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異常気象余話 [閑話]

今日は24節気の1つ“白露”。今日から15日後の“秋分の日”迄の期間も“白露”という。
大気が冷えてきて露が出来始める頃というが、今年はどんなものだろうか?
気象庁のデータによれば、9月以降も8月とほとんど変わりない残暑が続いている。
岡山は、9月に入って昨日まで1週間、連続熱帯夜。猛暑日が3日、真夏日が4日だ。
倉敷は、9月に入って、9/2を除いて、熱帯夜6日間。猛暑日2日、真夏日5日である。

夕方の散歩で感じる風には、秋の気配がないといえば嘘になる。しかし夜もほぼ熱帯夜。
これでは、結露はまだ少し先になるだろう。
◎ 露むすぶあさ 待ち遠し 秋の暮れ

民主党政治の熱気が、日本のこの糞暑い異常気象を現出させているのだろうか?
それとも、菅‐小沢で争われている代表選挙の熱気のセイだろうか?
私は、政権交代した民主党政治が、国民の期待を裏切った結果の不満の熱気だと思う。

私の考えでは、元々、民主党政権は真ともな政治が出来るところまで成長していなかった。
国民の多大な期待は、大風呂敷のマニフェストによって喚起されたものであるが、それらの
期待を全て満足するまでの準備は、民主党には出来ていなかった。
今回、小沢元代表が代表選に出馬した事によって、心ある人々は、民主党内の組織的な
問題に気付き、暗澹たる思いであろう。

二大政党の一方としてしっかりした存在であるべき自民党が、あまり信頼できなくなった今
今回の代表選では、どちらが勝っても「挙党一致で頑張る」という。
民主党は、過去の自民党同様に、政権交代の危機感のない派閥闘争に明け暮れるのか?
それならば、結局、自民党であれ、民主党であれ、何ら代わり映えしないことになる。

二大政党政治を言い始め、小選挙区にして、それを実現した小沢一郎は、代表選の結果に
かかわらず、正常な二大政党政治実現のために、もう一働きしてもらわなければならぬ。
異常気象の大気温度が下がって露が結ぶように、変な熱気で、危うくなった二大政党政治。
変な熱気が冷めて、正常な二大政党政治が実を結ぶように期待する。
現在の民主党熱は、異常気象のように何だか変だ。如何なものか。
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