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健康に感謝! [健康]

今朝は先日の検査結果を聞きに散歩を兼ねて病院に出かけた。待ち時間が最少で済むという
9時の予約だった。時間通り診察室に招き入れられ、全て完了して時計を見たら9時10分。
先生からの説明と私の質問等の正味時間はたったの4分。支払いを済ませ10分間は最短?
検査結果は、病気の可能性が最少という評価だった。この結果なら、年齢を考慮しても、
次回検査は、「2年先で十分」と言われた。健康に暮らしている事に毎日感謝しているが、
こういう場合は一際、感謝の念が強く湧き出てくる。私は自己中の現金者だろうか?

さて昨日のブログを書いた後、疑問を抱いていたHSP・熱ショックプロテインだが、
病院での時間がかからなかったので、図書館などに行って調べてみた。HSPは、
様々な生物種に存在し、そのアミノ酸配列は系統発生過程で、よく保存されているという。
そういう一般的な存在が、今頃、なぜ注目されているのだろうか?
どうも、「知らぬは亭主ばかりなり!」ではないが、私の不勉強だっただけに過ぎない?

生物は、エントロビー増大の法則に従う宇宙の中で、エントロピーを減少させる構造化、即ち
新陳代謝と進化によって生残りを図っているが、HSPは、その生残り戦略を担う分子だった?
いわば、生物を生物たらしめる為の最重要分子群であり、着々と解明されつつある。
とはいえHSPが初めて発見されたのは1974年。分子シャペロン機能の認識も1980年代半ば。
「この世」の存在を可能にする、即ち人間における高度な意識の発達を可能にしているのは
HSP・熱ショックプロテインではないのか?これからの進展に興味津々である。

人間の60兆個の細胞が、新陳代謝による生滅を繰返しながら、個体と意識の連続性や健康を
整然と維持している事は、私にとって不思議の極みであり、ただ感謝するのみだった!
そうした摩訶不思議な活動を実現する担い手が、HSP・熱ショックプロテインらしいのだ。
HSPは、免疫システムにおいて、T細胞の指令に従い、整然と活動して生命を守っている?
免疫システムが、ガン細胞や感染細胞等を認識できるのも、HSPのシャペロン機能らしい。
HSPが、多彩な機能(魔法のような機能)を持っているのは、そういう観点から納得できる?
もちろん、こういう風に仕組みがわかったからと言って、生命の不思議に変わりはない。
HSP・熱ショックプロテインが、注目を浴びているのは、まだまだ知られていない機能を
発見できれば、従来の難病・奇病の治療にも役立つのではないか?と考えるからだろう。
HSPの“魔法の機能”が全ての人に、そして全生物?に宿っていて生態系を形成している。
生物は構造的に親戚であるだけでなく、生存と進化の戦略においても親戚?如何なものか
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HSPの健康への貢献? [健康]

今日は、ローレンス・ナイチンゲール(1820-1910)の誕生日に由来する「看護の日」。
ナイチンゲール(女史)の日とも呼ばれる。(英語ではInternational Nurses Day)
看護士を志す人たちは、女史のことを勉強しているだろうが、今日、一般社会では
我々の少年時代のように、常識になっていないのではないか?

女史が生れた頃は世界で最も早く産業革命を起したイギリスでも、鉄道もなく、自動車、電灯、
電話、飛行機もなかった。しかし女史の亡くなった時には鉄道、自動車、電灯、電話は当前に
使われるようになった。飛行機さえ1909年にドーバー海峡を飛び越え、航空界の目覚しい発展
が予想されていた。こうした外界の様々な変化に伴い人々の生活様式、思想も大きく変化した。
これらのあらゆる困難を乗越えて、女史は、しっかりと真実を見つめて生きた。女史の志望は、
勉強して看護婦になることだったが当時の病院は教養ある良家の子女が働く場ではなかった。
女史は、看護婦を女性の為の立派な職業とする高度な教育訓練の確立、女性の地位向上に
捧げた。女史の生き様・こころざしから、現代の我々が学ぶべき事は、たくさんある様に思う。

前置きが長くなったが、昨日、「ためしてガッテン」“大検証!体温アップで超健康の真実”
を見た感想を書いておきたいと思う。
「ためしてガッテン」は、2009-02-22の「オレオレ詐欺防止」以来度々取上げた。
その多くは、2009-06-16以来の「魔法の運動」即ち、スロージョギングの話題だったが、
認知症に関しても少し書いた事がある。老化防止には人並みに関心を持っている?

今回放送分の体温アップによる超健康効果については「?」というのが私の意見である。
体温上昇で体内に増える熱ショックたんぱく質(HSP)なる物質の正体が良くわからなかった。
HSPは、傷つきやすいたんぱく質を修理して細胞を強化。老化防止や免疫力に深く関係?
HSPは、体温が約38℃以上から増加。運動、更には精神的ストレスでも増加するらしい。
この物質が、日常生活でもパートナーとして役だってくれるのか?もっと知りたい!という
番組制作の動機は解明されたのか? 少なくとも私には、良く理解できなかった。
HSPに関する私なりの理解は以下の通りである。(間違っていればご指摘を!)
1. 病人に関しては、高熱(38℃以上)でHSPが増加するから健康体に復帰できるのだと思う。
2. 健康人に関しては、高熱にする必要性に疑問がある。(時間がかかり且つ危険性あり)
3. 健康人に関しては、運動や精神的ストレスによる方法が、良いのではなかろうか?
  但し、スロージョギングは体温上昇効果なく、高熱効果は期待できないらしい。
  この点が、高齢でスロージョグ信奉者の私には納得がいかない所。 如何なものか
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