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「純と愛」 第1週の感想 [物語]

今日はOPホテルの上司・米田政国(矢島健一)、露木敏哉(や乃えいじ)、桐野富士子
(吉田羊)らに説教され、純(夏菜)が切れ掛かった昨日ラスト再現から始まった。
純が切れ掛かった瞬間、厨房の下働き(実は待田愛(風間俊介))が皿を取り落として
割れる音がし、上司も純も気勢をそがれた一瞬を捉えて、桐野がその場をとりなした。
しかしその後の桐野や田辺千香(黒木華)への純の言動が幼いというか、一途というか、
頑固というか?おじいは、幼い純に「ずっとそのままで良い」と言い、直近では愛が、
「ずっとそのままでいてください」と言ったが、果たして、この儘で良いのだろうか?

純は、米田が「お客さんが喜ぶ事がどうでもいい」と言った事について、桐野の意見を
求めたが、桐野の「私達は上司を選べない」という返事に納得できなかった?私なら、
この返事が、純の意見に間接的に賛成である事や優しい心遣いを感じられる。然るに
純は桐野に、「何の為にホテルで働いてるんですか?」と、重ねて問い質した。
接客指導担当の先輩に対して、何と心ない事をいうのだろうか?この失礼な質問に桐野は
“そんな幼稚な事をいう閑があれば、キチンと自分の欠点を見つめなおせ!”、
“自分をいつも正しいと思っている人間は、成長を止めたというのと同じ!”と、
きつい事をいった。売り言葉に買い言葉、目には目を、歯には歯を!ということか?
なおも気が治まらない純は、何と、同期入社の田辺千香にまで、
「何の為にホテルで働いてるのか?」と迫り、千香から手痛い反撃を食らった。

此処まで来ると病膏盲(やまいこうもう)、父・善行(武田鉄矢)と何ら変る処なし!
何かに夢中になる(囚われる)と、周りの状況が見えなくなり、猪突猛進となる。
実家の宮古島では、弟・剛(渡部秀)も親父と衝突して家出すると言っていた。

純のお客様に対する‘もてなしの心’は素晴らしい。しかし単にお客様だけに、
和み、親しみ、助合い、思いやりの「和の心」でもてなすというのは片手落ちでは?
職場の上司、先輩、同僚、後輩や、家族に対しても「和の心」で接する心掛けが大切?
最後に、ヒロインの相手役・待田愛(風間俊介)の超能力だが、今日の純との対話での
説明によれば、彼の能力は、人の悪い面ばかりが見えるようだ。即ち、いい面は
見えないのではないか?もし、いい面が見えるならば、いい面を探せばいいから
何も、顔を伏せて歩く必要はないのではないか?それとも、現代日本の人々には
いい面というのが、殆ど無いという事なのか?兎も角、悪い面ばかりを強調せず、
いい面を探し出す「和の心」の働きが、大切だと思うが、 如何なものか

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