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梅ちゃん先生スペシャル(前編)感想 [物語]

梅ちゃん先生スペシャルの副題は、‘結婚できない男と女スペシャル’
2012年度上半期NHKテレビ小説「梅ちゃん先生」で、結婚できない男と女といえば
梅子(堀北真希)の最初のボーイフレンド・松岡(高橋光臣)、そして松岡の同僚の
山倉(満島真之介)、弥生(徳永えり)が代表格。(但し松岡は結婚を論理的に把握
しようとするから弥生の結婚相手から除外) そして、(前編)の副題は、
‘半径100メートルの男’。この物語の感想は、(前編)の副題の解読から始めたい。

(前編)の内容から信郎(松坂桃李)は、半径100メートルで日常生活の用が足せるという
意味から‘半径100メートルの男’と呼ばれていた。また‘半径100メートルの男’とは
女性の結婚前の交際相手が、常に‘半径100メートル内に居る男’という意味にも解せる。
梅子にとって隣家に住む信郎(松坂桃李)は、何時も‘半径100メートル内に居る男’。
また山倉も、帝都大付属病院に勤務する弥生の同僚で‘半径100メートル内に居る男’。

従って(前編)の物語は、‘結婚できない男と女’を論ずるに当り同級生である既婚者の
梅子と、未婚者の弥生を対照しながら、その論点を整理しようというのではなかろうか?
梅子のライバルには、新幹線の部品開発に成功した信郎に好意を持つ雑誌記者・山川厚子
(臼田あさ美)が、そして弥生には、研修医の神田真澄(小林涼子)があらわれたのだ。

まず弥生だが、真澄が出現し、今まで自分が抱いていた山倉のイメージがぐらつく。
真澄は臨床医・山倉の指導により、臨床医としての素晴らしい医学上の秘密を把握した。
研究熱心な松岡に似た真澄だったが、山倉の良さを見抜き、山倉を好きになったという。
その後、下村家の縁側で、西瓜を食べながら梅子と弥生が話し合う場面があった。
その時、話しながら弥生は、自分が山倉の悪い面だけを見てきた事に気付いたのである。
それを聴いた梅子は、弥生にもう一度山倉との結婚を考え直すように勧めた。梅子は、
相手の良い所だけ見て結婚するのは危険だという。しかし弥生は、若くて勢いのある
真澄と競争するだけの決心がつかず、山倉を真澄に譲るような事を言っていた。
さて梅子だが、頼りないと思われた新米記者・山川厚子が予想外の頑張り屋だった。
何せ仕事一途にやってきた‘半径100メートルの男’信郎にとって厚子の存在は、新鮮に
見えたのではないか?まるで降って湧いたような浮気疑惑に曝されてしまった。幼馴染の
梅子と信郎だから互いの良さも悪さも知り尽くしていたと思うが、女に関する事は別問題。
以上(前編)の物語を結婚できた梅子と信郎、結婚できない弥生と山倉を、ある視点から
追いかけたが、‘結婚できない男と女’の論点は見えてきただろうか?如何なものか
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