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‘ぞめく’は方言? [方言]

早朝ゴルフ練習に行ってきた。先日の問題点を反芻し毎日の素振りでイメージトレーニング
して、完璧なスイングになっているはずなのだが、いま一というところだろうか?最近は
だいぶ腕を上げたから?自分に厳しく採点できるようになり、満足できないのかも知れない。
気温はやはり低めだが、風もあまりない快晴で、服を着れば過ごしやすい日和だった。

近頃、NHK連続テレビ小説「ウェルかめ」をちょくちょく見るようになった。
ドラマの切替り直後は見ていたのだが、波美が大人になってからは、物言いが大げさすぎて
ついて行けず見なくなっていた。なぜ「ウェルかめ」をまた偶に見るようになったのか?
第1の理由は、テレビのニュース・ショウが面白くなくなったこと。
マスコミは、民衆に迎合しているのか、与党にお追従しているのか知らないが、政治関連の
話題が実につまらなくなった。戦前、軍部の弾圧が怖いだけでなく軍部へ過度な期待をかけて
マスコミが過度なお追従をしたように、現代も、その体質は当時とほとんど変っていない。
戦前は全体主義、戦後はマルクス主義、そしてまたぞろ、「大東亜共栄圏」ときた。
テレビ鑑賞は朝昼夜の食事時。詰らないからチャンネルを回すと「ウェルかめ」に出会う。

第2の理由は、亀園由香(松尾れい子)という人物の劇中人物と俳優ご自身に興味をもった
こと、そして四国では最も縁の薄い徳島がドラマの舞台だということである。香川、高知や
愛媛には何度も行ったことがある。徳島も鳴門や大歩危・小歩危などの端の方は行ったこと
があるものの、徳島市内や、民宿「浜本」のある美波町など南海方面は行ったことがなく、
大変興味深く思っている。見続けるためには波美の演技が障害?何とかしてくれないかァ~

さて本題の‘ぞめく’であるが、手持ちの小国語辞典では、“浮かれて騒ぐ”とだけ。
どうも古くからある言葉のようだが、時代と共に、方言化した言葉のようだ。
日本国語大辞典によると新潟県佐渡、福井県大飯郡、岐阜県恵那郡、兵庫県淡路島、徳島県
和歌山県、香川県三豊郡などで“浮かれて騒ぐ”と同様の意味で使われているという。
吉野鷺知(室井滋)率いる徳島の出版社の名前が“ゾメキトキメキ”出版社というからには
‘ぞめく’は、単に“浮かれて騒ぐ”という意味だけではないだろう。‘ぞめく・ゾメキ’は
言葉で明確に表現できない‘あやしい気分’、阿波踊りのリズムを聴くと落ち着かなくなり
未来が輝きだす様な、昔を懐かしむ様な不思議な‘心の高鳴り’だろうか?如何なものか。
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コメント 2

keiko

お久しぶりにコメントです

そんな言葉があるのですね。語感はまさに浮かれトキメキ!?騒ぐって雰囲気ですね。

浮かれ騒ぎと言えば、昨日の事。町内会運動会に家族四人で牛久保公園グラウンドで参加してきました。ほのぼの雰囲気の中、子供二人は各々友達見つけて遊びながら積極的に種目でたがり楽しんでいました。ryuは午後から野球練習で抜けたのですが、最後にお楽しみ抽選会で最前列に並んでいたkoto。くらいついていたかいあってかなんと1位の獲得!
番号読み上げられおぉ~と歓声。人だかりの中後方にいた私目掛けて125cmの彼女が頬を少し紅く高揚感を漂わせて歩いて来る姿は正にソレじゃないかなと。
騒ぎイツモの小躍りがなかったのはその商品が5kgの魚沼産こしひかりで重かったからです。(笑)
by keiko (2009-11-09 13:06) 

moto

そうそう!kotoは、ぞめきトキメキの時には、いつも踊りますねぇ。
徳島では阿波踊りの太鼓や三味線のお囃子の事を'ぞめき'というようです。
例えば、「ぞめきを聞くとジッとして居れん」というような使い方です。
お囃子にあわせて踊る人のトキメク気分をも表しているのでしょう。

kotoがお楽しみ抽選会で1位になった時には、彼女の耳の奥にはキッとお囃子が鳴り響いていたのだと思います。その高揚感がまぶたに浮かびます。
そして去年の秋の運動会の帰宅後にkotoが乱舞したのを思い出しました。
それにしても5kgの魚沼産こしひかりを一人で運べたとは!大きくなったね!
まさに実りの秋、収穫の秋ですね!
by moto (2009-11-10 09:13) 

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