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認知笑or認知症 [希望]

神戸の老人ホームにお世話になっているA氏に認知症の疑いがかかった。
外出先からの帰宅時刻(門限内)が遅すぎるというトラブルからの疑惑である。
昨夜、A氏本人から電話があり、外出を禁じられたなどのいろいろな不満を聞かされた。
その後もA氏の関係者と長時間電話で話し合った。結局、詳細は把握できず悶々とした夜を
すごした。 朝になって、施設の方(S氏)に電話で、長時間かけて状況を把握した。
直接複数面談でないために、やはり状況は、不確定要素が多く不得要領だった。
“認知”という単語は、例えば「愛人に生ませた子を認知する」など特殊な場合に使われる。
普段余り使わな言葉を使ったのは、重要な知識・記憶を失う事を意味するからだろう。

認知症に関して、昔買った本やインターネットなどで調べて、重要な点を再発見した。
1.認知症と間違われやすい状態・病気
  生理的物忘れ * 万人におとずれる老化現象で病気ではない
  うつ病      * 仮性痴呆とも呼ばれ間違われやすい病気 億劫で記憶したくない
2.認知症の発病や悪化には心理的な影響が大きく関わっている。
3.服用薬の量で物忘れや注意力散漫、物覚え悪化といった認知症に似た症状が出る

このような情報と各位の電話での話、A氏の今までの付き合い、性格等を総合して、
私は、A氏は認知症ではないと判断した。アラエイティ相応の生理的物忘れと
何らかの精神的なできごとが重なって、今回のトラブルを引き起こしたと見たのである。
S氏の話からも、生理的物忘れと認知症とを混同しているところが随所にあった。
認知症に関して世間の認識は非常に甘い。私も自衛手段を考えないといけないと痛感した。
重要な知識・記憶には各人個人差もある。認知症と速断するのは心理的にも悪影響する。
自分も今後、こういう立場に落ち込む事をある程度予測して準備する必要があると思った。

 アラエイティ 認知症より 認知笑

「認知笑」というのは、「認知症」という病気ではない年相応の健忘症で他人に可笑しい
と思われる出来事を表現するための私の造語である。
私も、今後、なるべくは「認知笑」だと笑われるように願っている。 如何なものか。

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