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ひな祭 [大家族]

DSC090303雛祭.JPG今日は、朝から雪が降り、冷え込みがきつい。
ひな祭というのにどうしたことだろうか。
三寒四温というが、寒すぎるように思う。

写真は大昔、子供たちのひな祭の記念写真だ。
Shinが幼稚園年少、Keikoが年長、Rokoが小2
昭和52年(1977)の時のものだと思う。
この写真のフィルムは、転勤・転宅で何処に行ってしまったか分らないが、室内で飾っていた写真をデジカメで撮って掲載した。

その後、何年(1981?)か定かでないが、夏休みに妻と子供たちだけで里帰りした時に、
一人暮らしが手持ち無沙汰で、この写真を含めて何枚か引き伸ばして家の中に飾っていた。
重なる転宅でいつの間にか飾らなくなっていたが、当地に帰ってからは、また昔の子供部屋に
飾っている。 今まであまり出入りしない部屋だったが、この所、“我流の筋トレ”で毎日のように
部屋を使うようになり、その度に懐かしんでいる。

さて、一昨日の話題でも取上げた“絆”だが、良い意味ばかりではない面がある。
この字を、「ほだし」とも読む。 “ほだし”とは馬の足を動けないように縛る縄のことだ。
“人情にほだされる”などとも使われるが、人情に縛られるという意味にもなる。
親子の“絆”は強すぎても子供にとって鬱陶しい束縛になる。  しかし、親子の“絆”は、
弱ければ、子供が自立しやすいというわけでもなさそうだ。

さしずめ、大家族に向かってブログを書く私などは、“絆”=“ほだし”なのかも知れない。
子供は、親子の“絆”=“心のつながり”として、それをより所に成長してゆくが、
成長すると共に、“絆”=“ほだし”と感じるようになりそれを乗り越えて自立していく。
私なども、「おくられ人」になるためには、大家族に対して、いつまでも“心のつながり”を
求めて、“ほだし”的に縛ってはいけないのかもしれない。
だが、「おくられ人」としては、いましばし待ってもらいたいものだと考える。
  世の絆 まだまだこだわる おくられびと   如何なものか。

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