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散歩・免疫・思い出 [思い出]

DSC09111足高大銀杏.JPG今日も気温が戻り暖かな一日で散歩途中、写真を色々撮った。左の写真
は足高神社の大銀杏。まるで仏像の光背の様に、神々しく輝いていた。
この黄葉は三本の銀杏で形成されているが、真ん中の一番高い銀杏は、
私の腕で二抱えはあろうと思う大木だ。石段が銀杏の木の間に見えるが、
これは神社参道の石段で、現在東北楽天の星野監督が倉商時代に
足腰を鍛えた伝説の石段という。(写真の上でクリックすると拡大する)

さて免疫の事を調べていて面白い情報を得た。
生まれたばかりのパンダ、コアラ等の赤ちゃんには、笹を消化する酵素やユーカリを無毒化する
酵素を持っていないという。腸内細菌が消化してくれるそうだが、その為に赤ちゃんは土壌菌等
を体内に摂取して、腸内細菌を増やすのだそうだ。人間も野菜のセルロースを分解する酵素を
持ってなくて、腸内細菌がせっせと分解するという。
赤ちゃんが何でも舐めるのは、土壌菌等を体内に取入れて腸内細菌を増やすためだ。

それで思い出した事がある。私の小さかった頃はよくお腹を壊して、柔弱な体質だったが、
その原因は、亡き母が、懸命に私を衛生的に育てたからではなかったか?事情があって、
私を是が非でも成人するまで育てなければならないと思い詰めた母は、私を無菌状態に
近い形で育てたのではないかと思う。私自身が潔癖症に育った事が何よりの証拠だろう。
免疫力の本・藤田紘一郎著「免疫力をアップする科学」の著者は、今でも様々な土壌菌を
カプセルに入れて毎日飲んでいるという。私が小学生時代迄お腹を壊した腺病質だったのは
何でも舐めたがる赤ちゃんの特性を押さえ、無菌に近い状態で育てた事が原因ではないか?

私は当時の母は当時の知識で懸命に頑張ったんだと思う。感謝こそすれ、恨むなんてとんでも
ない事だ。しかし現代の様に、既に科学的に腸内細菌の働きが明らかになっているのだから、
無菌状態の養育は良くないと思う。幸い、わが家は妻も娘たちもよく心得ている。
私だけが遅れていた。人間、自分の間違った経験から自由になるのは難しい? 如何なものか
DSC09116メタセコイア葉.JPG
左の写真は、メタセコイアの黄葉。
用水路の水面のキラメキが映えて美しかった。
◎ 煌めきぬ メタセコイアの黄葉(もみじ)かな
(写真の上でクリックすると拡大する)
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