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民主党の裏切り [歴史]

昨日、今日と国会の代表質問に対する菅首相の答弁を聞いていて、実に情けない!と思った。
普天間問題や小沢隠しなど守りの部分では官僚作成の答弁用原稿の棒読みで、経済問題等の
攻めの部分では、調子のいい超党派財政再建などで、無責任発言を行っていた。
国民の支持(世論調査における内閣支持率や参議院選挙における民主党への投票率)を背景に
参議院選挙によって一定の支持を得れば、9ヶ月以上は政権を維持できると考えているのか?
確かに、鳩ポッポに比べると菅は大人に見える。だが比較対象の鳩ポッポが酷過ぎることを
勘定に入れないといけない。小沢だって議員辞職したわけではない。

民主党の問題は余りにも多岐にわたる無責任政治体質であり、従って分かり易く議論し難い。
従って、此処では「普天間問題」に限って、その無責任体質を論じて見たいと思う。
そもそも沖縄問題と言うのは大変に根が深い。沖縄は、慶長14年(1609)まだ豊臣政権時代
薩摩藩が植民地化した。しかし薩摩藩は中国政府を刺激せず、沖縄を介して中国、そして
米国や欧州とも間接的に取引し、また砂糖産業などで裕福になった。明治12年(1879)
琉球政府を廃して沖縄県とした。しかし沖縄は日本本土の文化・伝統とも異なっていたことが
戦後(昭和27年:1952)日米安保条約発効と共に、沖縄を切り離す事に、多くの日本人が
苦しみを感じなかった大きな理由だった。昭和47年(1972)に沖縄は返還されたが、
いま振り返ってみると、政治的なショーであった一面が強かったように思う。

沖縄は、第二次世界大戦終末の米軍上陸による大きな被害だけでなく、封建時代や、戦後でも
様々な苦役を強いられてきているのである。そのような人々のことを真に思うのであれば、
鳩ポッポのようなマネは出来ないだろう。余りにも無責任な発言を重ねておいて、最後には
勉強不足だった!元の辺野古に戻します。ハイさようなら! ・・・は余りにも酷過ぎる。然るに
日本国民のこの非情さ!はなんだ?こんな酷い目に会わされた沖縄の事など忘れた様に
菅首相や民主党を大勢が支持するとは!日本人の真心、思い遣りの精神は何処に行った?

代表質問に立った人々は、鳩ポッポを補佐する立場にあった当時の菅副首相や担当大臣だった
岡田克也・前原誠司・北澤俊美その他の人々の責任を追及していたが“カエルの面にションベン”
厚顔破廉恥なのは国民の支持があるからだ。沖縄が日本では特別な地域であるとはいえ
此処まで沖縄の人々の心をもてあそんだ民主党政権を支持するとはどういう神経をしている?
自己中心の我が身を省みよ!日本人の真心よ甦れ!民主党にお灸をすえよ!如何なものか。
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