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梅ちゃん先生 第7週-6 [物語]

今日の「梅ちゃん先生」の話題は、1)梅子(堀北真希)と松岡(高橋光臣)との会話と
映画鑑賞。2)あかね(宇野実彩子)の結婚宣言。3)梅子の父・建造(高橋克実)の
ヤミ食品拒否行為の終結。何の脈略もない様に見えるが、根には共通のテーマがある。
それは、「意地」、「意固地」である。

梅子と松岡は、今日も三上のおばちゃん(岩崎ひろみ)の店でデートして良いムードに。
間髪を入れずおばちゃんが映画の招待状を二人に提供してくれたので二人は映画館に直行。
看板を見て意見が一致した。しかしなぜか二人は左右に分裂?違う看板を見ていたのだ。
私が思うに、梅子と松岡は思い込みの激しい性格だと思う。二つある映画の看板は、各々
全く趣向の異なる「活劇物」と「恋愛物」だ。はじめて男女で見に行っているのだから、
少なくとも相手の好みを確かめるべきだったと思う。左右に別れた二人は、引っ込みが
つかなくなり、意地を張って、別れてみる事になってしまった。

とはいうものの梅子だけは映画館の入口で入りそびれていて、あかねを探すはめになる。
父の実弟・陽造(鶴見辰吾)の棲家近くであかねを発見。程なく陽造と一緒に帰ってきた
兄・竹夫(小出恵介)に、時間のないあかねは唐突に中島という人との結婚を宣言した。
それを聞いて竹夫は祝意を述べ、あかねは作り笑顔で別れを告げた。きびすをかえした
あかねの顔はくもり涙が?あかねと竹夫もまた、意地を張ってしまったのだ。

実家に差し入れに来ていた竹夫は、帰宅した父・建造(高橋克実)に、ヤミ食品拒否を
やめる様に説得した。結果的に説得は受け入れられたのだが、そのポイントが奮っていた。
竹夫は父親の行為を「変な意地」だと率直に指摘。あかねとの別れも「変な意地」だと気付
いた? 「くだらない意地を張って引くに引かれなくなる事が自分にもある」と言った。
建造「一緒にするな!」の一喝に、竹夫「一緒にしますよ!親子ですからね」は秀逸!

思い返せば、竹夫の家出も親子の意地の張り合いだった。 今回の父親のことでは
竹夫は、広い視野に立つと共に、父親の性格を冷静に判断できたから建造のヤミ食品拒否に
有効な意見をいう事ができた。しかしあかねに関しては、十分に情報を共有できておらず
自分の思いを通すことが、相手の為かどうか判断できなかった。竹夫は理性的な男?
梅子と松岡も別の現実を見ていて、互いに情報を共有できなかった。二人共、竹夫と同様に
相手の立場を考えて自分の思いを通さなかった? しかし竹夫の家出のように妥協を許さぬ
意地もまた人生において大切なもの。“意地は人生のスパイス” でも程々に!如何なものか
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