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「純と愛」第10・11回の見所 [物語]

“見所”というのは、‘見るだけの値打ちがある所’という様な意味で使われる。
価値観多様化の今日、人によって見所も違うのが当然?その積りで読んで貰いたい。
第10回の見所は純(夏菜)が、愛(風間俊介)の忠告に従い、社長になったつもりで
横暴な客・粕谷(かす<不用物>な奴:近藤芳正)と交渉。トイレ立てこもりによって
意志貫徹した場面であった。遂に客は部屋を出て行ったが、年間1億という収入は
断たれる事になり、宿泊部長の米田政国(矢島健一)は、烈火のごとくに怒った。
この見所は、純がブレて、「魔法のホテル」の夢を捨て去ろうとした時に、社長に
なったつもりで考えるという発想の転換である。自分が社長なら年間1億の損害より
粕谷を追い出すメリットの方が大きいという判断、決断である。

もう1つの見所は、第11回の冒頭。粕谷は、自分の地位を笠に着ていろんな所から袖の
下を貰う不届き者とわかり、懲戒免職になるという。実にカスなヤつだったのである。
勿論、年間1億にのぼるホテル利用に関する会社契約は、今後も継続する事になった。
この情報は宿泊中の粕谷をOPホテルから追い出した翌日、OPホテルの社長・大先真一郎
(舘ひろし)が、粕谷の会社・なにわ製薬の社長とゴルフしながら得たものだという。
しかし余りにも好都合ではないか?昨日の今日、社長同士で簡単に決着できるか?

私は、粕谷の問題は、既に前から気づいていて、その対策を練った結果をゴルフ外交で
旨く決着させたと見るべきだと考える。
私は、粕谷はOPホテルから多額のリベートを要求していたと推定する。そして拒否され
それなら多額なリベートを貰える新しいホテルとの契約変更を考えたのではないか?
粕谷があんな嫌がらせをしたのは、ホテル側の落度を理由に、契約解除したいが為?

大先真一郎は、自分の職場であるOPホテルで、グラマーな美女と密会?
今日も、粕谷の騒ぎを収めた直後、純が、後を追ってお礼を言おうとした目前で
グラマー美女(永津真奈)とエレベーターの中に消えた。私の推定では、
これらの美女軍団は、銀座や六本木などの高級クラブホステス?しかし真一郎は
彼女達と色事で会っているのではないと思う。真一郎は、彼女達に、昔で言えば
“くノ一(女忍者)”的な役割をお願いして、情報収集し、分析しているのでは?
粕谷の問題は、そういう美女軍団の情報収集・分析から明らかになり、相手会社の
社長と直談判で決着したのでは?これはホンの序の口であり、OPホテルにはもっと
大きな問題が潜んでいる?その為に真一郎は自らのイケメンを武器に、美女軍団を
旨く使っているのだと思う。考えすぎ?でもこの方が面白い? 如何なものか
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