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高速&普天間迷走民主党 [社会]

前原国交相が高速道路の新料金体系を発表したのが4月9日。4月10日の新聞で報じられた。
その時に既に様々な問題点が指摘されていた。 ①近距離利用者は値上げ、
②通勤 割引廃止のため値上げ、③大型は限定的(従来からあった様々な割引が廃止のため)
④本四連絡橋も値上げ(フェリー料金との関係)、等々である。

その様な問題はくすぶっていて、4月21日の政府・民主党首脳会議の席上、ご存知・小沢黒幕が
イチャモンを付けた所、ご存知・鳩山首相が「一度政府で引き取らせてもらう」と言ったという。
それを平野官房長官は、唯々諾々とマスコミに流した。4月22日・朝刊のトップ記事になった。
4月9日の発表から12日間経過しての民主党から内閣への圧力だった。これと似たケースは既に
昨年12月16日のガソリン税の暫定税率廃止撤回や、道路建設予算の復活などがあった。

それで、そのまま見直されたのなら昨年末と同じだが、今回は前原国交相が頑張った。
鳩山首相は、4月22日の朝には、記者団に、「この問題を見直す」と述べたが、夕方には
「国会の審議で、見直すかどうか決めて欲しい」と発言したと、4月23日の朝刊で報じられた。
正に“朝令暮改”を絵に書いたような事例である。此処迄くると真面目に語るのも憚られる?
笑えてしまう爆笑コメディ?下手な猿芝居を見るよりも、ずっとズッと面白いではないか?

こんな猿芝居が罷り通るご時世になった?鳩山内閣は、無駄を省くために事業仕分けする。
しかしこの政府は、無駄を省くというよりも、無駄を生み出す政府・与党ではなかろうか?
私も年をとって、‘人生、理詰めでも、効率化一辺倒でもいけない’ 事は知っている。確かに
「必要な無駄」もあるし、「無駄を楽しむ」余裕も必要だろう。そういった観点から見れば
現政府・与党は、今の時流に非常に適合しているのか?しかし子ども達にはゆとりをなくし
大人、それもお国で一番のお偉い方々が‘無駄’を作り、‘無駄’と戯れて世は治まるのか?

普天間問題も迷走を続けている。辺野古への移転も、最近の鳩山首相の発言で無くなった。
週刊誌上では、「グァム移転」、或いは、日本国内の世論に米国内の世論が動かされ、鳩山
首相のハードネゴが通りそうな状況にある等、様々な意見が書かれている。
いよいよ、米国と中国とを両天秤にかけて、日本が世界へ存在感を見せ付けるという、私が
描いた最悪の結末へ具体的に進んでいく気がする。そういう行動を起こすなら、万全の準備が
必要だろう。猿芝居のような政治力、カンジニアリングの首脳判断、呉越同舟的体制で
愚かな指導者が大勝負に出て、成功の見込みがあるか?確率や如何に? 如何なものか。
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