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ご祝儀期待? [社会]

昨日夕方の散歩で冷え込んだし、曇天なので今日の散歩は今シーズン初めて上着を着た。
最初は丁度良かったが、結局脱いで歩く結果となった。考えてみればいつもこうだった。
秋から冬、冬から春にかけての散歩は、重ね着の調節で凌ぐ。冬もほぼそういう状態だ。
近所の小学生が遠足の観光バスから降りてリュックを背負って帰宅するのに出会った。
何処に行ったのかと聴いたら、岡山空港と半田山動物園とのこと。楽しかったようだ。

今朝の新聞で、「小沢氏団体・虚偽記載の疑い」、「憲法解釈も政治主導」等の記事が
一面に載っていたが、政府或いは与党に対する“疑惑追及”あるいは“批判”という様な
勢いはなく、お座成りにご紹介しますという書き方のように思えた。
子育て支援や、普天間基地問題、その他、政府の考え方に大枠賛成しているマスコミに
突っ込みを期待するのは無理かもしれない。また、世論もこの程度の批判では、政府与党
への風向きが変る事はない? 小沢の不正は精々、数億円規模、それに対し子育て支援は
何兆円の単位。バラマキ効果によって、世論も少々の事は目をつぶるかも知れないのだ。

一方、船橋洋一(本社主筆)の書いた「日本@世界」という記事では、普天間基地問題、
東アジア構想という外交政策に関して、その準備不足、根回し不足を批判していた。
この記事は、大変良く整理された筋の通った内容で、かなり本質を突いていると思われた。
昨日マスコミの体質が戦前と変らないと言ったのは、言い過ぎかも分からない。マスコミも
金儲けが必要で世論あってのこと、この記事がある意味では限界なのかも知れない。
そういう意味では、戦前と変わらない体質は、基本的に世論の側にあるのかも知れない。

普天間基地問題、東アジア構想に関してはいろいろ問題はあるにしても、日本国民の側から
天動説的に見れば、鳩山首相や、岡田外務大臣は、頼もしいハードネゴシエータと賞賛の目
で見られていることだろう。世論が後押ししているのであれば、マスコミも迂闊なことは
いえない?果たしてそうだろうか? たこ壷的世論を大海に通用する世論に育て上げるのも
マスコミの役割の一つではなかろうか? 
鳩山首相の普天間基地問題ハードネゴの背景は、日本の政権交代を実現した鳩山内閣への
ご祝儀を暗黙に請求している、という解釈しか私には理解できない。彼のいう緊密で対等な
日米関係いうのはこういう事か? 米国からのご祝儀が出たら喜ぶべきか?如何なものか。

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