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孫に教えられ日食見物 [大家族]

今日は新月だが、それだけではなく日本で金環日食が見られるという珍しい日だった。
私自身は、一週間くらい前にテレビで取り上げているのを聞いて、「あーそうか!」と
聞き流していた。ところがたまたま孫のKotoと電話していて、日食観測専用の眼鏡
(solar glass)が余っているから送ってくれるという。我々ジジババは、時代遅れで
まだ準備していないだろうと心配してくれたのだ。年をとると何事にも鈍感になる。
今回の日食でいえば我々の住んでいる岡山は皆既日食ではなく、部分日食に過ぎないし
当日の天候もどうなるかわからないと思うと、準備にも若い頃の様にあまり燃えない。

Kotoが、色付きの下敷きやサングラスはダメだからと、凄く熱心に勧めてくれるので
我々も段々と、「よし!天体ショーを見よう!」という若い頃の気分が戻ってきた。
手紙も荷造もKotoがやって投函した翌日から、届いたかどうかの確認電話をしてくれる
という念の入れ方には感心!荷物には丁寧な送り状、2個の日食用グラスとその説明書と
共に、日食の説明書きまで入っているという行き届いたものだった。日食の説明書きは
バーバ用だという。私はネットで調べるだろうから分かると思うが、バーバはそこまで
しないだろうから、という実に細やかな気遣いには恐れ入った。

送ってくれた日食グラスは、3分間連続使用可能なキティーブランドの安全規格合格品。
薄曇の太陽光線では何も見えない。Kotoの住んでいる横浜は当初、曇だったらしく、
キティーブランドでは良く見えなかったので、今日も観測中に心配して電話してくれた。

DSC21-716.jpgDSC21-727.jpgDSC21-730.jpgDSC21-731_1.jpg
上の写真は、今日、撮った部分日食の写真である。日食グラスさまさまである。
Kotoの細やかな気遣いで若い頃の気分が戻ったとはいえ、写真撮影の周到な準備までは
気が回らなかったことと、写真機が古く性能が劣るため、不味い結果に終わった。
日食グラスでみた部分日食は最大で90%に達し、私の人生で最も素晴らしい日食だった。
最大の日食時刻は、当地では7:28という事だったが、写真は、7:16、27、30、31の
時刻に撮ったものである。(写真の上でクリックすると拡大する)アッという間の
天体ショーだったが、遠くの孫たちが近くに感じられた時間だった。如何なものか
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