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人生のテーマ(3) [健康]

今日も白澤卓二著「ガンもボケも逃げ出す「人生のテーマ」の見つけ方」の感想を継続。
同書の第四章は、「ガンが逃げ出す「人生のテーマ」の見つけ方」である。
最初の事例は、ガンの専門医による“サイモントン療法”という心理療法である。
この療法によって、ガン患者の平均余命が3倍、生存率が2倍になるといわれる。
“サイモントン療法”とは、楽しかった事、うれしかった事を思い出して、
微笑ましい気持になるというもの。過去に味わった幸せな感覚をイメージするだけで、
脳がホルモンを分泌し、幸せだった時の体内環境が再現され、免疫力が強化され、
ガンが退縮していくという。こういう事を自然に行えればガンは怖くない?

この事実は、生き方や考え方の中に、ガンの劣悪化の原因が隠されている?
4章最後の事例には、1981~2期14年間、大統領として活躍したF.ミッテランが
取上げられていた。大統領就任当初すでに前立腺ガンに侵され、骨転移していた?
ガンの進行でいえば最も深刻なステージ4に当る状態だったらしい。
14年間、大統領の激務をやり遂げ、しかも歴代大統領の中で、第2位の評価を得た。
この事例は、「人生のテーマ」が、ガンの進行をも抑える事を証明している。

白澤卓二医師は、ガンを、治療医学の枠組みだけで考えてはならないという。体力を
消耗し、免疫力を低下させる治療医学の対症療法(手術、抗がん剤、化学療法)は
最小限に押さえて、予防医学の枠組みで対処する事が、大切だという事である。
やはりアメリカの事例で、ガンの早期発見・早期治療の効果は、まったくない事が
報告されているという。(ミシシッピー川を挟んだツウィンシティの事例)

同書の4章までの内容を吟味すると、ガンに罹っても慌てる事はない!という事。
ガンになったという事は、相当期間にわたって(10年程度?)ガンになる体質を
作ってきたわけで、対症療法だけでは治らないばかりか悪化の可能性も大では?
今迄の生活や考え方を、ジックリと見直し、考え直すことが大切だと思う。
白澤卓二医師の患者(悪性リンパ腫に罹病、化学療法に疑問)の例があった。
化学療法を止めてしばらくして、患者のリンパ球が減少しガンが再発したが、
その要因は、スーパーの閉店。スーパー通いは本人の生き甲斐だったという訳だ。
生き甲斐のスーパー探し、万歩計によるウォーキング、免疫力アップの食事、を
処方箋として提案。リンパ球も以前の正常値の2倍に増大し、リンパ腫も自然と
治まったという。「人生のテーマ」=生き甲斐の力畏るべし!如何なものか

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