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ゆるいのがお好き? [社会]

今日は、初観音の縁日の日である。縁日や祭りに付き物なのが、香具師(やし)やテキヤ。
この種の人々は、現代ではやくざに分類されている?仲間由紀恵主演のドラマ「ごくせん」で
仲間由紀恵演じるところの熱血教師・ヤンクミ、母方の祖父・黒田龍一郎(宇津井健)は、
任侠一筋の大江戸一家三代目だった。子分を演じる阿南健治、金子賢、内山信二等の活躍も
面白いが、彼らの商売が香具師或いはテキヤであった。
渥美清演じる、ご存知「男はつらいよ」の車寅次郎も香具師或いはテキヤを商売にしていた。

最近警察関係者が「ヤクザ撲滅」を掲げており、ヤクザとの黒い噂で、芸能界を引退した紳助
という有名人もいた。芸能界や「やし」とヤクザ的集団との関係は、神代の昔からの伝統で
簡単に白黒つける事は不可能だと思う。またヤクザにも社会の悪を抑制する役割を担った
正しいヤクザもいる?しかし悪は悪。国家の規律や秩序を正すという行為は常に必要。
勿論、政治家・役人の態度を正すことが、更に優先されるべきだと思うが。

私は民主党の政権交代前から、随分と民主党政権批判をしてきた。しかし昨年7月から
約半年、それを止めていた。皆が大震災で目が眩んでいる事、こんな時の批判は後向きと
捉えられること、に気付いたからである。チョッとした事でも動揺するのが人間だから、
大震災という出来事では想像を絶する混乱が想像された。現状は正に、その結果である。

民主党は官僚制度改革を謳っていた。「コンクリートから人へ」のロゴが、その象徴だった。
しかし一方で「子ども手当」等のバラマキ政策は大きな政府志向であり、官僚達の思う壺。
その上、大震災でまたまた土建ブームが巻き起こり、政治家・官僚・業界の鉄のタライアングルが
これまで以上に復活するだろう。国債等の借金が膨らんでも、天下御免の「大震災」がある。
資金は湯水のごとく垂れ流されるから、飴に群がるアリのごとくおこぼれ頂戴となる?
小泉内閣が志向した「小さな政府」構想は、ついに消し飛んで、たがの弛んだ大樽宜しく
巨大な国家予算は、管理能力のゆるんだ「大きな政府」の駄々漏れ財政へと転換された。

今振り返ってみると、「事業仕分け」等も単なる見世物。政権交代時の公約は全て破綻し、
今や、民主党が国政を担う政治的な意味は全くない。「事業仕分け」に本当の意義があるなら
今こそやるべきだ。しかし事業仕分けで政治を国民に理解させ得る程、政治は簡単ではない。
国家を担っているのは一人一人の国民の力であり、政治家が寄与する割合など微々たる物。
しかし政治の恐ろしさは、国家への寄与ではなく、悪影響の大きさである。悪影響は御免!
ゆるい政治、ゆるゆるの政治家で結構?やる気ある人々を害する勿れ! 如何なものか
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