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閣僚人事'11.06.27 [社会]

菅首相は、6/27の閣僚人事で、自民党の浜田和幸参院議員を総務政務官に起用すると共に、
夜の記者会見では、退陣の「一定のメド」について、1)2011年度第2次補正予算案、
2)再生エネルギー特別措置法案、3)赤字国債発行法案の成立、の3条件を表明した。
ねじれ参議院の員数合わせのための自民党切崩し仕掛け人は、国民新党の亀井静香代表と
民主党の石井一副代表とのこと。これに、菅が乗り、枝野も、頷いたということか?
浜田氏は、選挙地盤の自民党鳥取県連幹部との折合いが悪く、自民党にいても今期限り?
と、誘いに応じたのだろうという。

自民党の谷垣禎一総裁は、浜田議員引抜きを「自民党の協力は一切いらないということ」と
解釈している。逢沢一郎国会対策委員長も、民主党の安住淳国対委員長に「両党の信頼関係は
完全に崩れている」と指摘した。しかし菅首相は記者会見で「党派を越えて協力してもらう」
という考え方だと述べた。こんな説明で国民や政治家、官僚などが、納得するのだろうか?
民主党の安住氏も「国対上、(野党に)強く言える立場ではなくなった」「こんなことでは
菅首相退陣の3条件法案の成立に、責任は持てない」と述べた。
仙谷由人代表代行も、社会保障と税の一体改革の成案取りまとめが大詰めを迎えており、
「積み上げてきたものが、すべてパーになりかねない」と声を荒らげた。
野田佳彦財務相も閣議後の記者会見で「野党の態度硬化は非常に厳しい状況。頭下げて
協力をお願いするのが筋だ」と懸念を表明。
玄葉光一郎国家戦略相も「与野党交渉のハードルを高くした」と指摘した。

政治が、行儀の良い紳士のゲームでないことは、先刻、皆も承知していることだ。
老獪な政治家である亀井静香や石井一が、後で糸を引いているという今回の閣僚人事。
相当あくどい、寝技、闇討ちなども隠し持っているかも知れない。

民主党政権のこんなゴタゴタの中、今後、何が起こるか予測がつかない。
「コンクリートから人へ」も結局、机上の空論。「東日本大震災」の費用も大変だ。
今後も、関東・東海、南海などの大地震もある。高齢化、少子化もまだまだ進む。
原発問題に伴うエネルギー政策も不透明なままだ。困った人にお金をばら撒く政治が
一概に悪いとは言わないが、国の財政を賄えるキッチリとした政治をしてもらいたい。
しかし政治家は結局、国民不在の権力闘争?ならばバラマキは慎むべきではないか。
それとも、バラマキ合戦で、国を滅ぼして、また塗炭の苦しみから這い上がるか?
自民党も腹が据わっていない?結局、政界再編?バラマキ合戦?破滅? 如何なものか
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