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放射能汚染は風評被害?(2) [原発事故]

昨日に続き、月刊「Will」四月号の渡部昇一著「原発興国論!」を元ネタに、福島原発の
放射能汚染問題の風評被害について、記録しておく。渡部昇一は、本記事の情報源として
ラッキー博士の「電離放射線の生物学的効果: 日本に贈る一視点」という論文
(米国医学雑誌「J. of American Physicians & Surgeons」)を掲げている。
NASAの宇宙飛行士の健康問題に長年関与してデータを集積しており、その結果から
「年間100ミリシーベルトの放射線は、体に一番良い」というデータが示されているという。
広島・長崎原爆投下後の半世紀に及ぶ研究の結果、被曝者の両親から生まれた子どもの
遺伝子異常は一人もいなかったという。それどころか広島の放射線影響研究所のデータでは
低線量放射線被曝した胎児の方が、死産、先天性異常、新生児死亡の比率が低いらしい。

福島原発事故後、世田谷で放射線のホットスポットが発見され大騒ぎになったが、調べた結果、
ある民家の床下に埋められていたラジウムの影響と分かった。住人は50年、何も知らずに
住み続け、現在、92歳で元気に暮らしているという。学者による推定の年間被曝線量は、
90~180ミリシーベルトになるという。

去年、福島では米も野菜も豊作で、梨は例年以上の大きさ、リンゴは特に甘かったけれど
殆どが出荷停止で、基準値以下でも全く売れなかったという。行政の犯罪的な無知のため
菅首相および、菅内閣とその後の民主党政府は、限りなき失敗を繰返している。

ラッキー博士の研究成果はじめ、ラジウム温泉など、様々な客観的事実があるにも拘らず
放射能の低線量被曝効果を無視し続け、国民を欺いてきた日本とは一体どんな国なのか?
ラッキー博士の研究成果やラジウム温泉効果等が疑わしいなら、なぜ科学的に実証しない?
或いは検証しないのか? 古今東西の世界中の文献を集め、関係の専門家に検討させれば
数日で片が付く? しかしそうはならないのが日本なのだろう。専門家と称する輩が、
学閥を構成し、互いの陣営が、学問や科学による真理の追究ではなく、学閥益の追究に
走るのは、官僚が省益に走るのと同様である。政治家をはじめ日本国中が、学閥、財閥、
官僚閥、その他、様々な閥に所属しないと出世も名誉も財産も入手できないのだ。だから、
お偉方になれば成る程、自由に物が言えないという日本的構造欠陥の結果が、放射能汚染と
いう風評被害かどうか?知らないが、全く偏ったICRP・国際放射線防護委員会のデータを
丸信じして、国民の税金を湯水の如く使う政治家に、増税を言われても聴く耳を持たぬ。
土壌汚染や農作物、瓦礫の始末等に思い切った施策を打てないのか?税金を無駄遣いした
政治家を、国民は許すべきではない。辞めさせるべきではなかろうか? 如何なものか
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