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2009WBCに思う [希望]

PN2009031601松坂.jpg今日WBCの二次ラウンド緒戦、キューバに6-0で勝っていた。
午前中チラリとテレビで観た。松坂が6回を完封、その後岩隈、
馬原、藤川と継投も完璧。 打も城島、岩村の連打等で勢いづいた。
見事な勝ちパターンでの勝利だった。 (写真は力投の松坂投手)
しかし勝負は時の運である。勝つときもあれば、負けるときもある。

思い出したが、北京オリンピックの時には、何か勝たねばならない
ような雰囲気だった。 あれは、最初のWBCに奇跡的な逆転優勝を
勝ち取ったためだったように思う。今でもオリンピックを国家対抗戦
の如く国威発揚的熱狂で応援する。実際の中身は、阪神ファン同様、
ストレス解消で応援しているのだろうが、何気に “危うさ” を感じるのは私だけか?

昔は、スポーツの全国大会では、各地方の代表校は郷土の誇りを背負って出場した。
地縁、血縁の集団主義がまだ息づいていた時代の話である。 そういうものが何時ごろからか
薄れていった。 それと時を同じくして、国民体育大会などもあまり騒がれなくなった。
そしてまた、日本の古きよき伝統も失われていった。 しかし高校野球熱やオリンピック熱、
プロ野球ファン熱はまだ醒めないようである。  まあいろんな理由があろう。

WBCもオリンピックも選ばれることは名誉かもしれないが、固く考える必要はないと思う。
私自身は変なナショナリズムや勝敗には拘らず、素晴らしい選手達の揃い踏みを楽しみたい。
とは言いながら、やはり日本には勝って欲しい。 だから要らぬことを書く。
「勝って兜の緒を締めよ」 韓国戦も一次ラウンド、緒戦で大勝し、最後には負けた。
前回のWBCでは、日本が同じようにして、敗者復活戦で米国に勝って優勝した。
でも、選手達には何の注文も無い。 お客さんを楽しませる企画だから選手は懸命に
やらねばならないだろうが、選手も観客と一緒に存分に楽しんでもらいたいものだ。
選手の出場は、ボランティア活動のようなもの。勝っても負けても、胸を張って
帰ってきて欲しい。 如何なものか。

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