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ルーピー鳩山とモンスター [閑話]

昨夜の合唱練習の休憩時間、誰かがルーピー鳩山の事を話題にしかけた時、“あれはもう終わった
あんなのはもう話題にもしちゃあいけん!”、というきつい一言があって立ち消えになった。
なるほど、生々しい現状を知っているものにはそうかも分からない。しかしこういう意見には、
忘れっぽい日本人の欠点を助長してしまうという問題がある。生々しい状況が忘れ去られた時
いい加減な奴が、あの時の鳩山は立派だったというかも分からない。だから念を入れて書く。

先日、「ザ!世界仰天ニュース モンスターペアレント驚きの実態とは!?」の事を思い出した。
第1の事例:徒競走で1番になるはずの息子が、転倒してビリに。可哀想だからやり直し要求
というのがあった。親が、冗談抜きで、本気で“徒競走のやり直し”を要求?その原因は?
第2の事例:或る時、気が付いたらこどもが箸の持ち方を知らない。父親は学校に怒鳴り込んだ。
「うちの子が、箸の持ち方も知らないのは教師の責任だ。その位の事、チャンと教えろ!」

私はルーピー鳩山の問題を含めて、問題の本質は、家庭内の教育にあることを強調したい。
第2の事例では、親が“箸の持ち方”を知っているのに要求しているのかどうか?という疑問は
残るが、いずれにしても、親自身の成人までの家庭内教育に問題がある。
第1の事例と、今回の普天間基地移設問題とは、非常に相似していることがわかる。
大切な仲間:第1事例では・「徒競走で転んだ息子」≒普天間問題では・「沖縄」 
要求相手:第1事例では・「学校の先生」≒普天間問題では・「アメリカ」
要求理由:どちらも可哀想だからやり直しを要求。モンスターペアレントとルーピー鳩山の事例の
相似形から、両者の問題の根源は「家庭内教育」であることを閃いたのである。

日本の家庭の多くは、子どもを個性豊かに型にはまらない独創的な人間に育てようと考え、
従来の家庭内で(立派な家庭ほど)行われていた教育は捨て去られていった?また、そのため
親の干渉を避けた?だから親子の対話も尊重されず世代間も断絶?ルーピーかつ脱税王
鳩山のオン母上は、10数億ものお金を息子に渡したのに直接は愚か電話一本の連絡も
なさらなかった。親子の断絶、此処にあり!日本と西欧と違いに、人生観、宗教観、哲学観の深さ
がある。それらは全て家庭内教育の柱である。まだ明治維新の志士や明治時代の要人には中途
半端でも人生観、宗教観、哲学観の深さがあった。家庭内教育のポイントは基本に忠実で基本を
外さない事。“日本では型に嵌める”と最近では敬遠されがちだが、「急がば回れ」の諺もある。
要人にまで家庭内教育の衰退者が蔓延しているなら、日本の一大事である。如何なものか。
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極上ルーピー鳩山 [社会]

今朝、TVを見ていると、昨日の全国知事会議の席上、尖閣諸島の領有権問題に関する質問に
ルーピー鳩山は、尖閣諸島を巡る日米安保発動について、「(米国に)確かめる必要がある」と
述べた。この件は既に前政権時代、麻生太郎首相らが、「安保条約は適用される」との米公式
見解を確認済である。尖閣諸島は、米国から日本に返還された、という歴史的経緯がある。
また、38年前に日本に返還された沖縄県について「復帰後27年」と語ったという。

自国の首相の名前も知らない一般庶民ならば仕方ないとしても、気の利いた日本国民なら
この程度の知識がなければ反省する。日本の現役首相としては、謝って済む問題ではない。
国家の3要素である「領土」、「国民」、「主権」に関して、ルーピー鳩山は庶民以下の知識?
中学・高校で学習した「社会」のお勉強は東大に合格したら、すっかりお忘れのようだ。
首相の最も基本的な任務は、国家の「領土」、「国民」、「主権」を守る事である。
それ以外の細かな事は、その基本的任務を遂行するために必要なものである。ルーピー鳩山は、
一般庶民同様、私利私欲、党利党略にばかり気をとられているから、根本的な事が見えない。
上記の一連の問題回答を引き出した質問者は石原都知事だが、あきれ果てて途中退席した?
この様な基本的な問題をなおざりにして、安全はタダであると極上ルーピー鳩山と民主党および
民主党を選択した日本国民は勘違いしている。尖閣諸島くらい中国にやれば良いじゃないか?
沖縄に基地がなくなっても安全は保証される?と、平和ボケの日本人は、何となくぼんやりと
考えている。何せ自分のことばかりで、私利私欲の固まりだから。

まあ、庶民の2~3割くらいまではそうであっても仕方がない。現役首相までがそうだとは!
しかしこのルーピー鳩山を首相にしたのは、誰あろう、民主党に投票した4割以上の日本国民だ。
そして権力に目が眩み党利党略に走って、国民の事など考えず、「皆で渡れば怖くない」式に
小鳩政権の言いなりで動いた小沢チルドレンを含む大多数の民主党員である。既に海図のない
航海に船出してしまった日本丸は今後、どの様な方向に進んでいくのか? 月並みだが大きく
分けて、右翼化、左翼化、中道、の3つの道が考えられる。自民党路線は中道的だった?
これを嫌って政権交代したのだから戻るのは難しい?民主党の基盤には連合と日教組がある。
従って左翼化?日本の歴史上、左翼化の成功例は短期間のみ。米国も右翼化を警戒している
というが、私も同感である。現在の民主党は官僚の知識を利用せず皆がルーピーになっている。
党利党略、私利私欲が少なく官僚の知識を活用して、より多くの国民のためになる政治を行う
創造的政党こそが未来を開くのでは? 右翼化だけは止めて欲しい。如何なものか。
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2010.05月上京 [大家族]

数日間、関東方面に出かけて、都心の経験に特に乏しくなっている事、即ち“お上りさん”状態に
なっている事に気づかされた。幾つか、“お上りさん”体験を書きとめておこう。
① 液晶パネル式のコインロッカーに出くわして、四苦八苦。
② SUICAが、私鉄、JR、地下鉄(東京・横浜)共通になったこと。
③ 東京スカイタワーを初めて見たこと。(六本木ヒルズの展望台から遠望)
他にもあったような気がするが忘れてしまった。5月末で当地に引っ込んで丸八年、直後の7月に
生れたKotoが今年で小学2年、身長・130cmになるのだから、私も忘れていた年を感じる。

仕事の関係で二日とられたが、後の二日は、孫や子供たちとの再会。そして、今日、帰宅前に
絵には何の知識もないのだが、六本木ヒルズで開催中の「ボストン美術館展」に行ってきた。
昨夜はKotoと「オセロ」をやった後、延々と「隠れん坊」ごっこをした。
家の中での隠れん坊だったので、後半、私は隠れる場所が思いつかず、Kotoが隠れるのだが、
なかなかアイデアが良く、盲点を衝かれて何度も見つけることが出来なかった。
ついに疲れて休んでいた頃に、Keikoから連絡があり、お開きとなって解放された。

「ボストン美術館展」は、予期していた以上に素晴らしかった。
大原美術館でも所蔵されている名だたる画家の名が絢爛豪華に居並んでいた。展示品は80点
どれ1つとして見過ごしにできるものはなかった。最初の肖像画の部屋で度肝を抜かれた。
これだけ多くの肖像画(19点)。ルネッサンス時代の1545年~1910年のピカソの“女性の肖像”迄
イタリア、スペイン、フランドル、オランダ、イギリス、フランスの著名な画家達が競う。
踊り子の絵で有名なエドガー・ドガの妹夫婦を描いた肖像画(1865年頃:ドガ31歳頃の作品)は
生涯、自分の身近に置いていたという。解説には“格式ばった夫と物思いに耽り不安を抱えて
いる様に見える妻(妹)、人生の行動的および思索的側面の両方が表現されている”とある。

宗教画(10点)も勿論素晴らしかった。ドメニコ・フェッティの「改悛のマグダラのマリア」は感動もの
オランダの室内のコーナーでは「台所の内部」や「オランダの家」の内部の絵があった。1660~70年代
日本では徳川4代将軍の江戸前期、台所に美を感じただろうか?オランダではプロテスタントの信仰
厚く、家庭生活の美徳を描いている様である。会場を管理している画学生にそういう視点の
日本画はいつ頃生れたか聞いてみたが、思い出せなかったようだ。私は明治以降だと思う。
沢山、感動したがゴッホの「オーヴェールの家々」の色の輝きに息を呑んだ。書きたい事は
沢山あるが、睡眠時間がなくなるので、これでお開きとする。如何なものか。
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日米同盟の評価 [社会]

昨日(5/22)からの雨は、一向に止む気配もなく終日降った。当地では比較的珍しい日だ。
こういう鬱陶しい日には、丁度お似合いのうっとうしい話を書き残しておきたい。

5/23朝の朝日新聞(大阪本社発行)は、“米海兵隊の「抑止力」とは”という見出しで、
普天間移設問題が、沖縄県内に回帰したことを取り上げ、米軍基地の適正水準等を論じていた。
すなわち、沖縄県への過度な米軍基地の集中に関して、論理的な根拠が不足している。もっと
オープンな議論を行って、米軍基地の適正水準を明らかにし、その水準に向かって適正化して
いくという考え方である。米海兵隊の「抑止力」に関する更に突っ込んだ議論が展開された。
こういう議論は、ある意味、誠に素人臭いが、ノウ天気鳩ポッポ首相のブレまくり発言の後始末と
して、この際、それなりの見識ある人々による意見や議論もお役に立ったかな?どうだろう。

先ず米海兵隊の「抑止力」の対象=北朝鮮、中国。なぜ沖縄か?=本土より近い。<岡田外相>
「抑止力」は“武力による威嚇”(日本憲法で放棄)に相当。<岡田外相> →米国頼み。
沖縄の海兵隊の有事における任務の詳細は明かせない。→米軍戦争計画の根幹だから。
この点を、最近、ルース駐日大使が、講演会で詳しく説明した。→これでもよく分からない?
沖縄海兵隊の有事の任務も良く分からない日本には、その規模等に関する評価もできない。
実像が良く見えないのに、日本が簡単に変更に着手するわけにもいかない。というわけで
“圧倒的優位の米国(超大国)と同盟を組むことの難しさ”という事で、記事を締め括った。

軍事同盟で私が一番に思い出すのが、昭和15年(1940)に締結した日独伊三国同盟である。
第二次世界大戦前夜のこの軍事同盟は、瞬く間に日本を滅亡に導き、大悲劇を起こした。
この軍事同盟に関して、論理的・理性的な事前の評価があったのだろうか?
戦争というのは論理や理性だけで遂行できるものはできない?魑魅魍魎の世界を含むのだ。
社民党のゴリ押しを進めると、日米同盟の離脱? そうなると中・韓に昔の仇をとられる?
大凡明らかな事は、キッと日本は貧乏になるだろう!昨日、“金持ちになるのは三途の川を
わたること?”と書いたが、貧乏は三途の川が遠のくので良いかも。だが待ってくれ!
第二次世界大戦前夜の日本は貧乏になりたくないから、国際連盟を離脱(1933)。泥沼の
侵略戦争に突き進んだ? そして日独伊三国同盟を締結したのだ。となれば日米同盟を離脱
したら、またまた貧乏になりたくないために、気も動転し、今度は日・中・韓三国同盟を
締結して、西洋諸国とまたまた乾坤一擲の対決? くわばら!くわばら! 如何なものか。
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「ゲゲゲの花嫁」と貧乏 [物語]

「ゲゲゲの女房」の第8週:  “父の上京”も無事に終了した。
布美枝(松下奈緒)の父(大杉連)の上京や、調布の貸本屋「こみち書房」については、
武良布枝原作「ゲゲゲの女房」には記述されていない。しかし実際ありそうな話である。
貸本屋の女主人・美智子(松坂慶子)と、私の思い出のセータを着た小林太一(鈴木裕樹)が
演じた葛藤は作り話であろうが泣かせる。太一(鈴木裕樹)青年は1950年代後半に始まった
集団就職組みだろう。「Always 三丁目の夕日」で重要な役を演じた星野六子(堀北真希)と
同級生で少しぐれている青年・中山武雄(浅利陽介)も、集団就職組みだった。

あの時代(1960年代前半)は皆が貧乏だった。しかしみんなが肩を寄せ合い、助け合って
生きていた様に思う。貸本屋「こみち書房」の女主人・美智子(松坂慶子)が疎開先で息子を
亡くした話もありそうな事である。皆が懸命に生きている中で責任を追及する等ありえない。
ジッと我慢して、そして悩み多い小林太一(鈴木裕樹)を息子の様に慈しむ心は美しい。
皆、それぞれが自分の身近な中で、できることを精一杯に努力し積重ねること以外に、他に
何が人間に出来るのだろうか?他に出来る事は、不平不満を抑制することぐらいである。

「ゲゲゲの女房」は、来週には結婚一周年を迎えるということだから、1962年になる。
約1/3を経過したが、まだまだ貧乏は続きそうである。しかしあまり心配には及ばない。
武良布枝原作の「ゲゲゲの女房」:第4章「来るべきときが来た!」によると、
昭和38年(1963)頃から、水木しげるのマンガが世間に認められるようになった、とある。
2011年に結婚生活50周年を迎える水木夫婦にしてみれば最初の2,3年に過ぎない話である。
原作の貧乏物語は、第三章「底なしの貧乏」の50頁強で、従って本全体の約1/4強になる。

NHKテレビ小説「ゲゲゲの女房」では、貧乏物語はどの程度続くのだろうか?このドラマは、出世
or成功物語?それとも成長物語?或いは伝記?生活史?2年前のNHKテレビ小説「だんだん」に
は、劇的展開と共に、成功物語それとも成長物語?を問い続ける面白さがあった。今回の
「ゲゲゲの女房」には生活史的な面白さがある。現代人は貧乏や格差を嫌がるがその一端が
「ゲゲゲの女房」の物語によって解明されれば楽しいと思うがどうだろう。幽霊の居た時代の
人達は三途の川を急いで渡らずに、生きて幽霊を楽しんだ?幽霊の居ない現代は楽しみが
少ないし、三途の川も渡りたくないから、金持ちになりたがる?「ゲゲゲの女房」の物語から
金持ちになることは三途の川を渡るようなものと閃くとしたら面白かろう? 如何なものか。
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普天間問題'10.05.20 [社会]

今日の天気予報は晴れだったが昼頃から雲に覆われ、午後の散歩は一雨来そうな気配だった。
やはり途中から降った。大した雨ではなかったからスロージョギング中でもあり、傘も差さず続行。
小雨の中、スロージョギングを続けながら、私は人から見たらどう見えるだろうか?と考えた。
何だか生きる事に執着しているように見える?イヤ、人がどう思うかではなく自分が健康に
執着しているのを惨めに思えてくる。どんなに健康管理しても病気になるときにはなる。
それでも私は、日々、健康管理のために体力の続く限り、様々な運動などをしていくだろう。
私は「取り越し苦労」なのだろう。人にはそれぞれの性格があり、それぞれの生き方がある。

今日の朝日の朝刊に“普天間 日米共同声明へ 今月末・辺野古移設を明記”の記事が載った。
この種の記事は、産経や毎日の朝刊にはなかった?日経が3面?山陽新聞は、1面トップだった。
この記事を全面的に信用すべきか?週刊朝日最新号は、“鳩山が隠し持つ最後の「腹案」”という
記事を掲載。msn産経ニュースは早速、福島社民党党首は「普天間 日米共同声明」に反対。
素直に、“普天間 日米共同声明”がまとまるとも思えない雰囲気だ。asahi.comでは
“徳之島の移設賛成派が基地受け入れ条件 官房長官に提出”(5/20 12:37)という
記事を掲載している。3市の借金の棒引きなど結構、お金が掛りそうな話である。
前のブログ「普天間問題'10.05.05」と今日の新聞では、問題の本質はそれ程かわっていない。
朝日新聞が、4面に「普天間 結局現行案並み」という記事で、様々な問題点を指摘している。

私が鳩山首相を許せないのは、自民党が苦労に苦労を重ねて積み上げてきた移設案を、ロクに
中身を知りもしないド素人が、よくも口幅ったいことを言ってくれたものだということである。
金を明かして説得したというと聞こえは悪いが結局、金しかなくやっと合意に漕ぎ着けたのだ。
これで辺野古でなかったら、この案を作り上げる過程で使ったお金は無駄になる。
鳩ポッポ首相や内閣・与党の不用意な発言で、金を貰っていない陣営が反対を言い出して、
一般市民に火をつけてしまった。例えば、今、徳之島に移設するとなれば、また説得に新しく
膨大なお金が掛る。何処にするにしても、国民の税金を垂れ流しする事になるのだ。
鳩ポッポ首相は私のような「取り越し苦労」はしないのだろう。だから首相まで出世されたのだ。
「取り越し苦労」の本来の意味はそれ程悪い意味は無い。「取り越し苦労」という前後の配慮が
これだけ欠けた鳩ポッポ氏がのさばる社会とは、どんな社会?鳩ポッポ氏の様に知性は高くとも
前後を考えず好き勝手を皆が言う社会ではないか?幼稚園の様な、イヤ、純真さがなくて
悪知恵だけ付いているから、結局、幼稚園以下の幼稚な社会ではないか? 如何なものか。
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鳩ポッポ内閣支持率 [社会]

TKY20100517内閣支持率1.jpg朝日新聞社が15,16両日実施した全国世論調査(電話)が
昨日発表された(図の通り)。
今回の鳩山内閣の支持率は21%(前回:25%)、政党支持率は
民主党・24%(前回:23%)、自民党・15%(前回:14%)
この結果に関して、過去の内閣の実績を分析して、支持率が20%
前後まで下落した内閣の余命は長くても、1年足らず、短ければ、2,3カ月との御託宣。
鳩山内閣の余命は兎も角、民主党への拘りは只事ではないのではないか?愈々、日本人の
不可思議なパワーが又もうごめき出したのではないか?という不安に駆られるのである。

今の鳩山内閣が、「コンクリートから人へ」を打ち出し、「政治と金」、「普天間問題」で大きなミソを
付けた。それでも民主党支持が根強いのは、既に新しい民主党路線での一儲け路線が敷かれ
全国の既得権者がそれに乗っているのではないか?高度成長期、雨後の竹の子の様に生れた
地方の中小・零細土建業者、即ち地方の有力者・既得権者で「コンクリートから人へ」の準備が
できた連中が相当数に達している事が伺える。また「子ども手当」を受け取る有権者の多くは
もらえるものを敢えて辞退しないだろう。自民党は、地方既得権者の行き詰まりを蔑ろにして
政策論争で立ち向かったが、民主党は、政策ではなく、地方既得権者への利益誘導で彼らの
方向性を示し、自分達を支援しない限り、滅亡するという背水の陣へと追い込んだのでは?

「子ども手当」は全額支給だと年間5.3兆円以上の新市場が期待できる。土建業以上の妙味ある
商機が、そこに転がっている?官公庁経由ではなく民衆の家庭から直接、掠め取れるわけだ。
「子ども手当」を受ける民衆は、臨時収入だから財布の紐も緩むだろう。その場合、問題は
その金が有効に使われるか?或いは、民主党主体の政権が、健全財政策を行う事が出来る
のか?今のような垂れ流し経済政策では、最近のギリシャのような財政危機に陥るだろう。

地方既得権者は地方を守るためには大切な存在であるが、横峰さくらのように地方のために多額
の寄付をする様な善良な人ばかりではない。政権は地方既得権者と上手な連携を図らなければ
何も変わらない。民主党の党利党略の選挙手法を見ていると、自民党以上の悪質な利益誘導で
地方既得権者と上手な連携を図れるわけがない?日本を破滅に導くのではないか?
鳩山首相や小沢幹事長は、人によっては人のために尽くしている様にみえるらしいが、小泉首相
が言われ続けた「歴史に名を残したい」という野心満々なのではないか?如何なものか。
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「ゲゲゲの女房」とセータの思い出 [思い出]

先週末から今週にかけて、「こみち書房」の常連客で水木のファン・小林太一(鈴木裕樹)が
ラブレターの件で気まずい思いをする場面があった。その件で同僚の土井真弓(菊里ひかり)が
「こみち書房」の女主人・美智子(松坂慶子)に相談に来た時に、折悪しく太一も居合わす。

まあ、その話は「ゲゲゲの女房」のメインではない話なのだが、チョッと私が気になったのは
太一(鈴木裕樹)が着ていたセータだ。左側だけの二の腕の処に、二本の白い線が模様として
入っている。現代だと何の違和感もないが「ゲゲゲの女房」の新婚時代(1961)頃には結構、
斬新なデザインだったのでは?衣装スタッフか誰かに、この種のセータに感慨があったのでは?
私にもこの種のセータ?に思い出がある。私が中学生の昭和30年(1955秋?)、父が東京出張
の土産に、これと同様のセータを買って帰ってきたのである。(この件は以前ブログに書いた?)
当時、私の第一感は「常識外れでオカシイ!」だったが、父親から流行の先端だからと説得され
表に着てでたら、近所の腕白どもに随分とからかわれた覚えがある。いろいろ言われたが、
煎じ詰めると、「毛糸が足りなくて、苦肉の策でそうなったのだろう?」、と言うのである。
私のセータは、太一のものよりも念が入っていて、地色が緑系グレー、腕の2本の模様が白ではなく
エンジ色と濃紺の二色の組合せ、かつ、太一のVネックではなく、ポロシャツの様なたて襟付きだった。

太一の時代よりも5年以上早く、かつ、当時はテレビもなく、流行の伝達も遅かった時代に、
神戸で当時、最新流行のデザインを着用した事は、今となっては何かうれしい思い出だ。
父は建築美術・デザインを相当に勉強していたようだ。父の世代は大正ロマンの直接の担い手
ではなかったがその雰囲気を受け継いで、斬新なデザインなどには鋭い感覚を養っていた?
その感覚が、アメリカ発のデザインを気に入って息子への土産にしてくれたのだろう。

あの当時には、ブツブツ文句を言いながら着ていたように思う。
そのセータ?を着た写真があったのだが、現在の我が家には見当たらなかった。それ以後、
父は私の着るものを独断で購入せず、いつも一緒に行って買ってもらった?従って、
その後は、こんな思い掛けない服を買ってもらった記憶は無い。我家は決して豊かな家庭では
なかったが、今思うと、両親は私のことを大切に思っていてくれたのだと、改めて感謝する。
「ゲゲゲの女房」の衣装スタッフか誰かに、このセータの思い出があるのか?どうか?
聞いてみたいような気がする。如何なものか。
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鳩ポッポ首相とその仲間 [社会]

今日は、1972年の今日返還された「沖縄本土復帰記念日」である。
1950年6月に北朝鮮が軍事進攻した朝鮮戦争や、1960年12月に南ベトナム解放民族戦線が
武力攻撃を開始したベトナム戦争等、1950年代~1960年代の東西冷戦が終結に向かい「沖縄
復帰」が実現した。しかしアメリカの東側諸国に対する沖縄の軍事基地としての重要性はイラク、
アフガニスタンなどの攻撃拠点および後方支援基地として継続していることになっている。
そうした中、日本は沖縄の負担軽減と日米安保条約の両立を考え、普天間基地の移転と沖縄の
基地負担軽減策としてのロードマップ合意にこぎつけた。

確かに沖縄返還後、すでに38年の歳月が流れている。遅すぎるという非難はあるだろう。
だが、自民党が苦労して作り上げた沖縄の基地負担軽減ロードマップをご破算にして、それ以上
の早急な基地負担軽減策が可能になるのだろうか? そんな事は考えられない。
某週刊誌に、「沖縄で罵倒され、徳之島の3町長に提案を蹴られ、米国にはルーピーと言われ、
それでも鳩山首相はどこか楽しそう。」、「こんな首相でもなお日本ではデモの1つも起きない。」
「どこかの首相が、“抑止力について初めて学んだ”なんていったら、クーデターが起きる?」
などと書かれている。このような鳩ポッポ首相を頂いている主要閣僚も同罪では?

某週刊誌によると、鳩山首相が沖縄訪問した5月7日の後、岡田外相は、‘辺野古‐徳之島案’
以外の腹案について、きっぱりと「何もない」と言い切ったそうだ。外相は、次の首相に意欲?
従って現状打開の意欲はないとのこと。また菅副総理も、「私は(普天間問題に)ほぼ関わりを
持っていません。総理から“手を煩わせないでやりたい”と、いわれているので」、とのこと。
平野官房長官は、普天間問題の仕切り役であり、その責任は重いが、史上最低の無能官房長官
というのが、記者たちの共通認識という。この首相にして、この官房長官あり、ということか?

前原国交相と小沢幹事長は、高速道路問題でいがみ合い、社民党は鳩山首相と同じで出来も
しないことを平然と言っている?官邸サイドは知事会で一定の理解を得たうえで5月末までに
政府方針を決めて「決着」の体裁を整えたい。平野官房長官は13日の記者会見で「閣議了解」
を模索する考えを示した。しかし社民党・国民新党の両幹事長は同日、与党党首級の基本政策
閣僚委員会は「開くべきではない」と申し入れた。与党の足並みはそろわない?閣内も全く連携
なし?オシム・サッカー日本代表前監督のいう戦略的ディシプリンや、チームメイトへの献身的努力等の
カケラもないか?バラバラの自己保身!こんな政府を誰が相手にする?如何なものか。
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ゲゲゲの女房の新婚時代 [物語]

最近、散歩の途中で行きかう人たちに積極的に挨拶するように心掛けている。今までも、
小学生や子連れのお母さんなどとは挨拶を交わしていたが、積極的な心が通じるのか、
こちらより先に挨拶される事もままある。但し、目を逸らしたり顔を背けたり、いかにも
挨拶してくれるな!という感じの人には心の中で挨拶するだけにしている。
意外と挨拶を返してくれる。特に小学低学年は確率が高い。同年輩や中高生なども含めて
老若男女を問わず挨拶すると、返事がなくとも楽しくなる。いつまで継続するか分からないが
いつでも散歩のときには、気楽に挨拶できる心境になれる様に心掛けたいものである。

最近は毎日のように「ゲゲゲの女房」を見ている。ドラマでは布美枝(松下奈緒)が貧乏生活を
やりくりしている。松下奈緒が“「ゲゲゲの女房」奮戦記”(文芸春秋・2010年5月号)で
“物もなにもないところから始まって、すべてが不安でうまくいかなくて、それでも幸せだと
思えるのは、家族が心の支え。”、“恵まれた時代に見失いがちな家族の大切さ・・・”などと
その辺の感想を書いている。松下奈緒の真面目そうな性格に好感が持てる。

この処、ドラマでの茂(向井理)は、布美枝(松下奈緒)にあまり優しくない。だからとっくに
新婚時代は済んでしまったのでは?と思った。ところが水木しげるの「のんのんばあとおれ」
という著作を読んで、おや、ドラマはまだ結婚して1年経つかどうかの時代なのだと分かった。
何故なら、そこに、「生活が安定しだしたのは40過ぎてから」と書いてあったからだ。
このTVドラマの実話ではないが、ゲゲゲ夫婦は1961年正月に結婚、茂の40歳は1962年3月
この処のTVドラマの時代が、従ってまだ結婚後1年経つかどうかだと推定できるのである。

貧乏生活で思い出したが、昨日、茂(向井理)が布美枝(松下奈緒)に、喫茶店の費用程度
という条件でお金をせびる場面があった。神戸時代の紙芝居の師である杉浦音松(上條恒彦)
を連れ出して、何か言いたそうな彼の話を聞くためだ。この場面で、幾らお金を渡したのか?
私には100円札の様に見え、茂(向井理)が「もう一声!」とせびっていたようだった。
たが、二人の手元を録画で確認した処、お札が見えない様に撮っていた。当時の物価は
私の手元の資料では、1962,3年頃、喫茶店の珈琲が、60-70円、週刊誌=40-50円
新聞代=10円、ラーメン=60円、煙草(ハイライト)=70円だ。1964年10月東京・大阪間新幹線が
開通したが、その時の東京・大阪間乗車券が\1180円(2等)、新幹線特急券が\1300円(2等)
50年弱で物価はだいたい10倍になった?今の煙草は安過ぎる?税金とれ!如何なものか。
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