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民主党・崩壊始まる? [閑話]

小沢一郎の政治献金問題では、既に2009年・衆議院選挙前の私のブログでも再三取り上げた。
8月の衆院総選挙は民主大勝。小沢→鳩山への代表交代でみそぎは済んだのか、と思ったが
強制起訴で再燃。15日・民主党常任理事会で判決確定まで小沢一郎元代表の党員資格停止の
処分を決めた。それを受けた形で、17日午前、民主党の比例代表選出の衆院議員16名が、
民主党会派からの離脱届と新会派結成届を提出した。今回の造反・会派離脱議員は、
民主党大勝のお陰で候補者名簿に小選挙区重複議員より下位に名を連ねた議員まで当選した
泡沫議員の面々だ。選挙区もなく、民主党公認がなくなることを恐れる必要もないとの事。

民主党会派離脱の連中の指摘通り、菅内閣は、公約の修正に修正を重ねている。
2009年に示した民主党の政策は、見事なまでに「ウソ」の塊であったことは明らかである。
菅夫人の著書名を拝借すれば、「民主党になって、いったい日本の何が変わるの?」である。
ウソ公約で政権奪取した後、政権担当能力もなく、自公政権の後をなぞっている。
民主党は小沢を切って「クリーン」を売りにしたいだろうが、日教組など労組とのつながりや
財界とのつながりなど、話は、そう簡単には行かないだろう。
民主党政権は、随分と回り道をし、様々な国益を損じたが、選挙前と代わり映えがしない政策?
となると、一体、あの選挙は何だったのか? 民衆は、何の根拠が有って民主党を選んだのか?
まるで熱病現象、群集心理現象だったというしか表現のし様もない有様である。

菅首相や岡田幹事長は強気の構えだが何時までもつか?あの熱狂の衆院選後、わずか1.5年で
このていたらく、民主党、内閣共に、完全に機能不全に陥った。
民主党にとり政権交代の大恩人である小沢一郎を切って捨てた行いを、国民新党の亀井静香は
現在の民主党を、極左過激派「連合赤軍」になぞらえた。某夕刊新聞では、菅全共闘内閣では
仙谷前官房長官を巡って激しい内ゲバが始まっているという。

離脱派・16人の建前はどうであれ、今回の動きは小沢派の新たな展開の予兆に過ぎないだろう。
小沢、橋下、河村などが連携するという噂もあるが、橋下、河村は目下、政界一番の売れっ子!
そう簡単に小沢とくっつくとも思われない?菅内閣のジリ貧で、首相を変えた政権盥回しか?
それとも、菅首相が大一番の解散総選挙に打って出るか?
それにしても、消費税減税、社会保障改革(改悪?)では、余りにも魅力のない未来である。
どうせ無責任な付和雷同、熱病現象、群集心理現象選挙なら、減税選挙が良い!如何なものか
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