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梅ちゃん_第11週61・62回 [物語]

梅子(堀北真希)も国家試験に合格して、晴れて医師となった。
しかし新聞紙上での発表は、“梅子”が“悔子”に!ちょいと不完全な合格?
自宅での祝賀会は、父・建造(高橋克実)が急患のための不在を除けば、下村一家、
隣家の安岡一家、三上一家、そして弥生(徳永えり)と、加藤(大沢健)も参加した。

祝賀会での注目ポイントは、松子(ミムラ)の縁談に関する話題と、梅子の飲みっぷり。
医師国家試験に全力投球。合格発表を見て安心し、腑抜け同然になった梅子にすれば、
祝酒の美味さも、人並み外れて格別だったろうと思う。しかし一升酒で二日酔いになり、
初出勤とはチョッと信じがたい。特に当時は、現代と違って男女差別のあった時代だ。
梅子は、見かけは可愛い(女優が堀北真希だから)が、並外れた女豪傑ではなかろうか?
「人は見かけによらない」というのは、正に、梅子の様な人間をいうのではなかろうか?

今日の62回を見ていて、また「ロミオとジュリエット」のリフレインか?と、思ってしまった。
第一内科と第二内科は、モンタギュー家やキャピュレット家に当る。ライバル意識丸出しの
第一内科に配属された梅子と、第二内科の松岡(高橋光臣)は仇同士なのに、恋人関係?
二人が、喫茶店と映画のデートをした噂は、内科のスタッフ、患者全員が知っている?
二人は「人の噂も七十五日」という諺から、75日間は会っても知らぬ振りをする約束をした。
この約束が、二人を自由に会えぬ縛りになってしまった。そこに思いがけなく、梅子が
主任教授の三枝(陰山泰)から、上気道感染症(かぜ)に関する論文を書く様に指示された。

梅子の論文は、一通り書けた段階で助教授の重岡(池田成志)が見てくれる事になったが、
梅子は、一通り書けるかどうかもわからないと、父・建造に泣きついた。しかし建造は
冷たく突き放した。一升酒の女豪傑は、こんな事では挫けない。岡部(品川徹)の所で
資料を入手するが、岡部は論文に必要な新しいデータは、松岡が調べて持っているはずと
教えてくれた。これでいよいよ、仮想の「ロミオとジュリエット」的舞台設定が完了したわけだ。

梅子は、廊下で見かけた松岡に論文の事を相談したいと思ったが、松岡と約束した
「廊下で会っても一切無視。良いですね!」を思い出して、話しかけるのを断念した。処が
松岡から呼止められ、しかも「良かったら論文を見てあげましょう」という優しい言葉。
やはり松岡は、私の予想通り梅子に惚れている?「廊下で会っても一切無視」という約束は
弥生や山倉の前での建前であり、本音はこっそりメモ等で連絡して内緒で会うつもりだった?
まともに会えない二人は「ロミオとジュリエット」の如く密会、そして悲劇に? 如何なものか
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