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梅ちゃん先生_第143回の感想 [物語]

梅ちゃん先生の第143回は、私の懸念した通りの展開になってきた。松岡(高橋光臣)を
見送った後、梅子(堀北真希)と信郎(松坂桃李)が、予想外に酔った建造(高橋克実)の
事を思い出しながら退職後の建造について話す場面だ。建造のテレビ購入への賛成意見も
予想外の酔態も、建造の退職後の生活を予想する時、暗い陰を落すのだった。
建造が、ズッと家にいるのは厄介なことに、梅子も遅まきながら気付いたのである。
早速、梅子は相沢(銀粉蝶)に相談したが、「それはご本人が考えること」と、相沢は
ぴしゃりと筋論を通した。この辺、なかなか、相沢という人物、できている!
しかし、今日の最後、相沢は隠し玉を建造にぶつけた。(これは最後のお楽しみ)
<余談> 現代は寿命も延びて退職後の旦那は厄介者、粗大ごみ扱いが常識。しかし
 昭和三十年代前半は、まだ第二次世界大戦の記憶も残っていたし、平均余命も
 現代より3割方少なかったから、そんな失礼な事は、常識として言えなかった。
 だからこそ、現実には大変な負担であり、奥さんはじめ家族の被害は深刻だった。
 家を守る主婦には、定年は無く、ひたすら耐え忍ぶ人生だった。
 因みに、当時の定年退職は50才~55才が普通。大学教授等(勇退)は60才?61才?
 官庁のエリートや大学教授等には、天下りがあった。(勿論、名誉教授の道も)
 
一方、千恵子(宮武美桜)は看護学校の入試に無事合格した。
梅子や相沢、安岡製作所の皆が喜ぶ声の中で、幸吉(片岡鶴太郎)の一人漫才は秀逸!
木下(竹財輝之助)が「梅ちゃん先生の所で働けば良いじゃないか」と言うのを受け
「そりゃ良いや!あの婆さんより若い方が良い。酷いこと言うねお前は!」
光男(野村周平)の夜学の話は今日も引き摺っていた。光男に勉強する熱意がある事
は明らかである。しかし安岡製作所の幸吉、信郎、木下等の無理解が、光男の正直な
意思表示を阻んでいるのである。「小糠三合あれば養子に行くな」という諺がある。
これは入婿の事かも知れないが、幼少時に養子になるのも苦労は多かろう。
建造はその養子に入って、好きな勉強をさせてもらい立派な人生を送った。養家の
人々に恵まれたのだろう。だから建造は、光男を欲得抜きで応援したいのだと思う。

建造の退職後生活への不安について、今日の最後に相沢が家族を代弁してくれた。
相沢曰く「ずーッとうちに居て、ムスーッとして・・・・皆さんご迷惑でしょ!」建造も
指導してもらった先輩看護婦といえど、「大きなお世話かと!」と切り替えした。
さらに相沢は、研修医時代の建造の言葉「死ぬ最後の瞬間まで医者でいたい」という
隠し玉を、建造にぶつけた。その時に急患が飛込み話は中断。建造の大写しで幕。
今週のお題は「明日へのバトン」。果たして建造は、次世代に明日へのバトンを
託した後は、医療から離れるのか?否か?これぞ建造の決断?如何なものか
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梅ちゃん先生_第142回の感想 [物語]

今日の見所は、何と言っても建造(高橋克実)の水ぎわ立った引退宣言。建造が
名誉教授にも就任せず、帝都大を退職するという噂を聞いた松岡(高橋光臣)が、
事の真偽を質しに自宅を訪問した時の建造の言葉がカッコ良い。松岡に答えて建造は
潔く身を引く理由を述べ、辞めないでくれと取り縋る松岡を「甘えるな!」と一喝。
その後、優しく松岡を諭す様に、そして自分の心に言い聞かせる様に語るのだった。
「君はもう大丈夫だ!後を継ぐものを育てたら、年寄は潔く身を引く。そして知識や
 経験を、人から人へと受け渡して行かなくてはいけない。医学を志して本当に
 良かったと思っている。もう心残りはない。後は君たちの活躍を遠くから見守る
 ことにする」 今日のラストシーン、建造、独壇場の長いセリフだった。

建造の脳裏には、既に名誉教授に就任している第一内科の三枝(陰山泰)と、その後を
継いだ重岡教授(池田成志)との微妙な関係があった。名誉教授というのが、その名の
如く、名誉職で実体も無く、従って名誉教授に就任する事が肩書きにしがみ付いている
と、建造には思われたのだろう。

私の考え方は、人それぞれ。三枝名誉教授の生き方も、建造の生き方も、それぞれと
いう事だ。どちらかが百点でどちらかが零点という事もなく、どちらが正解という事
もない。もっと言うなら幸吉(片岡鶴太郎)の生き方も建造の生き方もそれぞれだ。
光男(野村周平)が建造の夜間高校進学の勧めに対して、「職人に勉強は要らない」
と、断っていたが、それも、どちらも正解という事である。夜間高校進学するのも
しないのも、どちらの道も、生き方(行き方)次第だと思うのである。
昨日の千恵子(宮武美桜)の進路問題だって、看護婦になるか、店を手伝って平凡な
結婚生活を送るか、どちらが正解という事はない。正解かどうかは、選んだ道を活かす
生き方が出来るかどうかである。

さて最初の建造の潔い引き際に戻ろう。この様な選択は、家族の暖かな協力がなければ
なかなか正解にならない?「亭主は元気で留守が良い」というが、退職後、すぐ家で
ゴロゴロされても迷惑?名誉教授という収入の道も断たれる。開業医になるとか?
どこかの病院に勤め直すとか?収入と、「亭主は元気で留守が良い」を両立させる
方法の模索も必要だ。色々考えると、三枝名誉教授の「名誉教授」就任の選択が無難
という事になる。それに対して建造は、余り考えず、直感的に選択したのでは?
結局、建造と梅子(堀北真希)は大事な選択は直感勝負の似たもの親娘?如何なものか
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梅ちゃん先生_第141回の見所 [物語]

第141回の見所は、前回に突然、帝都大病院に再登場した松岡(高橋光臣)と梅子
(堀北真希)との再会場面、そして千恵子(宮武美桜)の進路の行方であろう。
松岡は、第16週の最後・96回(昭和30年秋頃?)を最後に留学の為に居なくなった。
全くの音信不通だったのか?帰国の通知だけがなかったのか?松岡の帰国について
建造(高橋克実)始め、同僚の弥生(徳永えり)や山倉(満島真之介)も知らなかった。

梅子は、千恵子らと高校卒業後の進路のため、看護婦の仕事の見学に帝都大病院を
訪問した。建造から松岡帰国の事は知らされておらず、弥生達からも知らせる暇もなく
梅子と松岡は、弥生達らの心配を他所に、弥生・山倉を交え、淡々と再会を果たした。
梅子は、一升酒を飲む豪傑であり、理論よりも感性、理屈よりも実践の人である。
一方松岡は、繊細な神経を持っており、理論から入るタイプ、再会の場は、なにか
話がかみ合っていない雰囲気だった。一度は結婚も考慮に入れた交際を建造夫妻始め
家族全員の前で「大告白」(第72回)した仲ではないか?

2012-07-13のブログ「混迷の梅ちゃん先生」で、79回や81回等の内容を取上げ、
梅子の抱える問題点を指摘した。勿論、松岡の側にも性格的な問題はある。
しかし梅子の場当たり的な生き方は、自分中心的過ぎる?そういう欠点を抱えながら、
梅子は成長しているのだろうか?
今回の再会シーンでは、松岡の医学という学問における成長はいざ知らず、人間的
成長は殆どしていない事ばかりが目に付いた。梅子は、結婚と子育てという実践の
中で、ますます自分に自信を持って、松岡を見下しているという感じだった。
松岡も又、そういう梅子に関して、何ら未練は無さそうだった。弥生や山倉の心配は
完全な取り越し苦労に終わったのである。梅子と松岡の結婚は有り得なかった!
 
さて千恵子の進路の件だが、帝都大へ見学に行った夜、母親の康子(岩崎ひろみ)が、
「親切はありがたいんだけど、千恵子は自分の店を手伝わせる。・・中略・・あの子の事は
 放っといて!千恵子の事は、私ら親がチャンと考えているから。」と挨拶に来た。
千恵子は何時も途中であきらめる根性なしだから、無理だと言うわけである。次の日の
夜「みかみ」では、安岡製作所の幸吉(片岡鶴太郎)、信郎(松坂桃李)、木下
(竹財輝之助)、光男(野村周平)等が新しい仕事に向けて祝杯を挙げていた。
その場に梅子と看護婦・相沢八重子(銀粉蝶)も、千恵子の様子を見に居合わせた。
幸吉が来春卒業後の事を千恵子に訊き、千恵子が明るく「卒業後も店を手伝うので
宜しく!」といったのに、康子が横から千恵子に恥をかかせる様な事を言ってしまう。
木下や光男の手前もあり首うなだれて店の奥に入ろうとした時である。相沢八重子が
突然喋りだした。「看護婦なんて大変な仕事、止めといた方が良いですよ! ・・・」

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民主・自民 VS 維新の会? [社会]

民主党代表選の告示は10日。野田佳彦首相(党代表、55)、赤松広隆元農相(64)、
原口一博元総務相(53)、鹿野道彦前農相(70)の4氏が立候補した。
予想では、首相の再選は揺るがない情勢とか?民主党の人材貧困も窮まった?
橋下某は、「社会保障と税の一体改革」関連法案の衆議院通過を受けて、野田を絶賛?
したらしい。しかしこの法案が国会に提出された時には、前例のないボロボロ法案で
「検討する」という語句が60ヵ所以上もあったという。これは民主党内の政策審議体勢が
出来ていないからである。だから国会で決める時に、多数の造反者を出す事になった。
従って「社会保障と税の一体改革」関連法案は、絶賛に値しない。それを橋下某が
絶賛するというのは、橋下某と大阪維新の会も、野田と民主党かそれ以下の存在?

次に、自民党の石原伸晃幹事長は総裁選(14日告示、26日投開票)に出馬する意向を
11日午後、党本部で記者会見し、正式に表明した。石原氏軸に 重鎮の支持集める?
今まで石破氏が10日に出馬表明、12日には安倍氏が、正式表明するとか?
ハッキリ言って、石破氏は、専門家であって首相の器ではないように思う。
石破氏は、安全保障問題において、国家における重鎮であって欲しいと思う。
安倍氏は、なかなか良い所があるが、しっかりしたブレーンが居ない?あるいは
お坊っちゃんの我儘者で、人のいう事を聴かないのではないか?だから窮地に立つと
自分が全て背負わないと行けなくなり、体調を壊す事になる。また総裁になりたい?
とすれば、体質的には副交感神経優位型?それでも維新の会に秋波を送る等、やはり
坊ちゃん体質は変っていないのではないか?

さて国民の多くは、自民・民主に多くを期待せず、維新の会に期待を寄せている?
またまた、「東日本大震災」を招く三年前の民主党旋風の様な、不吉な旋風を
維新の会が、巻起こすのだろうか?そうだとすれば、日本は更なる不幸?
昨日発行の文芸春秋10月号の藤吉雅春著「橋下徹という国難」という記事を読んだ。
其処には、世間における週刊誌ネタの様な面白そうな事は何も書いていなかった。

維新の会がマスコミに持て囃されるのは、恐らくルポライタ等と称するいかがわしい
連中を金で操って、相当、いい加減な記事を書かせているのではないか?と思われる。
そういう仕掛けをする人物が、維新の会の幹部にいると思わせる記事の内容だった。
国会議員が維新の会の幹部と会っただけで、でかでかと新聞に「維新への合流を協議」
とすっぱ抜かれる。そして次は道州制の研究会等をネタに、<新党結成に向けて大筋で
合意>等の記事が連日のように打出され、既成政党が維新の会に擦り寄っている印象を
大衆に植えつけるという作戦である。

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有村智恵メジャー初勝利+感謝の涙 [希望]

PN2012090901001615_-_-_CI0003.jpg今日は、日本女子プロゴルフ選手権(滋賀タラオCC)最終日で、朝食時から生放送のTV(スカイ・Aスポーツ+)を、前半9ホールで放送が終了するまで見てしまった。それには理由があった。私が最近視聴しだしたゴルフレッスン番組が、日本女子プロゴルフ選手権初日からの生放送や再放送と被っていて、録画したものによって部分的に知っていたからである。選手に関して殆ど無知な私だが、録画視聴している内に、有村(1987年11月22日-)が、既に12勝もしていながら、メジャーに勝っていない事を知って、有村の動向が気になっていた。昨日の16番(パー5)で有村は、正確なショットに乱れが出て、ラフに入れボギーとし、優勝争いの相手・吉田弓美子がバーディで、1打差に迫られた。しかし上がりの17番、18番で連続バーディとして、再び3打差にして最終日を迎えた。この勢いなら、有村の勝利の確率は高いと思ったが、今日の放送中、解説者が、しきりに有村が優勝を意識しすぎ緊張で崩れるのではないか?と、心配していた。兎も角、前半戦は、吉田が出だし連続バーディに対して、有村は我慢のゴルフ、8番でボギーを叩き、1打差に迫られた。後半は、15:30からの地上波放送(録画撮り)になり、中休みとなった。

私は、有村に関して殆ど何も知らなかったが、出身は熊本市。小学校時代は水泳選手。
小学4年(10歳)からゴルフを始めて、中学3年生の時に全国中学校ゴルフ選手権を制覇。
憧れの宮里藍を慕って東北高等学校に進学。在籍時、東北女子アマチュアゴルフ選手権や
東北ジュニアゴルフ選手権を制した。2006年高校卒業、プロテストで断トツの成績で合格。
その後のプロ活動は、昨年までの獲得賞金額:約3億6700万円、優勝回数:10回
今年と今回の優勝で、13回の優勝実績などを見ると、超エリートゴルファであった。
 
しかし後半戦のテレビ観戦での優勝インタビュが泣かせた。最後の部分を以下に引用
「最後に今日、久々に家族が来てくれたので(間がある。感情がこみ上げてくるのがわかる)
 えーえと~ 昨年の大会に手首を痛めて出る事が出来なくて、(涙につまる)すごく
 悔しくて、色々な人に迷惑を掛けて、申し訳なくて、その時にとにかく家族が一生懸命
 私の事をサポートしてくれて、今、このコースで全く心配が要らない位まで手首も回復
 して、こんなに沢山の人がいる前でゴルフができて、すごくすごくうれしい事だと思って
 います。あの~本当に皆ありがとう!!」涙溢れるインタビュだった。
文章の流れも良くないし、決して上手なインタビュではないが、気持が込められていた。
今回メジャー制覇は、なるべくしてなったものかもわからない。しかし今回のインタビュで
言った「ありがとう」という魔法の言葉は、有村自身が体験した中から掴み取った彼女自身
の宝物だと思う。感謝の涙は実に美しい! 如何なものか
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二日連続の散歩話 [散歩]

今日は、久しぶりに曇り後雨という予報だった。
従って、早めの散歩に出かけたが、天気男の悲しさ、出掛けた途端に晴れだした。
風はあって爽やかだったので、スロージョギング(SJ)で短時間目標達成を試みた。
最初は風の助けや、家などの陰を利用して快調だったが、体温の上昇につれ
ペースを上げていたからか、汗がドクドクと流れ出して、目まいがしてきた。
だが丁度、電動車椅子の爺さんが後から付いて来るので、格好をつけて走り続け
根性で目まいも治して、目的地の“いづみ”到着。SJ=33分58秒、万歩計=6300歩

それでも、夏真っ盛りのSJに比べれば軽いものである。
汗が目の中に入るほどではなかったし、目まいといっても歩行が乱れる程ではない。
帰路は歩いたが、時々薄曇になると、風の心地よさが格段に増してくる。

話は少し逸れるが、明らかに散歩、乃至は運動で歩いたり走ったりしている人に
イヤホーンをして、音楽などを聞いている人が居る。マラソン選手などで、
毎日何十キロも同じ場所を走っている人ならいざ知らず、歩いたり走ったりする
正味の時間が、1~2時間程度でそんな事をする人の気が知れない。と言いながら
私も一時期、合唱練習の為に音源を聞いていた事があったが、いつの間にかやめた。
外を散歩していると、耳が聞こえないのは、危険であることがひとつ。
もう一つは、外気や、風景などの毎日の移り変りに、より興味を魅かれるからだ。
私が、十年一日の如く、雨の日も風の日も夏も冬も欠かさずに、散歩できるのは
健康の為だけでなく、外界から受ける様々な刺激に対する興味が尽きないからだ。

山折哲雄(1931-)著「わたしが死について語るなら」2010発行という本がある。
その本の最終章の「お前は今、死ねるか」という最終節の一部を概略紹介する。
“私は長い間散歩する事を趣味にしていた。年を取るにつれて、散歩が楽しみで
 今日まで生きてきた。・・・中略・・・あるとき天の方から「お前は今、死ねるか」と
 いう声が聞こえるようになった。大抵の場合「今は駄目だ」と答える。易々と
 死んでなるものか、という思いが胸元を突き上げてくるからである。
 ところが不思議な事に、その天の声が聞こえてきた時に「今なら、いいぞ」と
 答えていることがあった。・・・中略・・・いつのまにか自然と一体になっていた
 自分を感じていたのです。” 山折氏78才の時の文章である。
私は、無論、氏のような境地にはない。天の声も聞こえないし、自然との一体感の
経験もまだまだである。だが、氏の経験を理解できる気がするのだ。如何なものか
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白露の日の散歩話 [健康]

今日は、暦では「白露の日」である。大気が冷えて来て露ができはじめるころという。
昼間の炎天下でも、風は涼しい。今日は変則的な散歩だった。自転車に乗って出掛け、
用事のあるお店(Ario)に駐輪して、用事と共に、散歩も一緒に済ませる散歩だった。

自転車に乗ると、風が実に心地よい。やはり「白露」、真夏の自転車とは一味違う。
自転車も、散歩同様に免疫力増強に効果的な運動である。
従って、自転車走行1kmは、散歩のY歩に相当する、という様な換算が可能ならば
今日のような場合、散歩は、1万歩-(自転車走行Xkm×Y歩)の歩数で良くなる。
私は、自転車走行1kmの散歩換算歩数Y=400歩程度に相当するのではないか?と、
勝手に推量した。従って、今日の自転車走行距離X=概略10Kmと仮定すると、
X×Y=10×400=4000歩という事になる。

ちなみに万歩計は、ズボンのポケットに入れると自転車走行時も多少はカウントする。
但し、走行距離が同じでも、ペダルを踏む回数でカウント数が異なる事が分かった。
今日は、往復ほぼ同じ道を通ったが、3段のギアの位置を変えたら、カウント数が
異なったのである。往路は約1000歩、復路は約1500歩だった。
従って、私のいい加減な推定換算歩数=4000歩は、そんなに間違っていない?

自転車走行して気付くのは、自転車と散歩は使用する筋肉が異なる事である。
最近、スクワットで足腰の筋肉を鍛えているので、自転車走行も違和感がなかったが
自転車と散歩の併用が、より幅広い筋肉を鍛える為には良いのかもしれない。
散歩と自転車走行で共通している免疫力増強は、呼吸を深く大きくする事だと思う。

最後にゴルフの件について、書き足しておきたい。
私は、ゴルフは今迄健康度(特に全身の運動能力度)チェックの為にやっていた。
手足や、指や、腰、筋肉などのチェックの為に言わば、義務感でやっていたのである。
しかし、最近、ゴルフの成績が芳しくなく、しかも精神的な負担になってきて、
これではならじと、ゴルフ番組で技術の向上を図り、練習に熱を入れだしてみたら
ゴルフをする事が楽しい。楽しくなってきたのである。その理由は何か?
ゴルフは、観察力だということ。芝芽、風の向きや強さ、アンジュレーション他
ゴルフ環境の観察ばかりでなく、自分自身のからだの動きをはじめ、人のブレーの
観察が、大切だという事である。「学ぶに遅すぎる事はない」如何なものか
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交感・副交感神経の神秘 [健康]

今日、散歩途中で、先日のTV番組(あさイチ猫背作戦:URLは以下)の事を思い出した。
http://www.nhk.or.jp/asaichi/2012/08/27/01.html
スロージョギングで、胸を張りあごを上げ走る姿勢は、まさに猫背伸ばし作戦だった。
しかし十分意味を理解せず、単に正しい姿勢の維持と捉えていた。だから継続の間に、
つい忘れてしまっていた。「猫背」といわれると、より意味がハッキリする。

免疫革命でも、人生のテーマの見つけ方でも、正しい姿勢でも、色々と学びとるが
その本質に必ずしも迫っておらず、周辺をうろついて、いつの間にか、間違った
隘路に陥ってしまっている場合が多いのではなかろうか?
高齢化と共に筋肉が衰えてくるが、筋肉トレーニングは免疫力増強に良いというので
高齢者がトレーニングに励み過ぎて、健康を害する事がある。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」、「年寄りの冷や水」と言われぬ様注意が必要だ。
私も、その傾向が強いのではないか?

スロージョギングも、前述のように姿勢を正し、仲間とにこやかに談笑するなかで
実施する様に指導されている。しかし継続している私は一人で、姿勢も気にせず
難しい顔をしてやっているのではないか? そうすると、効果は半減?
悪くすると、“益よりも害のほうが大きい”という事にもなりかねない。
自分に最も相応しいやり方は、外部情報からの学びと実践の中で、自分の心身からの
声なき声を聴き分けながら、試行錯誤しながら、極めて行くしかないのである。

最近、安保徹著「自分ですぐできる免疫革命」という本を読み直している。
動機は、私の生活習慣改善活動に大きな欠陥があるのでは?と気付いたからだ。
欠陥に薄々気付いたキッカケは、白澤卓二著「人生のテーマの見つけ方」の通読である。

要は、交感神経と副交感神経の働きのバランスをとることが大切だと分かった。
副交感神経が勝ちすぎても、アレルギーや、過食症、拒食症、うつなどになる。
交感神経が強すぎると、歯槽膿漏や痔などをはじめ、様々な病気を起こす。
例えば、ガン予防と言っても、発ガン物質の気にしすぎによる交感神経過敏ストレス
の方が、かえってガンになる確率を高める結果になる? 細かな事を気にせず
副交感神経の働きによる適度なリラックスが免疫力を増して、ガンを予防する。
社会も人間の体も同じ事である。社会が病む時には、交感神経優位すなわち革新と
副交感神経優位すなわち保守とのバランスが悪い時だ。切開手術では治らない?
社会の免疫力(良いもの)が壊されてしまう。体質改善が必要。如何なものか
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絵画音痴の絵画話 [閑話]

先日マウリッツハイス美術館展を見に行った時に、ブリューゲルの絵に出合った。
それは、第5章「静物画」 34番 ヤン・ブリューゲル(父)作
<万暦染付の花瓶に生けた花>:1610-1615頃制作 という作品だった。(画像URLは以下)
http://blog-imgs-55.fc2.com/b/l/e/bleuvertantique/20120712114533b60.jpg
バラとチューリップを中心に、水仙に蝶がとまり、テーブルにてんとう虫が居る。

何が、絵画音痴かというと、その絵の説明書きの解釈力だ。説明には
「著名なピーテル・ブリューゲル(父)の息子であるアントワープの画家
 ヤン・ブリューゲル(父)・・・・・云々」とあった。
私の近くで見物していた二人ずれの女性の一人が、盛んに「この記述はおかしい!」と
不服そうだった。普通は見過ごしてしまう問題だ。なかなか日本語堪能な女性である。
ネイティブな日本人だろう。ただこの文章の解釈は、絵画音痴でも正しく解釈できる。

「(父)の息子=(父)」という論理は、成立たない。
しかし説明書の記述は、「某A(父)の息子=某B(父)」だから、成立つ条件はある。
それは、某Aにも、某Bにも、同姓同名の子どもが居る場合である。此処での
“(父)”、“(子)”という記述の意味は、同姓同名の父子の区別だった。
その場合「某A(父)の息子=某A(子)」、「某B(父)の息子=某B(子)」は成立つが、
「某A(父)の息子=某B(子)」は、間違いという事になる(某B(子)は孫になる)。

不服申し立ての女性は、「某A(父)の息子=某B(子)」と訂正すべきだと言っていた。
彼女は、“(父)”、“(子)”という記述の意味を、一般的な父子関係の説明と解釈
したのであり、その限りにおいては決して間違ってはいなかった。
しかし絵画通の人々からすると、常識もない絵画音痴と思われるのではないか?

その場に居た私は、何とか、簡潔に説明できないか?と思ったが、
絵画音痴で知らぬ事の多い私としては、下手に恥を掻かない方が良いと判断して
口を噤んでしまった。その時の絵画知識抜きで説明する宿題を、このブログで果たした。

現在の歌舞伎や落語の襲名披露でもわかるが昔の人は、同姓同名の親子が多かった。
オランダ等ではピーテルは聖ペトロ、ヤンは聖ヨハネを意味する。特に著名な聖人に
あやかりたい人々の願いが、多くの同姓同名を生むというわけである。如何なものか
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防災の日と梅ちゃん先生 [物語]

今日は防災の日。大正12年(1923)9月1日の関東大震災の甚大な被害を忘れず、
防災対策を怠らない様にする日である。「災」には暴風、地震、洪水等の天災・二次災害
の他に、災難というのもある。これは主に人災で詐欺や事故・事件被害等がある。
「災(わざわい:悪い出来事)」を防止する心がけや準備、教育・訓練は大切だ。

今週の「梅ちゃん先生」では、竹夫(小出恵介)の会社が輸入取引で詐欺に引かかった。
しかし、物語は「防災」の話にはならなかった。景気が良くても世の中には、倒産する
会社や工場は沢山ある。そうでない企業と何処が違うのか?という信郎(松坂桃李)の
疑問に答えるような方向付けだった。

竹夫の会社が詐欺に引かかった原因は、竹夫が父・建造(高橋克実)の言葉を使った
自嘲的な解釈によると「金儲けに目が眩んで、しっぺ返しを食った」という事になる。
だが、竹夫は梅子(堀北真希)に、その取引が金儲けだけではなく、愛知の食器を
もっと海外に紹介できる様にするためだと言っていた。
竹夫の愛知の食器に対する気持が通じたのか?愛知の食器会社の人(剣持直明)が、
アメリカからの見本市への招待状を持参。竹夫のお陰だと感謝して、再建支援を申出て
くれた。これはこの難局を乗越える為に、部下の森下(阿部翔平)が呼んだのである。
今週のテーマは「意地の上塗り」。この意味が今ひとつ飲み込めないのだが、
私は、以下の様に解釈した。

食器会社の人(剣持直明)の出現で、再建への意欲を見せた竹夫が、森下や他の部下の
復帰は、認めた。しかし、苦労を厭わずに付いて行くという静子(木村文乃)にだけは
苦労をかけるからというダメ出しをした。これが「意地の上塗り」では?
この事で、竹夫はまたまた建造から「バカもん!」の一喝を食らう。
「夫婦というものは、一緒に苦労をするものだ!静子さんが一緒に苦労すると言って
くれているのに、断るバカが何処にいる?」 実に良い事を言うではないか!
そして此処まで立派に育ててきた会社や、立派な部下、そして強い信頼関係の取引相手と
竹夫を愛する静子の存在を絶賛し、「お前ならもう一度やり直せる!」と断言した。
今週の結論は、詐欺、その他の災難に会うことが問題ではなく、災難でダメになっても、
一緒に苦労したり、支えてくれたりする人が居るかどうか?が、大切だ、という事か?
「防災」も正しい対応が大切である。取越し苦労ばかりして、やたら緊張状態を持続させ
免疫力を低下させてしまっては、本末転倒。前向きに免疫力増強方向で!如何なものか
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