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梅ちゃん先生と国家財政危機 [閑話]

消費増税と社会保障の一体改革法案が、いよいよ山場に来ている。6/18日中に、
民主党内における修正案の合意を得る予定は、脆くも崩れた。今日のMNS産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120619/stt12061903250001-n1.htm
「民主党と消費税 「造反」許さぬ姿勢みせよ」と題した記事は、概略次の通り。
〔前略・・・18日の民主党内会合では、年金改革案の柱である最低保障年金の創設や
 後期高齢者医療制度の廃止をめぐる議論を「社会保障制度改革国民会議」に棚上げした事に、
 「修正合意は自民党案の丸のみ」などと批判が相次いだ。根底には、民主党マニフェスト
 (政権公約)を変えたくないという考え方がある。しかしそのマニフェストはムダ削減等で
 16.8兆円の財源を生み出せるとし、ばらまき政策を並べ、必要な財源を捻出できなかった。
 中略・・・ばらまき政策を撤回して国民に謝罪することこそ必要だ。〕と、している。
 
また、今日の日経Web刊では、「民主執行部、19日中の了承めざす 小沢系に造反の構え」
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO42770100Z10C12A6EB1000/?dg=1
と題して、民主党が、19日午後5時半から、都内のホテルで政策調査会の合同会議を開き、
3党修正協議で合意した社会保障と税の一体改革関連法案を巡る了承手続きを再開する事を
報じている。また、石原伸晃幹事長は、民主党について「19日中にまとめられなければ
反対の人と決別すればいい」と指摘。民主党執行部が党分裂を懸念して法案採決を先送りの
場合は、内閣不信任決議案や、首相への問責決議案提出に含みを持たせた、という。

最近の梅ちゃん先生で言えば、梅子(堀北真希)が、松岡(高橋光臣)に対する思いが
まとまらないのと、民主党内の意見がまとまらないのが、相似系に見えるのは私だけ?
ただ梅子の松岡に対する気持は、是非にかかわらず、時間をかければまとまるだろう。
しかし今の民主党内の「社会保障と税の一体改革」に関する意見の相違は、時間をかければ
何とかなるというレベルではないような気がする。

緊縮財政やEU支援の是非が争われたギリシャ再選挙(議会定数300)で、緊縮財政派の
新民主主義党(ND)が第1党になり、旧与党の全ギリシャ社会主義運動(PASOK)と
あわせて、162議席で、小差ながら過半数を占めるにいたった。ギリシャにも、今だ良識は
残っていた。ギリシャは、つい最近まで過酷な歴史を持った生い立ちの気の毒な国である。
それに比べて、日本はまだ伝統も保たれ人の心も素晴らしい。高齢者の自己犠牲の精神も、
いまだ健在である。梅ちゃん先生を信じる様に、我々は日本人の総体を信頼するべきだ。
社会保障と税の一体改革も、今回にこだわる必要は無い。梅子と松岡の冷却期間と同様に
社会保障と税の一体改革が、本当に大切な政策なら次の機会でも十分に成し遂げられる?
国民の多くも納得し国会でも議論を尽くし、後に禍根を残さぬ事が大切。如何なものか
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