おひさま第22週 [物語]
今年も9月に入った。気温が下がってうれしいが、台風12号のお陰か?
台風12号は、遅々として進まず、各地に大雨を降らし、大きな災害をもたらしている。
今週の「おひさま」も思わぬ火災に見舞われてしまった。
災害規模の大小に関わらず、被災者のご苦労は同様に大変だと思う。
さて、今週の「おひさま」の最初。陽子(井上真央)と分れる時の川原(金子ノブアキ)の
「よかったよ陽子ちゃん。初恋が実らなくて」というセリフ。最初私は、川原のひねくれた
僻みっぽい心から出たものと思っていた。しかし再度録画で、その時にみせた川原の笑顔が
すばらしい事に気づかされた。それで私は、戦争による心の傷は深くとも、川原はキッと
立ち直るという予感をもった。
さて“好事魔多し”というが、被災直前の丸庵は、幸せのオンパレードだった。
川原と別れ、気落ちして帰ってきた陽子を待っていたのは暖かい家族。日向子(井上琳水)は
「あれ吹いて」とハーモニカを取り出して、和成(高良健吾)にせがみ、和成は一日中練習
した「月の砂漠」を、懸命に吹いて聞かせる。下手なハーモニカ演奏に、しんみりとして
聞き入る陽子、徳子(樋口可南子)夫婦そしてあどけない日向子。正に幸せの瞬間だった。
気がかりだった杏子(金澤美穂)も丸庵に来て一緒に暮らす。また親友・ユキ(橋本真実)も
成功して、安曇野で食品・雑貨店を開業するという。陽子の夜の学校も大盛況である。
傑作なのはカヨ(渡辺えり)やミツ(安藤サクラ)。裁縫で制作した服を着たら惚れ直される
と言われて、「あれ以上に惚れられたらうっとうしい」との御託宣。ほんまかいな?
今週の「ふたたびの場所」というお題はどういう意味?杏子やユキが戻ってきたこと?
それとも、陽子が被災避難場所として、また実家に帰ってきたことなのか?
ともあれ、早、22週を過ぎ、残すところ12%。これからどう締め括るのか?
今日は、なぜかタイトルバックの歌の歌詞が、心にしみた。
“ひかりが射し 風が泳ぎ
生きて行けると そう思えたの
あなたは私の奇跡
あなたは私の希望
どこかで 私を 感じてて
それだけでいいのよ“
光と風、それだけで小さな ささやかな幸せを感じ、生きて行けるのか?
私は、災害規模の大小を自分の病気に譬えて考えてみた事がある。災害規模が大きいのは
重病、災害規模が小さいのは軽い病気、という風に。そしてそう考えている時にふと私は
それらの病気が、軽重に関わらず治ることを前提に考えていることに気が付いた。それで
災害規模の大小にかかわらず、或いは病気の軽重にかかわらず、元に戻れる希望があれば
人間には生きる力が湧いてくるのではないか?と、考えた。そしたら、もう一歩踏込んで
「スキルス癌」の様に不治の病にかかっても、生きる勇気を持つ心の準備が必要な事に
気付いたのである。結局、生きている間は、生きる勇気を持続する心構えが大切なのだ。
くよくよするために過去を振り返るのも、悩み苦しむために未来を心配するのも不要?
どんな状況に応じても、生きる勇気を持続できれば、幸せを感じられる?如何なものか
台風12号は、遅々として進まず、各地に大雨を降らし、大きな災害をもたらしている。
今週の「おひさま」も思わぬ火災に見舞われてしまった。
災害規模の大小に関わらず、被災者のご苦労は同様に大変だと思う。
さて、今週の「おひさま」の最初。陽子(井上真央)と分れる時の川原(金子ノブアキ)の
「よかったよ陽子ちゃん。初恋が実らなくて」というセリフ。最初私は、川原のひねくれた
僻みっぽい心から出たものと思っていた。しかし再度録画で、その時にみせた川原の笑顔が
すばらしい事に気づかされた。それで私は、戦争による心の傷は深くとも、川原はキッと
立ち直るという予感をもった。
さて“好事魔多し”というが、被災直前の丸庵は、幸せのオンパレードだった。
川原と別れ、気落ちして帰ってきた陽子を待っていたのは暖かい家族。日向子(井上琳水)は
「あれ吹いて」とハーモニカを取り出して、和成(高良健吾)にせがみ、和成は一日中練習
した「月の砂漠」を、懸命に吹いて聞かせる。下手なハーモニカ演奏に、しんみりとして
聞き入る陽子、徳子(樋口可南子)夫婦そしてあどけない日向子。正に幸せの瞬間だった。
気がかりだった杏子(金澤美穂)も丸庵に来て一緒に暮らす。また親友・ユキ(橋本真実)も
成功して、安曇野で食品・雑貨店を開業するという。陽子の夜の学校も大盛況である。
傑作なのはカヨ(渡辺えり)やミツ(安藤サクラ)。裁縫で制作した服を着たら惚れ直される
と言われて、「あれ以上に惚れられたらうっとうしい」との御託宣。ほんまかいな?
今週の「ふたたびの場所」というお題はどういう意味?杏子やユキが戻ってきたこと?
それとも、陽子が被災避難場所として、また実家に帰ってきたことなのか?
ともあれ、早、22週を過ぎ、残すところ12%。これからどう締め括るのか?
今日は、なぜかタイトルバックの歌の歌詞が、心にしみた。
“ひかりが射し 風が泳ぎ
生きて行けると そう思えたの
あなたは私の奇跡
あなたは私の希望
どこかで 私を 感じてて
それだけでいいのよ“
光と風、それだけで小さな ささやかな幸せを感じ、生きて行けるのか?
私は、災害規模の大小を自分の病気に譬えて考えてみた事がある。災害規模が大きいのは
重病、災害規模が小さいのは軽い病気、という風に。そしてそう考えている時にふと私は
それらの病気が、軽重に関わらず治ることを前提に考えていることに気が付いた。それで
災害規模の大小にかかわらず、或いは病気の軽重にかかわらず、元に戻れる希望があれば
人間には生きる力が湧いてくるのではないか?と、考えた。そしたら、もう一歩踏込んで
「スキルス癌」の様に不治の病にかかっても、生きる勇気を持つ心の準備が必要な事に
気付いたのである。結局、生きている間は、生きる勇気を持続する心構えが大切なのだ。
くよくよするために過去を振り返るのも、悩み苦しむために未来を心配するのも不要?
どんな状況に応じても、生きる勇気を持続できれば、幸せを感じられる?如何なものか
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