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おひさまと串田和美 [閑話]

TV小説「おひさま」で陽子(井上真央)の舅役を演じる串田和美について今日、お昼の番組
「スタジオパークからこんにちは」を見て、いろんな事がわかり面白かった。
「おひさま」の見方にも奥行きが出て、これまで以上に楽しめるのではないかと思った。

さて、放送内容で最初に驚いたのは、串田和美の年齢である。昭和17年(1942)生れという。
何と、68歳のお爺さんとの事。昨日のテレビで、老化を抑えるサーチェイン遺伝子が取上げ
られていたが、串田和美は、この遺伝子が常に活性化しているのか?
青山祐子アナや近田雄一アナとの対話も、淀みなく的確で、しかも中味の濃い話をサラリと
語る。同年輩の私は「お主、出きるな!」と一瞬間、怯んだ。

冗談はさておき、妻・徳子役の樋口可南子は、昭和32年(1957)生れで、53歳。
長男・和成(高良健吾)は陽子の3歳年上だから23~24歳。さて和成の両親が役者と同年輩と
仮定すれば、和成は、父親が43~44歳、母親が29~30歳で生れた子という事になる。
最近の役者さんは、10歳位は若しく見えるから、昭和18年時点で徳子は43歳、道夫は58歳?
道夫・徳子夫妻の年齢差と役者さんの年齢差に相関があるのか?ないのか?
徳子が、家付きの娘で道夫が婿養子(恐らく立派なそば職人)という事で、15歳程度の
年齢差があるのか?その辺のことが、今後の展開で明らかにされるのか?楽しみである。

年齢の事ばかりで長くなってしまった。番組で一番、感じた点は、
「演劇の地位が東京の中でドンドン向上していく事。それはそれで良いこと。だけど見失って
いるものもあるのでは?」と考えて、ロンドンに放浪の旅に出た事だ。
もう1つは、昨日のブログで書いた、「当時の大人たちは窮地に立つほど余裕を見せた?」と
言うことを、別の言葉で表わしてくれた事である。串田和美は次のような表現をした。
1.ドラマでは、大変な時に笑ったりして元気になろうとしながら、それが力となって
  人の関係も豊かになる。現代は、便利になりすぎ発達しすぎて、チョッと揺らぐと、
  どうして良いかわからない。うろたえてしまう。
2.“おひさま”の時代は、まだほんのチョッと前の事。このドラマを見て、若い人たちも
  いろんな事に気付いてくれたら良いな!

「東日本大震災」を“未曾有”と言うが、戦争を知らない人も、関東大震災を知らない人も
様々な文献が存在し学ぶ事は可能である。“未曾有”を連呼するマスコミ、政治家等を、
少し批判的な目で見て、本来の人間のあり方を考えるのも大切では? 如何なものか
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