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ゴルフと弓術 [物語]

今日も昨日に続いて快晴、しかし風はあって例年に比べて散歩も比較的楽な気がする。
そのお陰か、散歩は快調で、今週三日間ですでに、5万歩を突破した。週間目標達成確実。
筋トレは継続しているが、この所、スロージョギングは休止中である。
Shinと金毘羅参りに行って、Shinや妻と同じペースで登っていて、息苦しくなって
スロージョギングのやりすぎで、夏バテの傾向にあるのではないかと用心。休養している。
スロージョギングは、8/15のお盆の日に6旬目を終了したが、戦績は、5勝5敗。
60日間の通算成績は、 41勝19敗  勝率、6割8分3厘とついに7割を切ってしまった。

米国男子ゴルフのメジャー最終戦、全米プロ選手権 <米ミネソタ州のヘーゼルティン・ナショナルGC(7674ヤード=パー72)> でY・E・ヤン(韓)が通算8アンダーとし、初日から首位だった
タイガー・ウッズ(米)を逆転して初優勝を飾った。アジア勢のメジャー制覇は初。
ウッズも人の子、今年はメジャー無冠になった。そうそう、いつも勝てるものではない。
石川遼が最終日、世界ナンバー2の天才レフティ、フィル・ミケルソン(米国)と同組となったが
堂々のゴルフを披露し、ミケルソンを上回るスコアでまわりトータル8オーバーの56位タイでた。
DSC090818_1.jpg
石川遼がミケルソンを上回る成績を残したのは無欲の勝利ではないか。
それでオイゲン・ヘリゲル(ドイツの哲学者、東北大学で教鞭をとった)
の書いた「日本の弓術」(写真:文庫本で58頁)という小冊子を思い出した。
ヘリゲルは日本の弓術の大先生に日本の精神修養として弓術を習い
その真髄にまで達し、ドイツ帰国後も日本の弓術普及を図ってこの小冊子
を書いた。この書のハイライトは、修業4年後の壁にぶつかった時に
大先生が暗闇の弓道場で、蚊取線香のわずかな光の中で二本の矢
をもって模範演技をした場面だ。的の在り処も良くわからないのに一本目の矢が的を射ただけでなく、二本目の矢が最初の矢を割いて的を射たという。これは奇蹟だろう。
その後ヘリゲルは疑うことなく師のいうことを信じて精進し、精神修養の真髄に達したという。

ゴルフの世界トップレベルのプロは、おそらく、ヘリゲルの師のような精神状態に持っていける能力を備えているのだと私は思う。大先生は言う。「的は私の方へ近づいて来るように思われる。
そうしてそれは私と一体となる。的が私と一体となるならば、・・・矢はまた的の中心に在ることになる。」 トッププロには技量を超えた精神性がある?だから奇跡のチップイン。如何なものか。
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