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梅ちゃん先生 第8週-2 [物語]

昨日(昭和22年11月)から今日は、一挙に昭和25年(1950)6月になっていた。
その間の変遷は、どうなっているのだろうか?
昨日、最後に提起した「松子(ミムラ)と真田(平岳大)の関係」は忘れられている?
悲劇のヒロイン・あかね(宇野実彩子)は中島の正妻が死亡し、後釜に! 玉の輿である。
週刊誌に掲載される身分になっていた。この結果からだけ見ると、竹夫(小出恵介)は
あかねに捨てられたと言った方が適切なのかも知れない。梅子(堀北真希)の悲しみは
何だったのか?公平さを欠く身内の身贔屓に過ぎなかったのか?要らぬお節介だった。

その兄の竹夫はその事をよく心得ていた?一念発起、社員は自分だけとはいえ貿易会社を
起業していた。一人で頑張っている竹夫に、近頃では父・建造(高橋克実)も一目置いて
いるらしい(梅子の話)。食料統制は昭和50年頃には相当弛んでいた?下村家の食卓は、
約2年半で大きく変わり、品数多く豪華になった。(本当にこんなに変ったのか?)

約2年半経過した今回は、あかねと竹夫に大きな変化はあったものの、それ以外の人物に
大きな変化なし?梅子・医専の最上級生(5年生)。下村家も隣家の安岡家も相変わらず
バラック建築のままであった。近所の三上家については、前々回では出征中の旦那・和也
(滝藤賢一)が生還し、康子(岩崎ひろみ)等と涙の対面。前回(昭和22年時点)は店の
改築をしていたが、その後の変化については何の情報も無い。

今日の主な話題は、戦争中に松子の婚約者・吉岡智司に助けられたという謎の訪問者・Xだ。
Xは如才なく祖母や母、そして松子と談笑して帰った。帰り際、松子に家の新築について
それとなく打診していた。後から加藤(大沢健)と分かるが、Xを見送った後、松子が
梅子にXの名前も聞かなかったと言っていたので、もしやXは詐欺師ではないかと疑った。
何故なら、次の日曜日には下村家を改めて訪問し、尤もらしい名刺を持って、建造に新築を
勧めていたからである。しかしその疑いは、私の思い過ごしかも?

昭和25年6月は、朝鮮動乱が勃発した年である。この戦争で特需が増大。漁夫の利を得て
日本の戦後復興は一挙に加速していった。米国の政治姿勢も反共勢力の一員として独立、
再軍備もやむなしという姿勢に転換された。そして特需景気は建築ブームを起こした。
戸建住宅の建設は加藤の言う如く、このタイミングを逸すると資材の高騰で難しくなる?
下村家がこの時期に戸建住宅を建設できたのなら、やはり資産家というべきではないか?
Xは工務店の営業担当・加藤で、建造は家を新築する方に、私は賭ける。如何なものか
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