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人生のテーマ [健康]

本屋で、白澤卓二著「ガンもボケも逃げ出す「人生のテーマ」の見つけ方」を購入。
同書購入の理由は、「人生のテーマ」を、どの様に扱っているか?に興味があった。
自分が生涯続けられる「人生のテーマ」を見つける事が健康長寿につながる。
これが、同書の主張らしい。私は、この意見に大いに賛成である。

第1章しか読んでいないが、コンティニュイティとサステナビリティという言葉で
「人生のテーマ」を、表現しているのに興味を持った。
同書では、コンティニュイティの例として、三浦敬三のスキー
サステナビリティの例では、その結果、得られた健康長寿、という風に書いている。
コンティニュイティの成果が、サステナビリティだというのである。
或いはコンティニュイティ=短期戦略、サステナビリティ=長期戦略、と呼んでいる。
「人生のテーマ」は、コンティニュイティの方か?サステナビリティの方か?
或いは、その両方か?私は、チョッと違うのではないか?と、思っている。

「人生のテーマ」は、コンティニュイティやサステナビリティという属性を備える
必要はある。しかし散歩やスキーなどの趣味は、出来なくなっても人生は継続する?
結局、「人生のテーマ」とは、人との比較ではなく、自分らしい立派さで人生を
継続するための主題であろう。
「人生のテーマ」としては、今迄読んだ範囲では適切な例が少なかったが、
1つだけ、ピタリ当てはまると思われる例があった。それは著者自身の事である。
「“自分が研究してきたアンチエイジング(抗加齢)実現のための啓蒙活動”という
使命感を持つ事が、私自身の「人生のテーマ」につながっている。」と書いている。

‘趣味’や‘健康長寿’が永遠の「人生のテーマ」ではありえないが、短期または中・
長期の「人生のテーマ」にはなりうるかも知れない。しかし真の「人生のテーマ」は、
著者の使命感の様な、精神的なものではなかろうか?

私の言葉で言うならば、「人生のテーマ」とは、「人間自然科学の探求」、
「人間自然芸術の鑑賞」などの何かに汲めども尽きぬ探究心、好奇心を持つこと、
或いは、同書の著者の様な社会的使命感を持つことではなかろうか?
社会的使命感を、死ぬまで継続できる人は少ない? 究極的には、孤独でも
十分に人生を楽しむ心を持つ事が「テーマ」になるのでは?如何なものか
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