SSブログ

夏の東京'12 [閑話]

家族に関する野暮用を理由に、他の用件も兼ねて、4日間ばかり東京に出かけた。
東京の夏(立秋は過ぎているが酷残暑)に辟易してしまった。昨年7月下旬も行ったが
記憶力減退か?或いは、体力減退か?こちらに比べ、嫌な暑さを感じた。
我家も相変わらず暑いが、外出するとさわやかな風があり、それなりに涼味も感じるが
東京は、風と言っても熱風というにふさわしい。(市街地だけだと思うが)
昨日倉敷に戻って、夕方の涼風にホッとしながらバスを待っていたが、バスの廃棄ガスに
当った瞬間、「あ~そうだ!東京の風はこれと同じだった!」と思った。

その暑さにも関らず、しっかり散歩した。25-28の4日間で5万歩強だった。
NEC_0113昼のスカイT.JPGNEC_0112国際子ども図書館外観.JPG散歩中に撮った写真を掲載する。最初の写真は
珍しくもないスカイツリー(ST)。ST完成後初めて
の上京だから仕方なかろう。上野の東京文化財
研究所と寛永寺霊園の間の道路から撮った。
人も車も少ない通りである。其処に行くまでの
道路際に「国際子ども図書館」があった。横長の写真がその外観。1906年に
建設された帝国図書館の建物を再生・利用している。内外の児童書と
関連資料に関する図書館サービスを国際的連携の基に行う。2000年1月に、
国立国会図書館の支部図書館として設立され、2002年5月に全面開館したという。

私は、2002年5月末に当地に引っ込んだから、存在を知らず初めて出会った。
本好きの私を知っていて、神様が導いてくれたような気がする。寛永寺霊園に用が
なければ、滅多に通る道ではないと思う。
「国際子ども図書館」は、恐らく、諸外国からの要請もあって創られたのでは?
「東日本大震災」で示された日本人の助け合いの精神、道徳意識の素晴らしさなど、
様々な日本人における優秀さを学ぶ為に、諸外国の児童文学研究熱が高い?
その様な研究サポートも、大きな目的ではないかと思う。

日本自身としてのニーズは、子どもの本離れ、活字離れに対する危機感だろう。
確かな事は、日本が「東日本大震災」まで素晴らしかったからと言って、10年後
素晴らしさを維持している保障は何もないということである。今迄の日本人の
素晴らしさが、現代のゲームや政治、マスコミ、芸能界情報等から生れる事はない。
日本の昔話や児童文学が、素晴らしい人を育てたというなら、それは、穢れのない
幼い心に何か、深い感動と共に、刻み込まれた内容がよかったからだと思う。
幼心に最も大切な事は、周囲の人々の暖かく深い関心。金ではない。如何なものか
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。