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石川議員騒動 [社会]

夜来の雨は午前中も降り続いていた。散歩に出る時も降っていると思い込む程の状況だった。
幸い降っていなかったが湿度100%、近くの山も霞み何時降り出してもおかしくない天候だ。
しかし何と二時間近い散歩の間、雨はほとんど99.9%降らず、本当にラッキーだった。

石川議員が一夜にして‘離党’に変更したようだ。鳩山首相の一言で小沢周辺が動いたか?
民主党は離党届を受理し、小沢幹事長に民主党としてのけじめをつけさせる事を防止する作戦
かもしれない。トカゲの尻尾きり?それにしても民主党も変われば変わるものだと寒心する。
私の知る限り2000年以降でも民主党の2人の国会議員と1人の元国会議員が法律違反容疑で
逮捕された。彼らに対する民主党の仕置きは厳しく、離党届を受理せず除籍処分にしたのでは
なかったかと思う。その中の1人、西村真悟衆議院議員が弁護士法違反の疑いで逮捕された時
(2005/11)には、民主党として議員辞職勧告までしたのではなかったか?
当時の民主党代表は前原誠司氏?

その当時と今回の石川議員のケースを一緒にできないかも知れないが、政治資金規制法違反の
疑いで逮捕された石川議員の政治的・道義的責任は西村議員と匹敵するのでは?民主党の
自浄能力がないと問題視されている中、鳩山首相がもう一歩踏み込むべきではないのか?
従来の民主党の遵法精神は、単に「政権奪取」のためのスタンドプレーだったのだろうか?

今月号の「文芸春秋」の“米政府が分析する鳩山数学論文”(対談:佐藤優・手嶋龍一)を読むと、
鳩山首相を理解するためには、「偏微分関数による『マルコフ保全理論』のインテリジェンス」を
理解する必要があるそうだ。現在の状態が比較的直前の状態で決まるような確率過程を基にした
理論である。鳩山首相発言のブレはブレではなく、時々に起こる事象によって修正動作をしながら
政策を最適化しているという訳である。そうならば、石川議員の離党も、小沢幹事長の留任も、
鳩山首相にとっては一つの確率過程であって、国民、国会、党の反響を伺って次の手を考えて
いるのかもしれない。

されば、小沢幹事長の進言に逆らって「子ども手当」を来年度半額支給を決定したからといって、
再来年度の「子ども手当」支給は確実視できないということだ。首相が状況によって意思決定を
変えるのであれば、民衆はあきらめることなく民主党の無茶苦茶な政治を批判すべきである。
そうすれば鳩山首相はますますブレまくるのではないか?如何なものか。
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