SSブログ

人生のテーマ(2) [健康]

今日は満州事変から始まった15年戦争の悲劇的結末の日。67年前に、第二次世界大戦に
おいて、無条件降伏をした日である。様々な現実的現象は異なるが、満州事変当時と、
現在はどこか似通っている。それは、チョッとマシな生活が出来る様になった庶民が、
目先の欲に駆られて、全般的状況を見失っていることである。
当時も、軍部やマスコミが悪いというよりは、彼らが、庶民に踊らされたのである。
現在も、民主党の様なイカサマ政党が政権を盗り、イカサマ政治をしているが、今や
庶民に踊らされた政治家は、民主党のみならず全ての政治家の民主党化が起こっている。
その最たる者は橋下一派だ。彼らが次期選挙で躍進するなら日本は再度、滅ぶだろう。

「滅び」は政治の世界だけではない。人間の健康をも蝕んでいるのではないか?
白澤卓二著「ガンもボケも逃げ出す「人生のテーマ」の見つけ方」について、今日も
読んだ第三章までの感想を、社会と個人という観点から書いて見たい。
先ずは同書の、医療(治療医学偏重)批判である。これと同様の意見としては
中村仁一著「大往生したけりゃ医療とかかわるな」にもあり、最近の医学会も
だいぶまともになってきたと思う。しかし「滅び」の傾向は、残念ながら不変だろう。
寿命は延びたが、健康レベルは高まっていないから医療費も鰻上り!
医療業界は日本の財政破綻を煽る「マッチポンプ」に過ぎない。なぜなら予防医学を
等閑にして、不健康な延命治療によって、医療費を雪ダルマ式に増やしているからだ。
病気を対症療法で済ませ、重症化を放置して不健康を増大させて何ら恥じるところなし!
かね儲けに走る医療業界の放置は、戦前の軍部の放置と相通じるものがあるのでは?

個人にとっても社会にとっても、最も大切なはずの人間の健康について、その意識が
何故こんなにも低いのか?それは、個人としての「本当の生き甲斐」がないからでは?
というのが、白澤卓二の「人生のテーマ」提唱に結びついていると思う。政治的な
付和雷同、目先の欲に駆られるのも、しっかりした個人としての考え方がないからだ。
食生活に関して、「ドラッグ中毒」という言葉を同書から教わった。スナック菓子、
菓子パンその他ジャンクフード(悪しき資本主義食品)は、マイルドドラッグと呼び
中毒しない様に注意を呼びかけている。民主主義・資本主義には良い所があるが
個人やコミュニティ・社会がしっかりした考えを持たないと、中毒に陥って、いわば
マインドコントロールされてしまうのだ。
最後に、私としての朗報を記す。それは老化速度や寿命に関する最近の研究成果だ。
老化速度や寿命の長さは、以前は遺伝要因の影響が大きいといわれたが、実験結果に
よると今や、遺伝要因25%、環境要因75%で、環境要因に強い影響を受けるという。
日常の過ごし方、食事、運動等で、長寿遺伝子を活性化できる? 如何なものか
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。