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民主党再生?② [社会]

今朝の朝日新聞によると参院比例区投票先に大きな変動があった。小鳩辞任の影響だろう。
参院比例区投票先:民主党・28%(20)、自民党・20%(20)、みんなの党・6%(9)
政党支持率:民主党・27%(21)、自民党・16%(15)
今日は、民主党代表に菅直人氏が選ばれた。代表選出の両院議員総会のTV中継を見ながら
私にとっては代わり映えしない民主党でも、その風向きが少し変わった理由を考えてみた。

最大の理由は小沢幹事長を外す姿勢を示した(昨日、渡部恒三がTV局を渡り歩いて宣伝)事?
今日の両院議員総会のTV中継にも、小沢氏の影も形も見えなかった。TV局に厳重指示した?
小沢氏は、当面の参院選勝利のために、そして民主党のために本気で黒子に徹する覚悟か?
それとも、一般大衆には見えないような本物の黒幕になろうとしているのか?あるいはまた
党を割って、独自の道を進むつもりなのか?私より1歳年下の68歳。もうその元気は無い?
私は小沢氏の政治家としての実力は評価している。ただ、その手法が閉鎖的である点などが
私の考え方と相容れないだけ。鳩ポッポ等よりも人として政治家として数段優れていると思う。
民主党の内情はボロボロだと私は推定しているし、この8ヶ月、ドンドン化けの皮が剥がれた。
しかし少なくとも政権交代をする迄に選挙戦略を考え、地盤を固めてきたのは小沢氏だろう。
鳩山、菅と相次いで鳩とトンビに油揚げならぬ首相の座をさらわれて胸中どんな思いなのか?

政権交代の大恩人である小沢氏を、後足で砂をかけるようなマネまでして票が欲しいのか?
私は政治家である前に人間で在らねばならぬと思う。私は古い人間かもしれないが、人間の
基本に古いも新しいもない。恩義ある人に礼を失しない様な民主党であって欲しい。
民主党の幹部は、「個人的には礼を失しない。何事も党のための演技」と思っているかも?
だが、そんなことまで演技して国民を騙すやり口が汚いのである。

菅氏と争った樽床伸二氏は小沢グループが応援していると聞いていた。しかし結果は150票を
下回った。小沢グループが自主投票になったから?今朝の樽床氏は“良く眠れた!”と言って
いたが、菅氏は、関係者らと今後の事で夜半を過ぎても相談していたという。付け焼刃もよく
ないが、樽床氏は本気で代表になるつもりで仮想シミュレーションをブレーンとやったのだろうか?
そのような緊迫した雰囲気の中でのシミュレーションが次に生かされる。小沢グループが自主投票に
なったのは、そのような緊迫したシミュレーション訓練がなされていなかったから?“治にいて乱を
忘れず”という言葉があるが、“乱”の中で若手がのんびり?民主党大丈夫?如何なものか。
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民主党再生? [社会]

小鳩連合艦隊があえなく座礁した。トップ人事を挿げ替えただけで民主党が即、再生できるの
だろうか?毎日新聞の記事によると、「鳩山首相退陣:挫折から光明を」 という。
そのためには、次のようなことの反省が必要と言う(私が適当に要約した)。
① 天下り官僚問題と、政策の立案過程での官僚の使い方の問題を混同してしまった。
② 安全保障政策、温室効果ガス削減問題、財政問題など国家的な戦略構築ができなかった。
③ 自民党政権を否定するところからスタートするという「政権交代」のやり方。

どれ1つ取っても、現在の民主党の実力から言えば困難なことばかりである。
msn産経ニュースを見たら「高村薫、森田実さんらに聞く」という記事にあった。(以下要約)
高村薫さん(57)は、「誰が新しい代表(首相)になっても、生まれ変わったとは考えにくい。
実現不可能のマニフェストを財源など見直して作り替えてもらうしかない。参院選では数合わせ
だけの連立工作をしないためにも、衆議院も解散したらいい」と語った。
森田実さん(77)も新内閣が取組むべき課題として、「解散して国民の審判を受ける。鳩山内閣
でさえ8カ月で終わった。国会で選ばれた首相には指導力はない」と衆参同時選挙を提言。
どうも、有識者は衆参同時選挙ということをお考えのようである。

私の考え方は、少し違う。このまま衆参同時選挙だと、国民の見識・判断がまだ定まらない中、
風評選挙になって、ますます訳が分からない状況に陥るのではないかと心配する。この際
民主党は、政権政党としての責任が、どれ程、大変なものかということを骨身に沁みて
貰わないと、二大政党論などチャンチャラ可笑しいのである。
今度、代表になるだろう菅直人氏も、第?代総理大臣の肩書きが欲しいのだろうが、貰ったら
さっさと同時選挙をして、自分は楽して儲け様という魂胆など、許すわけには行かないのだ。

目先の党利党略で口からでまかせ、カッコいいスタンドプレーばかりでは、政権政党の責任は
果たせない。国民に優しい「重厚長大福祉政策」で何処まで選挙に勝てるか?見極めたい。
或いは、国民が状況を考え、経済と国民福祉のバランスを考えられる賢い人間になるのか?
米軍基地の問題も、社民党のような綺麗事で、世界をうまく生きていけるのかどうか?
政権政党として、社民党をいい気にさせたまま、中途半端にしておくわけには行かないだろう。
「コンクリートから人へ」も、そう簡単な問題ではない。八ツ場ダムの工事は今も進行中。何事も
最初は自民党のセイにしておればよかった。人のセイに出来ない状況までやれ!如何なものか。
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小鳩同時辞任 [社会]

短命内閣だった。昼食時のTVで知った。辞任表明の途中から見たが、この人は最後まで余計な
ことをいう人だと思った。歴代の総理の中には、辞任の挨拶で名言を残した人も多いというのに
話に中身のない情けない人である。余計な事とは、小沢幹事長にも辞任を要求したこと。
“「私も引く。幹事長も恐縮だが引いてほしい」と申し上げた。幹事長も「分かった」と言った”
というが、小沢幹事長の方から、“私も引くから辞任して欲しい”と言ったという話もある。
いずれにしても、この期に及んで言わでもの事である。口数が多い割りに内容のない人物の典型
のような人だ。もう一つ余計と言えば、小林千代美衆院議員の責任にまで言及した事である。

小沢幹事長や小林千代美議員の進退について、“本人の判断に任せるべきだ”と言い続けたのではないのか?それなのに詰め腹を切らせられるのならば行きがけの駄賃に!とばかり、両人の
出処進退に言及するとは、実に情けない。それならば、もっと早くに首相判断を示すべきだった。
こういう事柄1つとっても、この人が首相の器で無い最低の首相だったことは明らかだ。

今日の夕刊ゲンダイに“鳩山首相を追い詰めた「3人のA級戦犯」”という記事がある。
その3人とは、平野官房長官、佐野忠克政務担当首相秘書官、松井孝治副官房長官だという。
この3人に、そういう側面がなかったわけでは無いだろうが、暗愚な上司に使われて大変だった?
この記事は明らかに鳩山弁護ととれるが、こんな暗愚な辞任首相にゴマをする意味があるのか?
それとも、この3人に何か恨みでもあるのか?

今日の夕刊ゲンダイには、他にも辞任騒動に関連して面白おかしく民主党をかばっている。曰く
「民主党など与党の参院過半数割れ等の混乱は国民のプラスにならない。喜ぶのは官僚。」
「民主党は汗を流し歯を食いしばって暮らしている国民に手を差し伸べる政策を打ち出している」
「道半ばで利権にまみれた自民党が与党になれば政権交代の意義が失われる」・・・・・。
見解の相違とはいえ、あまりにも既成概念を押し付けた抽象的・感情的な民主党贔屓である。
他にも、“輿石東民主党参議院議員会長という「がん」”という記事もある。
組織票を固めている輿石議員が参院選に負けそうだから「鳩山降ろし」に走ったという。
こうして、今日の夕刊ゲンダイを読むと、同紙は鳩山弁護派の民主党贔屓という雰囲気である。
鳩ポッポ内閣が、幼稚園並みのドタバタ素人政権であることを充分承知の上で、求心力として
鳩山氏は必要な人間?だとすれば、民主党政権は細川内閣 1993.08.09-1994.04.28、
羽田内閣 1994.04.28-06.30と同様に短命な政権を期待できるがさて、如何なものか。
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健康月報&最新世論調査 [閑話]

5月の私の健康管理状況をまとめた。当面目標をクリアした。結果は以下の通り。
1.万歩記録。合計・413千歩。1日平均・13352歩。1週間平均・93461歩。いずれも目標達成
2.筋トレ。実施日・18日で 実施率:0.581と目標実施率の50%以上を達成した。
3.スロージョギング。実施日・17日で 実施率:0.547と辛くも目標実施率50%以上を達成した。
  1日平均時間・29.1分 (1ヵ月間のスロージョギング実施時間/31日)
4.ゴルフ素振り、アプローチ、練習場等。13日実施で0.419。目標実施率30%以上を達成。
年初からの実施傾向を振り返ると、散歩の歩数は横ばい状態であるが、スロージョギングは下り坂
の歯止めがなかなか利かない。ゴルフ関係はシーズン中で先月より向上。年初から5ヶ月経過し
夏場を迎えて疲れも出てくる?目標値に拘らず体調に合わせたペース配分が大切だと思う。

さて国内の政治の方は、民主党内で、ポッポ鳩山の退陣論が沸きあがっているらしい。昨年夏の
政権交代選挙が小沢代表の辞任で実現したから今回の参院選挙も代表が辞任すれば勝てる、と
読んでいるとか?私は甘い読みだと思う。そうそう、柳の下に泥鰌がいるものではない。
昨日の神戸新聞に掲載された最新の世論調査によると、米軍普天間基地移設問題が大きく影響
していることが分かる。以下に、内閣支持率、参院比例代表投票先、政党支持率等を示した。

鳩山内閣支持率 19.1% 前回・20.7(1.6ポイント減)
比例投票先 民主党 19.9% 前回・24.1(3.5ポイント減)
比例投票先 自民党 20.9% 前回・19.9(1.0ポイント増)

支持政党率 民主党 20.5% 前回・24.1(3.6ポイント減)
支持政党率 自民党 21.9% 前回・18.7(3.2ポイント増)
支持政党率 みんなの党 10.5% 前回・11.5(1.0ポイント減)
支持政党率 社民党 4.5% 前回・1.6(2.9ポイント増)
支持政党率 公明党 4.4% 前回・3.1(1.1ポイント増)
支持政党率 共産党 2.0% 前回・2.7(0.7ポイント減)
支持なし  27.5% 前回・29.0(1.5ポイント減)
普天間問題で社民党が点数を上げている。昔の社民党の大半は民主党に入ったために民主党を
応援していた人が、少し社民党に先祖帰りしたということか?「みんなの党」も落着いてきた?
それにしても民主党支持率・20%を維持。子ども手当など根強い支持がある?如何なものか。

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