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増税ホントに必要か? [社会]

今日は朝起きたら雨!大寒に冷雨散歩か!とチョッとうんざりしたが、散歩開始時刻には
何とか曇天まで戻った。途中、薄日も差し風も弱まったが、最後は晴天になったにも
拘らず、冷たい北風が吹きすさび、折角の太陽より北風が勝って散歩人は大変だった。

今日、月間雑誌「Will」を購読したが、なかなか面白い事が書いてあった。
冒頭の加持伸行氏の「朝四暮三」。新連載だそうだが、味わい深く読ませてもらった。
顔氏推(531-591)の「顔氏家訓」からの引用文で、「社会保障と増税政策」の野田内閣や、
社会保障を増税で賄うという泥沼政策を後押ししている学者や評論家を批判していた。
 
「顔氏家訓」は全20章からなるが、第2章の、「上智教えずして成り、下寓教えても益なく、
 中庸教えざれば知らず」という言葉を引用している。意味は、
「上智(出来る人)は、教えなくても智恵を獲得し、下寓(出来ない人)は教えても無駄、
 中庸(普通の人)は、教えれば智恵を獲得できる」という意味である。
しかし加持氏の記事を読むと、泥沼政策を後押ししている学者や評論家は、無駄な勉強では
なく、世の中に害毒を流す勉強をしている事になるのではないか?

中庸という概念は、異端をあぶりだす概念という事もできるだろう。
現代のように普通であることに価値を見出せなくなっているような時代には、異端もまた
何が異端なのか?分からなくなっているのではないだろうか。
「中庸教えざれば知らず」というのは、決して悪い意味ではない。教えない悪知恵まで
考え出さないという意味もある。「上智教えずして成る」というのが、最も厄介なのだ。
聖人たちは、上智が、あざとい人間に成らぬ様な人格教育こそ大事だと考えていた。

もう1つは、九段靖之介氏の「永田町コンフィデンシャル 役人のヘソクリ650兆円を吐き出させ!」
元財務官僚で経済学者・高橋洋一著「財務省が隠す650兆円の国民資産」講談社、を
題材として、増税不要論をぶっている。鳴り物入りの事業仕分けでたった7千億。今や
官僚の原稿を棒読みして、官僚の傀儡と化した民主党政権は、どうなっているの?

そして最後極めつけは、竹中平蔵の「消費税増税なんて必要ありません」という記事。
竹中は、高橋洋一の上司でもあったから、埋蔵金の事が書いてあるかと思ったが、さすが
大物、人の褌では相撲をとらない。兎にも角にも、マニフェスト違反に相次ぐ失政、
その上に増税とは!そりゃつれなかろうぜ!なあ民主党政権さん! 如何なものか
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