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戒説:橋下の陰謀 [物語]

橋下の政策面と人間性の面を、昨日のブログで取り上げた月刊誌「正論」5月号・適菜収の
記事に加えて、同誌の佐藤孝弘の記事などによって、ある程度、具体的に把握した。そこで
今日は、私がこれ迄ブログで記述した内容を踏まえて、「橋下の陰謀」を戒説したいと思う。
戒説とは、戒めのための説であり、有ってはならない事であって、空説である。しかし
「空即是色」という事もある。空想が現実になっては困るから、戒説するのである。

2009-08-06のブログ「原爆の日'09」で、“橋下大阪府知事が、この間テレビで臆面もなく、
「悪魔に魂を売ってでも、人を動かさねば政治家の価値はない」と吠えていた”、と書いた。
デール・カーネギー(米国の大実業家)の主著の書名<日本語>にもなっている「人を動かす」
のは政治家の役割では無く、ビジネスマンの役割だ。政治家と商売人を同一視するという
センスは、既に政治家の資格がない。そこで‘悪魔に魂を売る’という言葉を刺激的な
言葉のあやと、簡単に受止めてはいけないのではないか?と考えた。

これは自分が現在、人を動かし、やろうとしている内容を推進しなければ、自分の価値が
ないとまで思い詰めた心理状況を語るものか?それとも、彼の深層心理が吐かせた言葉で
まともに‘悪魔に魂を売って’しまっているのだろうか?もし、そうなら、‘悪魔’と
は誰か?そこで、私の推論では、‘悪魔’=丸坊さん、ということになる。

その根拠は、2012-02-10のブログ「生活保護と地方格差」で示したデータ等である。
大阪市、東大阪市等が突出して生活保護者の対人口比率が高い。また指定都市でも、京都、
神戸、札幌などが高い。生活保護費の半分は医療扶助で、医薬品転売や、過剰医療等の
陰には丸坊さんがいらっしゃるという。大突出大阪は、丸坊さんの本拠地で、ある程度
浸透している京都、神戸、札幌なども、これからは丸坊さんの大きな財源になると思う。

私がブログで橋下が気になりだしたのは、2009-01-27のブログ「仁と義と」からであるが
「悪魔に魂を売ってでも」発言を取上げたのは、2009-07-31のブログ「マスコミ批判」。
それ以降の橋下徹の大躍進は、一弁護士がなせる技ではない。民衆からの浄財なのか?
私は、その財源に丸坊さんが絡んでいると考えるのである。橋下には橋下なりの、
ヒトラーの様なトテツもない野望(理想)があるのではなかろうか?だから橋下の政策は
当初と異なり、次から次に打出してくる政策は、大阪を良くする事とは直接関係ない。
大阪を中途半端にして、問題を他に転嫁する事は、結局、丸坊さんを利することになる?
「魂を売って人を動かす」という陰謀は、見事、成功したようである。読切の御粗末!
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