SSブログ

Newsな日々 [希望]

昨日からスロージョギング(SJ)の6旬目に突入。昨日・今日共に実行した。
今日は、青空に入道雲が競演する炎天下、セミの鳴き声に励まされて、スローに開始。
耳を澄ますと、クマゼミの声の影から、ツクツク法師の声が聞こえて来る。
入道雲の向こうには、うろこ雲がたなびいている。そういえば、今日は立秋だった。

“秋立つ日読める
 秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞ 驚かれぬる
   古今集 巻四・秋の歌・上 藤原敏行
地球温暖化のせいか、それともスロージョギングのためか、秋風は感じられなかったが
入道雲のもっと向こうの、高い空と雲の色に、ふと秋を感じ取れたのだろうか?
藤原敏行さんのような優雅な日常生活には程遠く、このところ騒がしいニュースな日々だ。

酒井法子は、覚せい剤取締法違反(所持)で逮捕された夫のことで失踪していたと思っていたら、何と本人に、同様の容疑で逮捕状が出たという。また、大原麗子が、孤独死していたことがわかったという。この二人のニュースを聞いて思い出した女優がいた。三田佳子である。
この三人は、NHK大河ドラマの大役を華やかに演じたことで、私の記憶に強く残った。
三田佳子は、「花の乱」 室町幕府の将軍・足利義政の夫人・日野富子を演じた。
大原麗子は、「春日局」 三代将軍徳川家光の乳母を任された女性・春日局を演じた。
酒井法子は、 「利家とまつ」 北の政所役を演じたが印象的だった。
まつ役の主役・松嶋菜々子との競演で、30歳そこそこなのに貫禄の演技に感心した。

子供や旦那の覚せい剤騒動に巻き込まれるのではなく、本人自身が手を染めたとなると、
アラフォーという年齢からも、軌道修正が難しかろうと思う。しかし人生、イロイロ。
人間は不完全な生き物である。行いを正すに、遅すぎるということはない。
お気の毒なのは大原麗子である。死んでしまったらどうしようもない。
大スターといっても、病気だけでなく、さまざまな葛藤があって、生きづらいようだ。
科学技術の進歩と共に、世の中はますます複雑になってきているように思われがちであるが
所詮、人間が生み出したもの。本質を見抜いてシンプルに生きよう! 
冒頭に引用した古今集の和歌のような優雅な生活を心掛けようではないか。如何なものか。
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。