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鳩山兄弟喧嘩 [社会]

有名な兄弟喧嘩に若貴兄弟,徳富蘇峰・蘆花兄弟がある。兄弟喧嘩のパターンには兄の現実主義
と弟の理想主義とが対立するという。前述の兄弟もそのパターンだったらしい。さて鳩山兄弟は、
母献金問題にからむ邦夫の情報漏洩が発端で鳩山兄弟間のバトルに発展するのだろうか?

既に鳩山首相の献金問題は2009/08の衆議院総選挙の前から邦夫の情報漏洩はあった。
MSN産経ニュースによると、「鳩山邦夫前総務相は8月7日、福岡県大川市での講演でこう明かし
兄弟共通の知人が問題発覚後,鳩山事務所から偽証を要請されたエピソード等を暴露している」
「兄の問題は、簡単に言えば、表にできない裏献金ばっかりいっぱい受けている。それでは
恥ずかしいから勝手に名前を借りた。だから死んだ人の名前も借りた。兄弟だから、私の友人
たちがいっぱい入っている。私の友人で、兄に紹介した人たちは、勝手に名前を使われて、
私のところに怒って電話をかけてくる。」 というような内容だった。

また、西日本新聞(http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/148616)によると、
2010年1月26日付で “自民党内で、鳩山由紀夫首相への実母からの資金提供疑惑追及に向け
実弟の鳩山邦夫元総務相にファミリー資産の実態を“暴露”させる案が浮上している。”という。
当の邦夫氏は25日、記者団に「倫理にもとることはしていない。政倫審に呼ばれればいつでも
行くが、党が恥をかくだけだ」と言明したらしいが、何らかの進展があったのではないか?
それが昨日の衆院予算委員会での質問へとつながったと考えられる。

そういった伏流水があって昨日、邦夫氏の談話をベースに衆院予算委員会で与謝野馨氏が、
「首相が資金提供を知っていたのではないか?」と糺したので、これは出任せ的な話ではない?
昨日の与謝野馨氏と首相との答弁をニュースで知って、録画していた国会中継の該当個所を
何度も見直した。そして、この話は相当核心に迫ったものだということを確信した。その理由は
鳩山首相の度外れた動揺である。彼の答弁は、いつも質問をはぐらかすようにまともには
答えない。宇宙人といわれる根拠だが、それは彼の頭脳が最適化理論に基づいて巧く切り抜ける
からである。しかし今回は何故あのように動揺したのか?いつも冷静沈着な首相に似合わない。
その理由は簡単だ。弟の談話というのが未知の変数だったからである。最適化理論も未知変数
が加わると、たちまち制御不能になってしまうのだ。元々、アバウトな計算で対応していれば
この程度の質問にこれほど動揺することは無い。高等数学的思考であるからこそ、このような
失態に陥るのだと推察する。首相は今後どんな計算で応答するのか?如何なものか。
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