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国際女性デー [歴史]

今日は国際女性デー。1904年(明治37年:日露戦争勃発)3月8日にアメリカ・ニューヨークで
女性労働者が婦人参政権を要求して起こしたデモから始まった。この日をドイツの社会主義者
クララ・ツェトキン(女性解放運動の母)が1910年にデンマークで行なわれた国際社会主義者
会議で「女性の政治的自由と平等のためにたたかう」記念の日とするよう提唱したのである。
最終的にはロシア革命にまで発展した1917年のロシア・国際女性デーは、首都ペトログラード
で行われた女性労働者中心のデモに男性労働者、更に兵士を巻き込み大規模な蜂起となった。

こうして振り返ると、アメリカ婦人の運動がきっかけとなって約70年の間、アメリカと対立した
共産主義国家が生れたのは歴史の皮肉、偶然性の産物である。その共産国・ソ連も帝政ロシア
崩壊後わずか約70年で崩壊してしまった。歴史的な変化というのは、決して理性的に行われる
ものではないことは明らかだ。例えばオバマ大統領の出現を理性的な現象とばかり買いかぶってはいけないのだ。だからと言って、理性をないがしろにしてもいけないだろう。
歴史の偶然を言うなら、アメリカ女性労働者が起こしたデモの年に日露戦争が始まったことも
面白い偶然である。ロシア革命は、アメリカと日本がそれなりの貢献をした事になる。

偶発性は激しい歴史的な事象を起こす。そこで、我々は幸せを平々凡々の日常生活に求める。
昨日見たサスペンスドラマのワンシーンで小料理屋の女将(大島さと子)が、東京地検検事・
朝日奈耀子(眞野あずさ)に、“幸せのハヒフヘホ”を教えていた。 “ハ”んぶんでいい 
“ヒ”となみでいい “フ”つうでいい “ヘ”いぼんでもいい “ホ”どほどでいい
ささやかな幸せこそ本当の幸せ? 確かにそれはほんとうである。 
しかしそれが意図的に、理性的にコントロールできるのか? 答えは恐らくNo!だろう。
ささやかな幸せを守り通すことが出来ないのなら、一発勝負に出て悔いを残さない。
「だんだん」の夢花は、“一発勝負師”、めぐみは“幸せのハヒフヘホ”派?

今日は全国各地で「国際女性デー」にちなんだ集会や催しが開かれているようだ。
今や女性パワー全開、これ以上女性が強くなると、男性は益々住み辛くなるのではないか。
そろそろ「国際男性デー」を提唱する男性が出てきてもいいのでは?
そんな甲斐性のある男性ならそんなことはしない? 如何なものか。

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