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ゴルフと個性?サッカーと和? [閑話]

今朝は早起きしてゴルフ練習に行って来た。父子夏のゴルフ対決5年目は4日後に
やる事になったので、そのための練習である。Shinは最早、勝負の相手ではない。
三年目で負けて、昨年は相手のミスに助けられて、何とか互角で済んでが、今年は
相手のレベルが相当上がっていると予想されるので、勝つ為の練習ではない。父
としての威厳に拘り、惨めな姿を曝したくない!という思いによる練習である。

宮里美香が米女子ゴルフツアーのセーフウェー・クラシック(開催地:米オレゴン州
ノースプレーンズのパンプキンリッジGC(パー72))で初優勝した。
最年少記録を重ねた天才少女・美香が、参戦4年目の米ツアーで念願の頂点に立った。
宮里藍も4年目で初勝利を挙げたが、当時24歳1カ月。美香は22歳10カ月で、日本人の
最年少記録である。因みに米女子ゴルフツアー最年少優勝記録(18歳9ヶ月)は
ポーラ・クリーマー(Paula Creamer, 1986年生 )が2005年5月に樹立した。

さて、ゴルフが上達するのは、個性的で独自の道を歩むタイプか?協調性がある和を
重んじるタイプか? と二元論的な質問をすると、何となく、「個性的」と思う。
サッカーは、なでしこの例でもわかるが、「和」が強調される。個人競技でも
オリンピックの水泳では、「和」によるチーム力が強調されていた。水泳は
リレー競技があり、完全な個人競技ではない。勿論、ゴルフでもチーム戦はある。

簡単に言ってしまえば、どんなスポーツでも、個性と協調性が要求されるだろう。
我々のようなど素人レベルでは、只管に個性を押し殺して「協調性」を発揮しないと
仲間に入れてもらえない。素人でも上手な人は「協調性」一辺倒でなくとも、仲間に
入れてもらえるのは、皆が、高い技術を教わりたい!盗みたい!と思うからである。

プロスポーツ選手やオリンピック選手などを観察していると、個人競技、団体競技に
関らず、沢山の支援者に支えられている事が分かる。これらの支援者との付き合いは
「協調性」一辺倒に近い形でやっていかなければならない時期や相手などもあるだろう。
上達の素晴らしいヒントや体力・気力の開発・発揮を手伝って貰う支援者もあるだろう。
練習や試合や支援者とのやり取りの中で、どれだけ多くの事を学び、自分のモノにして
ここ一番の勝負どころで実力発揮できるか?それだけは、その人しかできない事である。
その最後の最後でチームの「和」を信じるか?自分の力を信じるか?それはもう「個性」
や「協調性」等では表現できない非常に高度な精神レベルの話と思う。如何なものか
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梅ちゃん_113回・生と死 [閑話]

今日の「梅ちゃん先生」は、大半がガン患者・早野新造(津嘉山正種)の臨終関連。
番組開始早々の02分>は、梅子(堀北真希)が出勤して間なしに、早野家から電話が入り
すでに死期が近いことを知らせてきた。出勤前の建造(高橋克美)は、初体験の梅子に
慌てず冷静に対処するように助言していた。梅子は落着いて、患者の様子を見、脈を
とって、「お別れの時」を告げた。番組開始後06分>では、桜の花びらが縁先に散り、
梅子は聴診器をとって新造を診察。「ご臨終です。午後3時45分」、「皆さんに囲まれて
幸せな最後でした」と家族に告げた。妻・妙子(丘みつ子)も、梅子のお陰で父親を
見送れた娘・小夜子(伊藤久美子)も、長い間のお世話に感謝していた。梅子も新造から
多くを学んだ事を感謝していた。08分>、約4~5分間の臨終場面は終了した。

夜、様子を見に来た建造が、死亡診断書を書いている梅子に「患者の死を引摺るな!と
言っても無理だろうが~」と労わりの言葉を伝えていた。松子(ミムラ)が来訪して
子どもが出来るという報告を聞いた梅子は「生と死」の深淵をのぞきみ、席を立った。
梅子の様子を心配する信(松坂桃李)は、松子のおめでたの話を聞かされて、松子を祝う
一方で、「今日はいろいろあったんだな~!」と、梅子を抱きしめてやっていた。
建造の慰めの言葉に「私は大丈夫!」と、健気に答えていたが、終末医療といった概念の
なかった時代、やはり医者として、患者を見送る事はつらい事だったろう。

物語の昭和31年当時は、終末医療という言葉はなくとも、新造の様に死んで行った?
現代のように何本ものチューブにつながれて生きているのが正しい治療か?疑問だ。
老人の介護や医療のために、毎年1兆円の社会保障費が増えているという。そのために
消費税増税をすると言うが、消費税税率は鰻上りになる事は火を見るより明らかだ!
今までの甘やかす医療や介護ではなく、自立的に生きられなくなったら、自然死を
選び取る覚悟をもって、生きる様に教えるべきでは?
2012.07.11のブログ「貪欲な人は誰か?」でも書いたが、何の意味もなく生きている
(チューブにつながれている)ための医療を、自ら拒否する生き方が求められている。

最近読んでいる山折哲雄著「私が死について語るなら」2010.3.10発行によると
先の第二次世界大戦や、その時の原爆、また地震・津波の大災害などで、多くの人が
同時期に死んでいるにもかかわらず、「人は一人で死ぬ運命」と書いている。この本は
恐るべき「予言の書」でもある。本書は、発行の日付で分かる通り「東日本大震災」の
丁度一年前に発行されているが、「21世紀は大災害の時代」と予言している。
「東日本大震災」で我々は自らに気付くべきである。私は、人間認識のために常に
課題を設定し、考察する散歩ができる間は生き、その間死支度しよう。如何なものか
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学校の勉強は不要? [閑話]

昨日8/7は立秋だったが、当地の気象台データによると、やはり真夏日・熱帯夜だった。
木陰の風は結構爽やかで、蝉の声も、ツクツク法師が心なしか多くなった様な気もする。
路上の蝉の行き倒れは相変わらず。今日も10匹近く見かけた。油蝉2匹、他はクマゼミ。
私の様に70過ぎの老人は、日頃から「生と死」の問題を考えているから、蝉の死もまた
「行雲流水」。木陰を、より分けながらの日中散歩で、先日の孫の問題を考えていた。

孫は、「学校の勉強は役に立たない。だから必要ない」と、誠に論理明快に言った。
まだローティーンも良い所!私の世代では決して言えなかったし、子どもの世代でも
祖父にこういう風にはなかなか言えなかった?だから“小生意気”と言った。
昔野風僧(のふうぞ)という歌が流行した。昭和60年(1985) 伊奈二郎作詞山本寛之作曲
 唄:河島英五で「お前が二十歳になったら酒場で、ふたりで飲みたいものだ」という
歌いだしだった。サビの部分は「いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は
大きな夢を持て 野風僧 野風僧 男は夢を持て」という歌詞を繰返す。
息子がまだ十代だった頃に、酒によって、よく歌ったものである。

私は、この歌を思い出しながら、孫を“小生意気”と言った。私が元気で孫の二十歳を
迎えられるか?分からないが、もし元気なら、この歌を唄って祝ってやりたい。しかし
冷静になって考えると、時代は大きく変っている事にも気付くべきなのである。即ち
現代の学校制度や、学習内容が多様な要求に適応できていない問題がある。
問題の根本は、教育の基本理念(改正教育基本法・義務教育)における深い考察もなく
法律の条文だけを変えて、旧態依然たる教育をして事足れりとする所にあると考える。

紙幅の関係で結論だけ書くが、現代の義務教育が、10才の子どもさえ不要だと唱える程
教育内容の要件を満たさず、昔の寺子屋と同様では可笑しい?現代の公立小中高は、
自立的に生きる基礎も、社会に必要とされる基本的資質も不足した人間を大量生産?
変化の激しい現代は、既存の社会を前提とした基本的資質ではない。考える力を養い
問題を見つけ出し、それを解決する資質が求められる。公立が、その要件を適切に
設定できないなら、「商業的塾」の競争原理に委ねるべきか?私の孫は、鋭い感覚で
この様な問題を見抜き、自ら対策を考えようとしている。横並びで大学に行くだけが
能ではあるまい。現代であるからこそ、多様な生き方が求められる。如何なものか
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なでしこ活躍と熱帯夜 [閑話]

2010年は残暑を何度も取上げたが、2011年も今年も、当地の暑さについて書いてない。
それは、2010年の残暑が特異値だったからだ。昨年は平年並み?今年はどうか?
人によって、今年は暑いという人も居るが、私は夜寝られるかどうかで判断するから
今年はマシだと思っていた。しかし、昨夜、なでしこの対仏・準決勝を見て寝不足のため
今年は暑い年ではないかと疑い始めた。そういえば、このところ寝つきが悪いのである。

寝つきが悪いのは、今まで簡単にオリンピック放送のセイだと思っていたが、
考えてみれば私は寝不足になるまで、深夜放送を見るほどオリンピックファンではない。
確かに見始めると、引き込まれて、ツイツイ見てしまう。昨夜もそうだった。
0時過ぎまで、(クーラ付けっぱなしでは寝られないから)暑くて寝られず、結局
なでしこ戦の開始を見てしまった。見ていると、日本が劣勢!敵は何本もシュートするが
日本側は、全くシュートできない。所が、前半の30分過ぎに、セットプレーからの
宮間の絶妙のキックが、集団のなか、敵GKのミスを誘い、後にこぼれた球を大儀見が
回り込んで倒れながら見事に蹴りこんだ。最初のシュートが得点に結びついた。
結局、目が離せなくなり、眠い目をこすりながらも、暑さで寝られず最後までみた。

どうも、今年は例年並ではなく暑い年ではないか?と疑い始めた。そこで
気象庁の今年の7月、8月のデータを集めて、2010,2011の真夏日、熱帯夜等を比較した。
猛暑日(日の最高気温が35℃以上)プラス真夏日(日の最高気温が30℃以上)
 2010 7月:23日 8月:31日 /2011 7月:19日 8月:25日 /2012 7月:18日 8月:6日
熱帯夜(日の最低気温が25℃以上)
 2010 7月:7日 8月:27日 /2011 7月:3日 8月:17日 /2012 7月:12日 8月:6日
以上の結果を見ると、7月の最高気温30℃以上の日数では、例年並と思われるが、
7月の熱帯夜の数では、2010年を上回る高いレベルにある。今年の8月の熱帯夜は、
昨日まで100%であり、やはり、2010年の特異値になる可能性が高い。また真夏日等の
今年の傾向も、2010年8月の100%の傾向をなぞっている。
7月までは例年の傾向だったが、8月になって暑い年になってくるのだろうか?

昨日のなでしこの戦いは、相手のアンラッキーと、日本のラッキーとが重なり、
幸運な勝利と見るのが妥当かも知れない。しかし私は、敢えて大和なでしこの
美しい心の勝利だと言いたい。昨日の勝利会見で宮間が言っていた。「応援して
くれる人たちや家族の小さなラッキーが自分たちに乗り移っていると思います。」と。
なでしこのサッカーは世界一美しい!心の美しい大和なでしこだから自然に反則しない
サッカーになる。それが勝利の女神が降りて来る大きな要因だと思う。 如何なものか
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梅ちゃん_18週「大切な人」に思う [閑話]

梅子(堀北真希)にとって「大切な人」は、家族やご近所、そして患者さん達の事だった。
しかしそういう表現をするなら、それは梅子だけに限った事ではないような気もする。
それにも関らず今週のテーマとして取上げたのは、次ぎの様な事を強調したかったのでは?
第1は、医者として梅子は、現代の一般常識的な医者と患者とは違った考え方であること。
第2は、現代の一般人は、家族やご近所における人間関係が希薄になっている傾向。

第1の梅子と患者との関係は、梅子が、松岡(高橋光臣)ではなく、信郎(松坂桃李)と
結婚する決断をしたところに示されているのでは?
松岡は、医学が患者を治す(救う)、即ち医療技術、治療薬を至上とする考え方だった?
私は以前にも書いたが、中村仁一著「大往生したけりゃ医療とかかわるな」という本を読み
今生きている人間にとって大切なことは、医療に振り回されない主体性だと思った。
患者は、医者や医学会や製薬会社の金儲け・出世の道具では無いことは勿論だ。でも今の
医療の現状は、大きく言えば、悪しき資本主義に毒されて、患者の主体性を犯している?
昭和30年時点では、松岡の主張も正しかったが、現状を鑑みると、梅子が主張していた
医者と患者のあり方をもっと強調すべきだったといえるのではなかろうか?松岡の様に
真面目な青年が人間生豊かに梅子の考え方を理解していれば、もっとよい日本になった?
日本人はなんでも一番が好きなようだが、最も大切な事は人間の主体性である。
社会的な地位や名誉があっても人間の主体性を犯す権利はない。そういった基本を弁えた
人間性豊かな人を育成しなければ、医学の進歩や、科学技術の進歩も害になりかねない。
現代日本の医療正常化の為に、梅子の患者との向き合い方を強調すべくテーマとした?

第2の大切にすべき「家族やご近所」の代表として陽造(鶴見辰吾)が取上げられた。
昨日も書いたが陽造は、建造(高橋克実)の冷たい仕打ちにムカッとして詐欺を働いた。
下村家の崩壊を狙ったものだった。人間関係に絶望すると、残虐なことを思いつく。
それを未然に防いだのが、松子(ミムラ)、竹夫(小出恵介)、梅子兄姉妹の優しさ。
特に、梅子による努力で、建造と陽造の仲違いも収まり、めでたし、めでたし。

だが第1・第2の人情話は現代に通用するのか?「どんなに時代が変わろうと、変わらない
大切なものがきっとある。」というテーマの映画「Always 続・三丁目の夕日」もすでに
制作して5年を経過した。このテーマもすでに古臭くて忘れ去られているのではないか?
だからこそ、陽造の人情話を挿入し強調したかったのだろう。最近また「いじめ」が
話題になったが、現代のイジメが深刻なのは、残虐性が深刻化しているからである。
残虐性の深刻化は、イジメ側の人間関係が更に複雑化・絶望化している結果である。
イジメ側に、松竹梅の姉兄妹の様な人間がいたら大事に至らないのではなかろうか?
現代イジメ問題解決は、イジメ側人間関係の複雑化に伴って、もつれた糸を解すのが
難しいからだが、もつれを招いたのも、人間関係の希薄さによるのでは?如何なものか
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梅ちゃん先生_第92話と幸せ [閑話]

今日、梅子(堀北真希)は在宅診療を任された末期がん患者・早野(津嘉山正種)が
生きる希望を失い治療を拒否していると考え、どうしたら早野に生きる希望が湧くのか?
悩んでいた。母・芳子(南果歩)や三上康子(岩崎ひろみ)は、子ども達の成長や幸せを
生甲斐だと、言っていた。また祖母・正枝(倍賞美津子)は子どもが居ても居なくても
生甲斐はあるといい、「ナポリを見て死ね」という言葉を例に引いていた。

正枝の話をヒントに、梅子は「日本の風景」という写真集を持参して、早野を説得しよう
と試みたが、早野は現役時代、外国航路の船乗で、当時のアルバムを見せてくれて、
「珍しいものは散々見た。もう充分」とのご託宣だった。アルバムの後半部分は、
写真が剥がされていて、何か曰くありげ。食堂「みかみ」に行った梅子が、偶然、信郎
(松坂桃李)と恋人・咲江(佐津川愛美)の二人と一緒になり、早野に‘さよこ’という
娘が居る事がわかった。咲江は女学校時代‘さよこ’に、裁縫を教わっていたという。
妻・妙子(丘みつ子)から家族は二人だけと聞かされていた。早野夫婦には事情がある?

先日のブログで、中村仁一著「大往生したけりゃ医療とかかわるな」を取上げたが、
この本を読んでいると、“人生とは”、“死とは”、“生きるとは”、“”幸せとは“何か?
などということを改めて考えさせられる。
確かに早野の様に、生きる希望をなくす事は、現代の様に何でも積極的、前向きな
考え方が正しいとする世の中では、間違っていると判断されるかも知れない。増して
早野の様に、近親者とのこじれた関係を放置するのは良くない!という批判は誰にも
非難出来ない。しかしそういう問題を解決するためには、梅子の様な素っ頓狂なお節介
でも居ない限り、なかなか修復は難しい。早野の様な状況になった時、娘との修復に
精神的・肉体的な負荷を掛けるか?余生を平安な状態で過ごすか?どちらが、本人に
幸せか?非常に難しい判断ではないか?幸せという概念は主観的なものである。

昭和30年当時のがん治療法はどんなものか知らないが、現代ですら、手術切除や、
放射線治療などのがん治療は免疫力を減少させるという。早野が、治療拒否したのは
あながち間違っていないと思う。特に治癒の可能性もないのに、チューブにつながり
延命治療で、生かされるのは、人によっては、姥捨山以上に残酷な仕打ちだと思う。
人間は死ぬ時にどんな恐ろしい事が起こるかと心配し、チューブにつながれて、
完全に意識をなくしてから死を迎えた方が、死者にとって幸せだと勝手に思っている。
しかし先の図書によると、人間は死に際して、恐怖を感じない様にできているという。
家族や個人の“幸せ”を、勝手にまとめて、政治家や役人、医者によって決められても
迷惑この上ないと思うが、官尊民卑的日本の伝統は今も継続中? 如何なものか
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混迷の梅ちゃん先生 [閑話]

さて「梅ちゃん先生(堀北真希)」物語を、丁度1週間お休みしていた。
涼子(田崎アヤカ)が難病診断を受けた直後に、建造(高橋克美)を説得して、
梅子開業に話が進む83話、そして、85話では開業になるが、真ともな患者はいない。
今日・89話の最後、食中毒と思われる患者がやっと5人担ぎ込まれたという体たらく。

涼子の難病問題はどうなってしまったのか?さっさと辞める梅子は無責任?
第一、松岡(高橋光臣)から、病状が回復したらもう一度ちゃんと話をする様に勧められ、
「その話は当分いいの!」と返事。松岡から、建造の倒れた事と、開業の話とは科学的に
無関係だと説明されて、今度は、「松岡さんは理屈ばっかりだからわからないの!」と、
反対に噛付いていた。(07-02のブログ「小沢氏ら離党届と梅ちゃん先生_79回」参照)
更に、現実にどう行動するかは、建造の病が良くなってから正々堂々とやると、涼子に
言っていた。(07-04のブログ「梅ちゃん先生_81回・私の見所」参照)

生れてはじめて建造に褒められて舞い上がり、開業を宣言したのは仕方ないとしても
その後の梅子の松岡への発言や、涼子に対する“正々堂々”発言と現実行動との乖離は
理解しがたいものがある。梅子は、「自分の気持に素直に生きる」場当たり人間か?
まるで、現在の政治家そのものの様な、発言に責任を持たない梅子である。
開業医の跡取り娘・弥生(徳永エリ)すら、大学病院で時期を計っているというのに、
採算を度外視して開業するとは、余りにもお嬢様である。結局、医者という肩書きで
一段高い所から人間を見下し、助けてやろうという、“どこかの国の社会福祉”の様な
態度の医療をしたいという事なのではないか? まあ梅子は若いお嬢様である。
現状が色々問題含みなほど成長の過程も明確になる?今後の成長を期待!如何なものか

今日も梅雨の晴間(曇間?)を縫う様に、傘を使わずに1万歩の散歩を達成した。
SJ(スロージョギング)も30分強実施。筋トレと共に、ゴルフの素振り、アプローチ練習もした。
アプローチ練習は、残念ながら雨が降り出して中断した。九州・熊本等では相当規模の
災害に遭われた人も多かった様だ。私は何時も思うが、「東日本大震災」の様に、
世界が注目してくれて、共助、公助に与かれる災害は、不幸中の幸いだと思う。
個人としては大きな被害度でも小規模災害の場合、自助努力しかないのではと心配だ。
いずれにしても病気、災害、事故、事件等、何時、我が身に降りかかるか?その時、
誰も助けてくれなくとも、自助努力で前向きに生きて行ける様にしたい!と思っている。
「無事是好日」という。有り難い「好日」を、感謝を込めて大切に過ごしている。

また激しく降り出してきた。今日の用水路の水位は結構、高かった。ただ祈るのみ!
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貪欲な人は誰か? [閑話]

最近読む本は、中村仁一著「大往生したけりゃ医療とかかわるな」だとか、
金谷治著「老子 無知無欲のすすめ」などである。
金谷先生(1920年生-2006年没)は、20年以上先輩であり、中村先生は、1940年生れ
従って、1年先輩である。

この様な本を読んでいて、やはり反省すべきは、最も人生経験のある高齢者だと気付いた。
「老子」では、あり余る財産を持ちながら、なお収奪を止めない権力者を批判している。
しかしこの批判を、「権力者」をスケープゴートにして、すましている高齢者は多い。
「大往生・・・云々」では、年寄はどこか具合の悪いのが正常・・中略・・昔の年寄の様に、
年をとればこんなもの、と諦める事が必要・・・・以下略、という様なことが書いてある。

自然の営みは天地の恵みも有れば、災害もあり、全体的に均衡化されるが、
人間の営みは格差の拡大を生む。
それは生物が、エントロピー増大の法則に逆らった存在だからだ。
社会保障も、やればやる程、格差を拡大するだけである。
我々人間には、他の動植物の様に、本能のままに生き、自然と一体化できない。
人間の知識が、格差を広げ、それが、楽を増すと共に、苦を限りなく増していく。
しかし人間の知恵は、様々な知識から創生されて、人間のノウハウを蓄積する。

現代、日本では、特に過去に比べて、経験を積んだ年寄が、知識を知恵に転換し
つつましく生きる事を忘れてしまっている人が多いのではないか?
私は、中村仁一先生のお説を拝読し、私が日ごろ考えている事が正しいと確信した。
私は、「免疫力」の3冊の本を読んで、ガンの三悪治療は受けまいと決心し、従って
74歳の時ガンで他界した父の年齢に近づいたが、がん検診は受けないで良いと思った。
日頃、免疫力の維持に精一杯努力し、免疫力が低下してガンになり、免疫力向上の
有効な手立てがないなら、潔く、中村先生のすすめる「自然死」を選ぶ。
実質的に無意味な延命のために、医療費を使うのは、格差を増大させるのみである。

改めて問おう!貪欲な人は誰か?
高齢者はよく考えよう!命を変に惜しみすぎるのも、金を惜しむのと同じでは?
いや、金を惜しむ以上に貪欲な行為ではなかろうか?
「自然死」による大往生は、貪欲な人生を手放す素晴らしい方法では?如何なものか
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世論調査_'12.07.10で思うこと [閑話]

今朝の朝日新聞に、次期政権に関する世論調査なるものの概要が紹介されていた。
質問の形態からしていかがわしい。民主党中心、自民党中心、自民・民主中心、そして
民主党と自民党以外の政党の連立、を選択肢としたアンケート調査である。
結果は、
1.自民・民主両党中心:36%、2.民主党と自民党以外の政党の連立:25%
3.自民党中心:17%、4.民主党中心:7%、
この調査で問題なのは、全項目の割合を合計しても85%にしかならない点、そして
「自民党と民主党以外の政党の連立」という項目がないこと。明らかな意図がある。
回答を誘導する意図の質問はたいへん問題だと思う。いわゆる誘導尋問。
政党支持の調査によると、支持政党なし、回答なし等の無党派層は、63%という。

従ってこの杜撰な調査結果を踏まえると、上記調査の85%は、無党派・63%のうち
48%を含むのか?それとも、その層別も出来ない結果なのか?全くわからない。
私の憶測では、無党派層の多くが、興味半分に答えた結果が多く含まれていると思う。
従って、この結果は、殆ど、何の意味も見出せない「ないものねだり」?
但し、大新聞が、こんな世論調査結果を一面に掲載する日本の政治風土に関しては
色々と、推察する事が可能である。

昨日のブログで、「政治は手続き、段取りである」という観点を取り入れて書いた。
「手続き、段取り」を蔑ろにする事は、秩序を否定する事である。
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」淡白で忘れっぽい性格の日本人には、すぐ改革だ、維新だ、
革命だと騒ぐのが、「新しい」と思い込む馬鹿が多い。日中戦争から第二次世界大戦に
突入し、多くの犠牲者と塗炭の苦しみを味わった無秩序と混乱の凄まじい社会の怖さを
もう忘れ去っている。この無秩序に至った理由は、日清・日露戦争勝利の勘違いだ。

国民が「ないものねだり」を軍部に押付けてしまったにも関らず、敗戦後の日本は、
その反省もなく、軍部をスケープゴートにした。現代の日本も、増税よりも何よりも
現実を認識して、スケープゴートに逃げ込まない事である。2009年の総選挙で国民の
下した審判は、明らかに間違っていた。その自己責任から目を逸らし、民主党、更に
小沢一郎をスケープゴートにして、「ないものねだり」を今後も続ける限り、
日本に明るい未来は無い。60%前後の無党派層の皆さんは、日本の未来を担っている。
一人でも多くの人が、真面目に日本を考える必要がある。
橋下某も小沢一郎と同じで、権力を握る為には手段を選ばない信用できない人間?
「ないものねだり」をせず、自助、共助を優先させる社会を築こう!如何なものか
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国会中継_'12.07.09で思うこと [閑話]

そろそろ梅雨明けか?と思う久々の青空の広がりだったが、蒸暑い思いをした。
散歩から帰宅して、今日の国会中継を録画で見た。

自民党・谷垣総裁、小池百合子、国民の生活が第一の牧義夫、公明党の斉藤鉄夫議員等の
質疑を拝聴した。私の関心は、参議院に送られて、社会保障と税の一体改革法案が、
どうなるのか?その後の8月or9月頃の解散総選挙はあるのか?
それを予測するための録画視聴であった。
自民党の谷垣総裁、小池百合子議員の質疑では、民主党における本法案に対する造反を
最大の問題にした。民主党の3党合意内容に関する信頼が傷ついたのではないか?と
いう点を突き、今日にも結論される造反議員への処分如何では参議院の審議において
重大な決意をしなければならない、と迫っていた。

自民党のポイントは、「政治は手続き、段取りである」という点を論拠にしていること。
今日の質疑を聴いていて思い出したのだが、民主党は、年間16.8兆円の無駄が省けると
して、バラマキ政策を掲げた。そして一番大切な問題は、自民党や公明党が消費税増税と
いう最も選挙民の嫌う増税を旗印にしたのに対して、バラマキの上に、16.8兆円の
埋蔵金掘り起こしで、増税は必要ないと言った事である。この落差に国民は騙された。
民主党は、明らかにマニフェストという魔法で国民を欺き政権を盗んだのである。
政権奪取の基盤である「手続き、段取り」に明らかな間違いがある以上、いくら
3党合意で、消費税増税と社会保障の一体改革を通したからと言って政権を続行する
根拠があるとは思えない。

小池百合子議員は、社会保障と税の一体改革だけでなく、自身の詳しい「安全保障」に
領域を広げて、民主党の政権担当能力の低さを突いた。「手続き、段取り」という点から
民主党の政治手腕は後手後手に終始し、政治主導も、スタンドプレーが多くて、実質的
政治的成果は、プラスよりもマイナス面が多い?国民の生活が第一の牧義夫議員は、
民主党内での「消費税増税と社会保障の一体改革」3党合意プロセスを内部告発していた。

小沢一郎の今回の法案反対と離党に関して、世論では理解できない、と言っている様だが
私は、「政治は手続き、段取りである」という観点からすれば、小沢一派に正統性がある
と思っている。日本人は「喉元過ぎれば熱さ忘れる」淡白で忘れっぽい性格であり、かつ
「味噌も糞も一緒にする」論理性も欠如した国民性だから、民主党も政権が盗れ、小沢も
生き残れる? 注意すべきは、小沢一郎の正統性は、場当たり的正統性という事である。
今後の見通しだが、私には混沌としている様に思える。自民・公明が、3党合意のために
妥協した内容によって、増税は一時凌ぎの歳入増加案にしかならなくなった。「入るを
測って、いずるを制する」精神なくして国家財政再建はおぼつかない? 如何なものか

余談であるが、今年のシーズン入りからゴルフの調子が今ふたつばかり悪くなり
懸命にリハビリ中である。筋トレに本格的に「スクワット」を取り入れた。
最近では、30×10=300回/日を目途にし、素振りとアプローチ練習も練習量を上げた。
「スクワット」は、免疫力の本を三冊ばかり読んだ時に仕入れた知識である。
散歩や他の筋トレも続けているが、「スクワット」で、膝の違和感も解消した。
スロージョギングも、頻度は少なくなったが、20~40分程度/1回、続けている。
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