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隠居の寝言:世界情勢 [閑話]

最近は、隠居の寝言の様な閑話が多いが、今日も隠居の寝言の日本と世界情勢を書きたい。
ギリシャの金融危機は国境を越えた金融システム問題で、ソブリンリスクではない。
国家が責任をとれない構造の為、現状ではリスク回避対策が難しい。
EU全体として回避策を練っているが、中々難しい様である。EUの経済システムは、
ユーロ(共通通貨)によって、金融はEU、財政は個々の国家が仕切るという構造で
ユーロ圏の国家財政危機が全体に波及した場合の最終的な責任者(ソブリン)がいなかった。
そこに矛盾があった。即ちEUはソブリンではなかった。

さて日本は、昨年東日本大震災という大変な災害を経験した。今年の運勢や如何に?
昨年末の紅白歌合戦は、孫達の来訪で、大家族が揃って見たものである。
震災復興をテーマに国家的な鎮魂・法要を目指した様だが、その役割は果たしたのだろうか?
視聴率は最近5年間で第三位の41・6%を記録したという。しかし実質は、
例年の視聴率よりもダウンしているらしい。それでも大震災以来の「絆」ではなく
「あしたを歌おう」というテーマにしたのがよかったのではないか。
年の変り目を良い機会に、気持を切り替える事は大切な気がする。

OECD(経済協力開発機構)は昨年12月、 加盟国全体の2012年の実質経済成長率は1.6%?
~マイナスもあり得ると予測。 だが日本は復興景気で世界平均を上回る2.0%と予測?
この大震災によって、日本が生れ変ったことを期待されている?東日本大震災対策等で
23年度補正予算は、1次4兆円、 2次2兆円、 3次12兆円、 4次2.5兆円規模が組まれた。
OECDの見通しは、復興ブームが到来して景気も良くなるということらしい。
貴重な国民の血税を無駄にせず、日本の再生を図れば、景気回復に貢献できるのでは?
一方で千葉県が、統計開始以来、東京圏1都3県のトップを切って昨年人口減少した。
しかし人口減少も考え方である。人口減少社会でも心豊かに生きることは可能だろう。

世界情勢のニュースには暗い話が多い。だから日本の情勢も暗いニュースが多くなる?
自然現象と同じで、良いニュース、悪いニュースは、マクロに見ればバランスしている?
明るいあしたを信じて、良いニュース、悪いニュースに一喜一憂するなかれ!だ。
良いニュースも悪いニュースも、それを活かす様に努力して、生きて行く事だと思う。
私の様な年寄が口出しすると碌なことはない? こりゃまた失礼しました!
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