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大晦日2010 [社会]

今朝起きると近所の屋根に薄っすらと雪が残っていた。午後は風花が舞った。
全国的に、天候は荒れ模様だが、私にとっては静かな大晦日である。
そういう閑静な年末だから、今年の政治状況について回顧・批判をしておきたいと思う。

今年は鳩山前首相の‘ツイッター’で年が明けた観がある。普天間問題等で無責任発言して
おきながら、首相退任後、基地問題があんなに大変な事とは知らなかった、と公言した。
余計な事は喋っても、大切な事(母親からの献金等)は何も知らなかった、病気見舞いも
しなかったくらい会っていなかった、と強弁した。保身のみの人情に欠けた宇宙人?
小泉元首相は、鳩山や小沢のような出鱈目献金の「政治とカネ」のスキャンダルを出したら
自民党政権の首相・幹事長であれば即刻退陣だと、2010.01月の講演会で述べている。

やっと6月に、鳩山・小沢が退陣し菅新内閣になった。民主党は、組織が脆弱なるが故か
組織を守る為に当初の政権交代の志・本質を忘れ、大きく政権固執、党利党略へと舵を切った。
普天間問題は等閑にされ、経済に色気を出し、小沢、山岡等の「日米中=正三角形」外交論が
幅を利かせた。その挙句、尖閣諸島沖漁船衝突事件である。仙谷官房長官等のお粗末な状況が
国会中継で世界に発信された。柳腰外交かどうか知らないが、対応の誤りは、東アジア全般の
平和にまで波及してしまった。鳩山前首相同様、民主党全体が国際常識・国際感覚もなく外交を
行っている。民主党は素人政権にも関わらず、政治主導を云々し、官僚もうまく使えない。

恐らく民主党幹部らは、尖閣ビデオ同様、これから国会中継を国家機密として、少なくする
あるいは中止するといった対応を採るのではないか?尖閣ビデオ同様に権力で押さえ込むと
言うなら、お上に従順な国民は、唯々諾々と従うかもしれない。しかし、いくら隠しても、
内容が内容なら、いずれ表れるものである。どうせ表れるなら早い方が手遅れにならない?
漫談で辞任した柳田前法務大臣が好い例である。アラを出し切り、国民が判断すべきでは?

行財政改革は何処へ行ってしまったのか?2011年度予算は、またまた史上最大規模。
国債発行額は税収を超えて44兆円強の巨額となった。行財政改革とは、税金に無駄な金を
使わない事である。子ども手当は、予算もないのに国債発行してまでやる政策なのか?
子ども達にツケを回す事になるのに、子ども達が喜ぶとでも思っているのか?
票の欲しい党利党略に過ぎないのではなかろうか?如何なものか?
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