない。
姉・松子(ミムラ)は戦死した婚約者をまだ忘れられない?上司・真田(平岳大)との関係や
如何?姉が縁遠いと梅子も縁遠くなる?今回はシングル女性の話もある? 如何なものか
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