SSブログ

菅2次改造内閣と「てっぱん」 [物語]

菅2次改造内閣が発足した。余り書く事もないが、NHKTV小説「てっぱん」の後に付け足す。
今週の「てっぱん」のテーマは、
一つは、先週の駅伝君(長田成哉)&根本コーチ(松田悟志)の挫折からの立ち直り、そして
二つは、鰹節会社「浜庄」の大黒柱・松下小夜子(川中美幸)&レストラン社長有馬圭介
(谷口高史)の心温まる婚約話、そして、長年、小夜子にあこがれていた神田英治(赤井英和)
の果敢で、しかも鰹節のごとく味のある失恋であった。二人の婚約披露での「小夜子を鰹節に
例えて賛美した名(迷?)演説」は、心を打つものがあった。

それらの物語の中でキーとなる言葉が、「人生は失敗したもん勝ち」 という小夜子の言葉。
この言葉のお陰で、あかり(瀧本美織)も嫌な客と、お好み焼きで勝負する勇気が持てた。
あかりから聞いたこの言葉によって、駅伝君もマラソンに気持を切替えて再出発することが
できた。神田も小夜子に、「ズッと前から好きや!」と、正面からぶつけることができた。
ただし、小夜子の反応にいち早く気付いた神田は、付け足した。「鰹節」と。
「浜庄」の社長・浜野一(趙 珉和)も、最初は小夜子の引抜き話に動転していたにも拘らず
小夜子の幸せを願って、小夜子の代役として失職中の根本コーチを雇用する覚悟を決めた。

この物語を見ていると、人情の美しさが輝いて見える。苦しい中で、お互いが思いやる。
人生、金やない。人と人との信頼関係、暖かいつながりこそ、生きる力になるのだと。
絆は “ほだし(束縛)”にもなりかねない。しかし、それは “心の置き所一つ” である。
「人生は失敗したもん勝ち」 という気持一つで、失敗も、次への踏み台になるのだ。
世の中は変化して止まない。その人生を自分のものにするのは、金でも人でもなく自分では?

さて菅2次改造内閣だが、参院で問責が可決された仙谷官房長官と馬淵国土交通相に加え
岡崎国家公安委員長を交代させ、国家公安委員長の後任に中野寛成元衆院副議長を充てる。
また江田五月前参院議長が法相として入閣する。消費税率引き上げや環太平洋経済連携協定
(TPP)参加に積極的な海江田経済財政政策担当は、経済産業相へ横滑り、与謝野馨氏が、
立ち上がれ日本を離党して海江田氏の後釜に就任する。失敗続きの民主党政府、「失敗した
もん勝ち」と居直っている?やけっぱち・失敗居直り内閣?しかし政権与党、政府は庶民と
違うのではなかろうか? 庶民は失敗を繰返しても社会の重荷にならぬ様に頑張るしかない。
だがこの程度の政権与党・政府なら幾らでも替わりはいるのでは?程々に!如何なものか。
nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。