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恋人づくり 27回の見所 [物語]

韓流ドラマ・恋人づくり 27回の見所は、サンウン(ユジン)の父ギョンテ(カン・ナムギル)が
サンウンとヨジュン(キ・テヨン)の婚約破談をキム家に伝えた事による波紋の拡大であろう。
ヨジュンにとっても深刻な問題である。そこでヨジュンはサンウンを促し、二人は一泊旅行に
出かけた。婚約中だから韓国でもそれ程、世間的には問題にならない?そこで旅行から帰って
両家の家族に、責任をとって結婚すると宣言した。余りにも鮮やかな作戦だった。

サンウンとヨジュンの婚約破談の波紋で一番の見所は、ギョンテの話に、一旦は我慢したが
結局堪忍袋を切ったソクジュ(イム・ヒョンシク)が、キム家に乗り込んだ場面である。
クムジャが「立場を違えて、ヨジュンが素性知れずだったらどうか?」と問うたが全くの愚問。
素性知れずの赤子(サンウン)を30年間、我が子として大切に育てたギョンテやソクジュが、
ヨジュンが素性知れずでも問題にするはずがない。クムジャは自分の立場しか見えてない。
ソクジュは、最後に「お宅の、器の小ささにはがっかりした。」と言って帰っていった。

ヨジュンとの一泊旅行で、サンウンがヨジュンに話した事も興味深いものがあった。サンウンは
日没を見ると二人は添い遂げられないという迷信を語るが、ヨジュンは「日没は別の場所では
日の出、ものは考え方次第だ」と心のあり方の大切さを諭した。その後、サンウンは「考えて
みると私は運が良い。パパとママの子で私は本当にラッキーだった」と気持を切替えた。
ヨジュンには何の欠点も無い幸せな人間に見えるが、彼には、クムジャ(ヤン・ヒギョン)という
旧弊な母親がいる。それが彼の最大の欠点であり、弱みであろう。ギュハンもまた欠点の多い
母親を持つ。同病相憐れむ間柄で、ヨジュンとギュハンは、親友になったのかも知れない。

私にとって、この物語の魅力は、負い目や欠点、過去の失敗等を背負う登場人物が、それでも
前向きに懸命に生きようとする姿を描こうとしている所にある。
ヨジュンの母親クムジャも、ギュハンの母親ジニ(クム・ポラ)も、器は小さく、自己中?だが、
子どもを大切に思っているのだ。ヨジュンは愚かな母として切って捨てるのではなく気付くまで
辛抱強く待つ姿勢? 片やギュハンは、どうしようというのだろうか?

ヘソン(ビョン・カミン)は、餅屋のフランチャイズ経営で、着々と点数を稼いでいる。しかし
問題の父親が病気で倒れてしまう。一難去ってまた一難という所。ユニ(キム・ジョンナン)は
ギュハンとの板ばさみではあるが、私の目には、ヘソンに傾いている様に見える。ユニとヘソン、
サンウンとヨジュンの問題はどの様な決着に導かれるのか?そして、サンウンと実母との関係は?
決着には、韓国的な特徴があらわれるのか?否か?その辺が見所では?如何なものか
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