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立秋と「おひさま」 [閑話]

今日は早、立秋。 ◎ 昨日の 空に秋立つ 気配して
昨日の空に、秋の気配を感じたが、今日の散歩途中、曇空になり、午後三時を過ぎて
突然、秋の風を感じ取った。あぁ~!私の大好きな夏は、もう過ぎていく。
これからの暑さは残暑でしかない。真夏よりも暑いかも知れないが、それは人工現象?
本当の夏は、通り過ぎて、後姿しか見えなくなっているのである。
四季の中で私の最も愛する夏の後姿は、キリリと引締まってカッコよく決っているか?
私の想像の中での現代の夏は、肥満気味?でヨタヨタ気味?だから暑さが長引く?

ブログを書き始めた2007年から昨年までの立秋の日のブログを読み返してみた。
2007年の立秋:2007年8月08日、および、2008年の立秋:2008年8月07日、共に
ブログを書いていたが、立秋に関する記述は、皆無であった。
2009年の立秋:2009年8月07日のブログは、10行にわたって立秋の記述があった。
2010年の立秋:2010年8月07日のブログは、わずか1行だが、立秋の記述があった。
書く事がないから、立秋を取上げるという側面はあるのだろうが、
空や風の気配に秋を感じ取れるのは、日本人特有の幸せ感なのだと思う。

昨年の立秋のブログは、「ゲゲゲの女房」19週 を話題にしていた。
そこで取上げられている話題は、茂(向井理)が弟子・倉田圭一(窪田正孝)への説教。
「焦っちゃいかん!ジックリ勉強しておかないと続かなくなる。アイデアを絞って脳が
カラカラに乾き切っても、そこからまだアイデアを捻り出さなければならない。焦って
賞をとっても続かなければ何にもならん。焦って選んだ道の先は、行き止まりだ。」
もう1つは、やり手の郁子(桜田聖子)が、嵐星社を辞職する件である。郁子を冷たいと
評した妹に、布美枝(松下奈緒)が諭す。「郁子さんは仕事の上で、やりたいことが
あったからではないか?仕事に生きるにはそれだけの覚悟が必要なのだろう。」と。

倉田への説教を、今現在のNHKTV小説「おひさま」の陽子(井上真央)に当て嵌めると、
ジックリ実力を付けて満を持して先生になったのではなかったことが、明らかになる。
布美枝の郁子評を陽子に適用すると「陽子は、人生でやりたい事があったから辞職」と
いう事になる。人生を有意義に生きるには、それだけの覚悟が必要なのであろう。
夏子先生(伊藤歩)は、校長にもなって見せる、日本一の女性教師になると宣言した。
夏子先生のように職業(仕事)に人生をかけるとき「社会と個人の相克」は生れる。
陽子の様に人生を何かにかけない時、「社会と個人の相克」は生れない?如何なものか
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