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梅ちゃん先生_80回・恋愛検定という見方 [物語]

今日の話題は、1)患者として言う事を聴かない建造(高橋克美)の我儘を封じた
 「あれを皆に言いますよ!」という看護婦・山下(川俣しのぶ)の謎めいた言葉。
 2)患者・並木涼子(田崎アヤカ)と、梅子(堀北真希)との恋人と付き合う法の会話。
 3)資料室での梅子と松岡(高橋光臣)との甘え方及び開業費用等の話を含むやり取り。
 4)梅子に頼まれて坂田医院に行った弥生(徳永えり)が、坂田(世良公則)に美人と
 言われる話。5)梅子が帰宅途中、安岡製作所に寄り、信郎(松坂桃李)と恋人・咲江
 (佐津川愛美)と会話を交わす場面など、今後の展開の為の下地作りで纏まりがない。

こういう展開の場合は、一見バラバラに見える話に、ある程度共通点を見出す事も面白い。
今回、共通点として“人間関係における人情の機微”に注目したいと思う。どういう事か?
例えば涼子には彼氏が居てそれが彼女の元気の基になっている?梅子が、自分は松岡に
プレゼントなんか貰った事がないと嘆いて見せた時も、涼子は梅子に、「女の方にも問題
がある。甘え方が足りないのではないか?」とアドバイスする場面があった。
この場合、涼子の方が、男女関係の“人情の機微”に通じているといえるかどうか?

もう1つ例を引くと、私の言いたい事が、より鮮明に浮き出てくると思う。それは咲江の
「信郎さんは、梅子さんに対する時と、私の時とでは、態度が違う」と言った場面である。
梅子も咲江も、制作品をうっかり地面に落としたのだが、咲江には「いいよいいよ!」と
優しく言ったが、梅子には「1つ貸しだな!」と厳しかった。「優しい方が良いだろう」と
信郎は咲江に言って、咲江も頷いていたが、どこか、納得の行っていない顔だった。
更にもう1つの例は、坂田から「美人の女医さん」と言われ、弥生は相当坂田にいかれた?
梅子の代りに坂田医院に行った弥生は、社交辞令と思われる坂田の言葉を真に受けたのでは?
何せ、弥生は家族から「可愛くない」と思い込まされて育ったと言うから、男性の甘言には
免疫性が低く、慣れていない為に、坂田の甘い言葉に容易に感染してしまった?

梅子は、信郎とは幼馴染で気のおけない仲だし、松岡も気取った付き合いでは無い。
涼子に教えられて、資料室で出会った松岡の肩に寄り掛かり、足りないといわれた甘え方を
練習してみたが、「大丈夫?疲れているみたいだけれど」と松岡に言われてしまった。
まあ、ほっしゃんの恋愛検定で言えば、梅子はどのレベル?「中級」程度だろうか?
弥生は正に「入門」レベル?そして涼子は思い込みが激しいから、どうも「初級」落第臭い?
咲江は、「初級」クラスとはいえ、信郎への思いは本物で、合格ラインか? さて
それにしても看護婦・山下の「あれを皆に言いますよ!」という謎の言葉が気がかりだ。
建造には良い奥さん(南果歩)がいる。まさか男女問題ではなかろう。如何なものか
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