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ゆとり教育再考 [希望]

私はゆとり教育のど素人故、ゆとり教育再考を経済再生最優先にする現政府に期待する。
無理かも知れないが、日教組の呪縛から解放された新政府だからこそ再考を促したい。
ゆとり教育の目的は大きく間違っていなかったが、やり方の変更によって学習効果が、
科目等で変動する事もあった?問題は学習効果の変動より、OECDの学習到達度調査
(PISA)や国際数学・理科教育調査(TIMSS)等の国際比較に一喜一憂する日本人体質。
ゆとり教育の目的に、もう一度立ち返って、再考する必要があると思う。

ネットの情報によると、今政権で首相に返り咲いた安倍晋三は、2007年「教育再生」と称し
ゆとり教育の見直しに着手する事を求めたという。PISAやTIMSSによる国際的学力比較が、
更に落ち込んだ為らしいが、実に底の浅いものの考え方である。
ゆとり教育は、校内暴力、いじめ、登校拒否、落ちこぼれなど、学校教育や青少年にかかわる
数々の社会問題が背景にあった。いじめ、登校拒否、落ちこぼれなどは、一層深刻さを増して
いるのではないか?学力も、高いレベルになれば、詰込みで達成できる問題で無い事は自明。
安倍晋三が騒いだ直後の2008年の国際的学力比較では、成績の下げ止まりや、向上が
認められたという。国際的学力比較は、本当に何を比較しているのか?
日本が過去に優秀だった理由は何だったのか?よく考察する必要がある。

日本人は、すぐに国際比較をして一喜一憂するが、道徳教育、宗教教育に関しての国際比較
論争を聞いた事がない。これは、第二次世界大戦で、「天皇神格化」のもと、多大な犠牲を
払ったからであろう。しかし今や大戦の悲劇は、原爆以外、忘れ去られようとしている。
原爆だけが被害者ではない。原爆被害者以外の膨大な被害者の痛み悲しみを決して忘れない
為にも道徳や宗教の教育問題を考え直すべきだと痛切に思うこの頃である。

宇宙飛行士の人は、本来、自然科学知識尊重、合理主義者が多いが、宇宙飛行の経験で
宗教的になった人も多い。そこで、「宇宙に神はいたか?」という面白い小話を披露したい。
知っている人も多い? 以下は小話
 世界初の宇宙飛行に成功したガガーリンの帰国歓迎会、当時のソ連のフルシチョフ首相が
「宇宙に行って神を見たか?」と質問。返事は「はい、見ました」。それを聴いた首相は
「そうか。私もそうだと思った。しかしこの事は誰にも言うなよ!」と言った。
 さてガガーリンはその後ローマ法王にも会った。その時、法王は「宇宙に神はいたか?」と
質問したが、返事は「ノー」。なにせ首相に口止めされている。それを聴いた法王は、
「そうだろう。私もそう思っていた。但し誰にも口外するなよ!」と言った、とさ!

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