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warp散歩の1日 [散歩]

今日は、時空を縦横に旅する超光速航法(ワープ航法)で楽しんだ一日だった。
今朝は、妻が、真備町での市の催物の手伝いに朝早くから行くというので送って行った。
当初は、帰路も車で帰るつもりだったが、その場になって急に散歩しながらの帰宅に変更。
井原鉄道の吉備真備駅の近くであることを頭に入れて、地図も持たずに歩き出した。

最初は、単に井原電鉄に沿って歩き、川辺宿まで行き、自転車と人専用の川辺橋で高梁川を
渡って清音駅まで歩き、倉敷までJRで、また歩いて帰宅する予定だった。約3-4時間、8時30分
から歩き出したから午後2時頃までには帰宅できるだろうと考えていた。しかし急に趣のある道
を選んで北東に進んだ。まさにwarpした。ワープ(warp)とは、本来は、それる、ひがむ等という
意味である。ひがんでそれた訳ではない。多少時間はかかっても、珍しい所を歩くのだから
日常的な仕事の事は忘れて、散歩を楽しもうと考えた。

散歩途中、とある公園(子ども公園、岡田郡会所跡)で上原井領(かんばらいりょう)用水に関する
説明板を発見。富原の庄屋小原七郎左衛門が、死を賭して他領の農民のために用水路を開き
そのために自領の殿さんから斬殺の刑に処せられたと書かれていた。自領の農民のために、
殿さんに直訴して死罪を被った人は多いが、他領の農民のために、命を賭けた話を私は、
寡聞にして知らなかった。800px-Aythya-fuligula_Tufted-Duck.jpg

この事件をもっと詳しく知りたいと思った。それでフト途中で「真備町
ふるさと歴史館」の道標を見たことを思い出し、訪ねた。残念ながら
開館は10時から。まだ一時間近くある。なかなか趣のある場所で、
大きな池(岡田池)もあった。かもなど、冬の渡り鳥が羽を休めて
いた。よく見ると別の一群が居た。私はわからなかったので散歩途中の土地の人に尋ねたが
分らず、後で市立自然史博物館に寄って調べた。「倉敷の野鳥」という小冊子でわかった。
キンクロハジロ(金黒羽白)と呼ぶらしいが、詳しい事は分からない。朝日に映えて白と黒の
コントラストが強烈な印象を与えた。あまり知られていないのは、当地は中継地に過ぎない
からではないか?(写真参照・出展:キンクロハジロのウィキペディア)

さて、この後、いよいよ、時空を縦横に行き交うwarp散歩へといざなわれる。
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