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民主党再生? [社会]

小鳩連合艦隊があえなく座礁した。トップ人事を挿げ替えただけで民主党が即、再生できるの
だろうか?毎日新聞の記事によると、「鳩山首相退陣:挫折から光明を」 という。
そのためには、次のようなことの反省が必要と言う(私が適当に要約した)。
① 天下り官僚問題と、政策の立案過程での官僚の使い方の問題を混同してしまった。
② 安全保障政策、温室効果ガス削減問題、財政問題など国家的な戦略構築ができなかった。
③ 自民党政権を否定するところからスタートするという「政権交代」のやり方。

どれ1つ取っても、現在の民主党の実力から言えば困難なことばかりである。
msn産経ニュースを見たら「高村薫、森田実さんらに聞く」という記事にあった。(以下要約)
高村薫さん(57)は、「誰が新しい代表(首相)になっても、生まれ変わったとは考えにくい。
実現不可能のマニフェストを財源など見直して作り替えてもらうしかない。参院選では数合わせ
だけの連立工作をしないためにも、衆議院も解散したらいい」と語った。
森田実さん(77)も新内閣が取組むべき課題として、「解散して国民の審判を受ける。鳩山内閣
でさえ8カ月で終わった。国会で選ばれた首相には指導力はない」と衆参同時選挙を提言。
どうも、有識者は衆参同時選挙ということをお考えのようである。

私の考え方は、少し違う。このまま衆参同時選挙だと、国民の見識・判断がまだ定まらない中、
風評選挙になって、ますます訳が分からない状況に陥るのではないかと心配する。この際
民主党は、政権政党としての責任が、どれ程、大変なものかということを骨身に沁みて
貰わないと、二大政党論などチャンチャラ可笑しいのである。
今度、代表になるだろう菅直人氏も、第?代総理大臣の肩書きが欲しいのだろうが、貰ったら
さっさと同時選挙をして、自分は楽して儲け様という魂胆など、許すわけには行かないのだ。

目先の党利党略で口からでまかせ、カッコいいスタンドプレーばかりでは、政権政党の責任は
果たせない。国民に優しい「重厚長大福祉政策」で何処まで選挙に勝てるか?見極めたい。
或いは、国民が状況を考え、経済と国民福祉のバランスを考えられる賢い人間になるのか?
米軍基地の問題も、社民党のような綺麗事で、世界をうまく生きていけるのかどうか?
政権政党として、社民党をいい気にさせたまま、中途半端にしておくわけには行かないだろう。
「コンクリートから人へ」も、そう簡単な問題ではない。八ツ場ダムの工事は今も進行中。何事も
最初は自民党のセイにしておればよかった。人のセイに出来ない状況までやれ!如何なものか。
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